NTTプロサイクリング最後の一枠に入部正太郎が加入へ!全日本チャンピオンでもあり、名フレームビルダー故入部正紀の息子がワールドツアーチーム入り!


©NTT Procycling
先日発足したNTTプロサイクリング、28名中27枠が決まっていたが、残る一枠になんと全日本チャンピオンの入部正太郎の加入が発表された。これで来シーズンのワールドツアーには新城幸也と入部正太郎の二人がエントリーされることとなった。
入部正太郎は、今年亡くなった故入部正紀(ブランド名:IRIBE)の息子でもあり、その父親の勧めで高校で自転車競技を始め、その後早稲田大学ではトラック競技の日本選手権のポイントレース優勝、国体の団体追い抜き優勝(4連覇)など結果を残し2012年にシマノレーシングに加入した。ロードレースではJプロツアーで通算4勝、UCIアジアツアーでも通算3勝と結果を残し、今年の全日本選手権を制してナショナルチャンピオンとなった。
年齢は30歳と決して若くはないが、急激に成績が伸びたのはここ数シーズンのこと、中堅選手としてどこまでできるか、その挑戦に注目したい。
“この度はチームNTTに加入できる事出来て、大変嬉しく思います。競技を始めてずっと目標にしていた世界トップカテゴリーのチームで世界に挑戦する事が出来ます.
これは私にとってこの上ない幸せであります.
30歳から挑戦という事は決して簡単ではありませんが、私は全身全霊をかけてチームの為に走ります。ご尽力いただきました方々には感謝申し上げます。ありがとうございました.”
チームは日本母体企業に加え、日本人選手を獲得したことでジャパンカップなどへの参戦も視野に入れており、今回の編成で日本でのマーケティングをチーム運営の一部としたい考えだ。
H.Moulinette