ジロ・デ・イタリア第14ステージ:個人TTを制したのはガンナ!ポガチャルのタイムを確認し安堵の表情、ポガチャルは後半伸びずステージ2位に終わるが総合でさらにタイム差を広げる

©Giro d’Italia
今大会2度目の個人TT ,前回の個人TTで圧倒的なタイムをたたき出しながら、最終走者のタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)に驚異的なタイムをたたき出されステージ勝利を逃したフィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアス)が平坦コースでの個人TTで正真正銘の勝利を手にした。暫定首位の選手が座るホットシートに座りながら、ポガチャルのタイムを食い入るように見つめていたガンナはポガチャルのタイムが自分のタイムをうわまらないことを確認して、ようやく安堵の表情を見せた。

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全回の個人TTでそのガンナを上り区間で大逆転したポガチャルだったが、前半2つ目間ので中間計測ではガンナと同等の走りを見せたが、最後の平坦区間での出力勝負で一気に30秒引き離され、29秒差の2位に終わった。しかしこの走りで総合ではすべての総合上位勢に対し大きくタイム差を広げることに成功した。この日ステージ4位に入り、総合2位にジャンプアップしたゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアス)に対しては3分41秒差までタイム差を広げることに成功した。
今日総合上位勢で素晴らしい走りを見せたのは新人賞ジャージを着用する総合5位のアントニオ・チベリ(バーレーン・ヴィクトリアス)、さらには総合4位のベン・オコナー(デカスロンAG2Rラモンディアル)だ。それぞれガンナから1分19秒差と1分25秒差のステージ6位と7位と健闘し、総合表彰台を射程圏内に捉えている。だが昨日まで総合2位のダニエル・マルチネス(ボーラ・ハンスグロエ)は、大きくタイムを失うことが予想されていたが、大健闘の走りでガンナから1分45秒遅れのステージ14位で終え、総合順位こそ一つ落としたが、表彰台圏を守り抜いた。
また昨日まで総合10位だったサイメン・アレンスマン(イネオス・グレナディアス)がステージ3位の快走を見せ、これで総合6位まで一気に順位を上げてきた。イネオス・グレナディアス はこれにより総合上位に2人の送り込んだことで、攻撃の手札が増えることとなった。更にチームはこのステージ、優勝したガンナ、3位のアレンスマン、4位のトーマスに加え、8位にトビアス・フォス、12位にマグナス・シェフィールドと上位に5名の選手たちが顔を揃えた。

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フィリッポ・ガンナ(ステージ1位)
「さっきヨナタン・ミラン(リドル・トレック)と話していたんだけど、スプリントは70秒で勝敗がわかるけど、ITTは2時間以上待たなきゃいけないからしんどいよねと。だから途中で感情がこみ上げてきてしまったよ。やっぱり地元イタリアでの勝利は特別だし、ここ何度も逃してきていたからね。それにトーマスがいい走りをしてくれて、総合での順位が上がった。継ぎはこのポジションをキープするために明日からまた仕事をするよ。」
タデイ・ポガチャル(ステージ2位、総合1位)
「確かに今日もリードを広げたかもしれないけど、レースはこれからだよ。これから本学的な山岳が始まれば、何が起きるかわからない。予報では雨や雪になっているからね。とにかく天候が荒れないことを願いたいね。今日も攻めたのは、一秒でもタイムを多く獲得しておくことがチームの為になるからさ。その方がこれからのステージに向けては安全であり、無駄なリスクを背負う必要が減るからね。」

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ジロ・デ・イタリア第14ステージ順位
1位 フィリッポ・ガンナ(イネオス・グレナディアス) 35’02”
2位 タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ) +29”
3位 サイメン・アレンスマン(イネオス・グレナディアス) +1’07”
4位 ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアス) +1’11”
5位 ルーカス・プラップ(ジェイコ・アルーラ) +1’14”
6位 アントニオ・チベリ(バーレーン・ヴィクトリアス) +1’19”
7位 ベン・オコナー(デカスロンAG2Rラモンディアル) +1’25”
8位 トビアス・フォス(イネオス・グレナディアス) +1’26”
9位 ミケル・ビョルグ(UAEチームエミレーツ) +1’28”
10位 エドアルド・アフィニ(ヴィズマ・リースアバイク) +1’30”
ジロ・デ・イタリア総合順位
1位 タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ) 50h00’09”
2位 ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアス) +3’41”
3位 ダニエル・マルチネス(ボーラ・ハンスグロエ) +3’56”
4位 ベン・オコナー(デカスロンAG2Rラモンディアル) +4’35”
5位 アントニオ・チベリ(バーレーン・ヴィクトリアス) +5’17”
6位 サイメン・アレンスマン(イネオス・グレナディアス) +6’30”
7位 フィリッポ・ザナ(ジェイコ・アルーラ) +7’26”
8位 ロメイン・バルデ(チームDSMフィルメニッヒ・ポストNL) +7’52”
9位 ロレンツォ・フォーチュナト(アスタナ・カザフスタン) +8’40”
10位 アレックス・バウダン(グルーパマFDJ) +8’56”
H.Moulinette












