訃報:将来を約束されていた22才のビョルグ・ランブレヒトがツール・ド・ポローニュの落車で死亡


©Lotto Soudal
残念なニュースが飛び込んできた。現在開催中のツール・ド・ポローニュ第3ステージで、ロット・ソウダルのビョルグ・ランブレヒトが落車、22歳の短い人生の幕を閉じた。将来が最も有望視されていた選手の一人でもあり、昨年度のU23世界選手権銀メダリストであり、今シーズンもここまでクラシックシーズンから活躍を続け、フレッシュ・ワロンヌでは4位、ブラバンツ・パイルでは5位、アムステルゴールドレースでは6位、さらにはクリテリウム・ド・ドーフィネでは新人賞を獲得し総合12位に入るなど着実に結果を残し始めていた。間違いなく来シーズンはチームのエースとなったであろう存在の早すぎる死は残念でならない。
たまたま昨日のステージ直後に「調子が良ければ総合優勝を狙うよ」とコメントしており、今大会での活躍が注目された矢先の出来事だった。
情報がまだ錯綜しており、詳細はわかっていないが、コンクリ壁に突っ込んだとされており、ヘリコプターでの空輸が必要だったが、ランブレヒトの状態がそれができる状況になく、その場での対処をしたのちに、救急車で搬送、即手術が行われたがそのさなかに帰らぬ人となった。
将来を期待されていたトップクラスの選手であり、間違いなくこれからの時代を背負っていける逸材だっただけに残念でならない。そしてサイクリングが改めて危険と隣り合わせのスポーツであることを痛感させられた。
R.I.P. Lambrecht
H.Moulinette