Category Archives: COLUMN / コラム

コラム:進む市販車のロードディスク化、スペシャライズドやジャイアントなど大手完成車メーカーはキャリパー切り捨てを公言、しかしプロ限定キャリパーモデルが勝利量産、プロと一般市場のニーズの違い

一気に加速するロードバイクのディスクブレーキ化、当初はプロ選手たちを広告塔にその拡散を狙ったが、まさかの選手たちによる「不要」論が向かい風となり、その普及は足踏みを余儀なくされた。しかしここへきて完成車メーカーがしびれを切らす形で強硬策に出たような形となっている。モデルチェンジに際してキャリパー(リ……

コラム:カーボン全盛期が生んだ「自社設計しないブランド」、「自社生産しないブランド」の乱立、そこに依存した日本の自転車業界の低迷の脱却のきっかけはあるのか?

このカーボン全盛期、その弊害の一つと言えるのが「自社設計しないブランド」、「自社生産しないブランド」の乱立だ。1980年代から1990年代にかけて、MTB全盛期にはハンドメイドブランドが乱立したが、そのほとんどが自社生産にこだわったブランドだった。しかしその生産量からニーズの多さに対応できなかったり……

コラム:果たしてハイエンドコンポーネントはレースで絶対なのか?プロレース現場とアマチュアの違い

世界最大のコンポーネント企業であり、今や市場独占状態であるシマノ、日本では当たり前のようにその最高級機材であるデュラエースこそがレースコンポーネントだと認識されている節がある。そしてアマチュアレースなどで、それ以下のコンポーネントを使っていると先入観と偏見をもって「あいつはレースをなめている」、「初……

コラム:ロードディスク問題で思うこと:選手たちの本音と業界の不誠実、不足する説明と、分けなければいけないプロ用と一般用の議論

昨今話題に上ることが多くなったロードレースにおけるディスクブレーキ使用に関することだが、メディアの多くは業界からのスポンサードを受けているために、選手たちがどれだけ今の段階でいらないと声を上げようともそれに対して否定的なことがほとんど書けないでいる。対してサイクリングタイムでは何度となく選手の声を積……

サイクリング座談会Vol.2:カーボンの未来は?輪界の不況は?ロード用ディスクブレーキは?有名店主、バイクメーカー担当者、元ワールドツアー選手、現役ホビーサイクリストらによる座談会

~ロードディスクやコンポに関して CT(サイクリングタイム):ロードのディスクブレーキ問題がレースシーンを賑わせていますけど、どう思います? B(国内メーカー担当者):結局のところ輪界全体に蔓延しているんですが、商品の魅力に説得力がないんですよね。エンドユーザーに自転車の面白さが発信できていない……

サイクリング座談会Vol.1:カーボンの未来は?輪界の不況は?ロード用ディスクブレーキは?有名店主、バイクメーカー担当者、元ワールドツアー選手、現役ホビーサイクリストらによる座談会

アニメの影響で盛り上がりを見せたロードブームも一段落、そんな輪界は話題に事欠かない。最近ではマーケットを席捲してきたカーボン素材に対してクロモリやアルミが攻勢にではじめ、再び素材バトルが盛り上がりを見せている。またここ数年ロードレースシーンで常に話題になっているのがロード用ディスクブレーキだ。レース……

コラム:人はなぜ軽量化に魅せられるのか、0.1gを削ることに命をかけるという自転車の楽しみ方、乗るだけではない、ある一つの自転車の楽しみ方の形

自転車は人を魅了する乗り物の一つだ。そしてそこには車同様にカスタマイズやチューンナップする楽しみが存在している。自転車のカスタマイズでまず多くの人が頭に浮かべるのが軽量化だ。どこまで軽く出来るのか、それは時に実際に乗ることよりも、マシン自体を改造することが最優先事項とさえなるのだ。。自転車は乗ってな……

ショップで買うべき?海外通販で買うべき?それぞれのメリット・デメリットとは?メーカーやショップの対応は?自分に適したスタイルでショッピングを楽しむ極意

海外通販がより一般的になり、海外で購入するほうが安く手に入るということで利用者は年々増え続けている。国内の販売業界はそれに戦々恐々とし、多くの代理店は海外通販で買ったものはメンテナンスや保証をしないだけでなく、取扱い小売店にも同様の対応を求めているケースも多い。しかしそれでも利用者が増えつづける背景……

ロードのタイヤが太くなっていくことの意味はあるのか?現代に与えられた乗り方に合わせた多様性、あなたはどちらを選ぶ?自分自身とバイクを考えて適切なタイヤ幅選択を

ロードレースと言えば、かつては細いタイヤが主流だった。18C や20Cなどが当たり前であり、細身のフレームとあいまって繊細なシルエットがその佇まいであった。しかし昨今ロードバイクはカーボン全盛期となり、ごついボディーに合わせるかのようにタイヤもどんどんと太くなり、今や25Cどころか、クロスバイクのス……

コラム:アジアバイクショーから思うこと、日本と同じ道を途中まで辿ってきた中国が向かう独自の歩み、OEM卒業ではなく続けながらの歩みを選択の理由とは

トランプ米大統領の訪中で、一気に世界経済の中での中国の立ち位置が変わろうとしているが、それより前から自転車界の中での中国の成長は目をみはるものがあった。安かろう悪かろうと言われ低賃金でローエンドの量産品を作っていた国が、今やイタリアやアメリカの大手メーカーがこぞって自社工場やOEM生産を委託する国に……