クラシカ・サンセバスチャン2023:まさにエヴァネポエル劇場!相性抜群のレースでエヴァネポエルが23歳にして早くも3度目の勝利!次に狙うは世界選手権連覇(ダイジェストあり)


©Clásica San Sebastián
ツール・ド・フランスが終わり、すでにシーズンも後半戦へと差し掛かる。真夏真っただ中のスペインで行われたクラシカ・サン・セバスチャンには多くの強豪選手が顔を揃えた。ツール・ド・フランスで活躍した選手たちもそのコンディション維持の為に出場するだけに、勝利は簡単ではない。しかしこのレースを得意としているレムコ・エヴァネポエル(ソウダル・クイックステップ)にとっては、そんなことは全く問題なし。弱冠23歳にして早くも3度目の今大会優勝を果たした。これで早くも大会最多優勝記録に並んだ。
移籍噂話が世間を賑わせ、「あほらしい」とそれを一蹴したばかりの世代最強男にとって、過去2回の優勝は圧倒的な独走勝利だったが、今回はその前にツール・ド・フランスで総合6位に入った強豪ペッロ・ビルバオ(バーレーン・ヴィクトリアス)が立ちはだかった。しかしそれも全く問題なし、マッチレースとなったスプリントでビルバオを完全撃破、圧倒的な爆発力で勝利の雄たけびを上げた。

©Clásica San Sebastián
このレースでも過去同様に仕掛けは早かった。残り70㎞、最後から3つ目の上りでエヴァネポエルは早くも勝負に出る。するとそれを許すまいとビルバオ、アレクサンダー・ヴラソフ(ボーラ・ハンスグロエ)とアルベルト・ベッティオール(EFエデュケーション・イージーポスト)の3人が食らいつき、展開は早くもこの4人に絞られる。
するとま次の上りでベッティオールが脱落、更にビルバオとエヴァネポエルの加速でヴラソフも脱落し、そのままエヴァネポエルはビルバオも脱落させるべくさらにペースアップ、しかしビルバオはしぶとく食らいつき離れない。

©Clásica San Sebastián
そしてそのままゴールスプリントへと持ち込まれるが、そうなれば爆発力のあるエヴァネポエルの前ではビルバオは役不足だった。力で豪快にビルバオをねじ伏せたエヴァネポエルは余裕をもって勝利、さらに勝利の雄たけびを上げ自らの勝利を祝った。今シーズンはこれでリエージュ・バストーニュ・リエージュでの大会連覇に続く2年連続同大会優勝、そうなれば対ぎに狙うのはもちろん世界選手権連覇、アルカンシエルの死守、2年連続の世界チャンピオンだ。
クラシカ・サンセバスチャンダイジェスト
クラしか。サンセバスチャン2023順位
優勝 レムコ・エヴァネポエル(ソウダル・クイックステップ) 5h30’59”
2位 ペッロ・ビルバオ(バーレーン・ヴィクトリアス)
3位 アレクサンダー・ヴラソフ(ボーラ・ハンスグロエ) +28”
4位 ニールソン・パウレス(EFエデュケーション・イージーポスト) +2’50”
5位 イオン・イザギーレ(コフィディス) +2’57”
6位 トム・スクインス(リドル・トレック) +3’02”
7位 アレックス・アランブル(モビスター)
8位 ルイ・コスタ(インターマルシェ・ワンティ・サーカス)
9位 アンドレア・バジョーリ(ソウダル・クイックステップ)
10位 ティス・ベノート(ユンボ・ヴィズマ)
H.Moulinette
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