BMCがチーム継続へ!スポンサー獲得で窮地に立たされていたBMCに救世主現る、CCCスプランディ・ポルコウィチェと統合でチーム存続へ、ヴァン・アーヴェルマートはこれで残留へ


©Tim D.Waele/Getty Images
8月1日の移籍解禁を前に、スポンサー離脱(新チーム設立を模索)でチーム存続の危機に立たされていたBMCは、すでにリッチー・ポート、ティージェイ・ヴァン・ガーデレン、ローハン・デニスと言う主軸メンバーの移籍がリークされてしまう事態に陥っていた。BMCはすでにディメンション・データへのバイク供給が噂されている中、新チームはバイクもまだ未確定ながらジャイアントが供給することでチームは何とか存続へこぎつけたようだ。

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「移籍も考えな変えればならない」とコメントしていたグレッグ・ヴァン・アーヴェルマートはこれでエースとして残留が決定的、さらにはミハエル・シャール、ネイサン・ファン・ホーイドンクら主力の残留も確定的だ。さらには今や一大勢力となりつつあるポーランド勢がそこに加わることとなりそうだ。
「来年度のチームはグランツールのエースはいない。」ジム・オチョウィッツ代表はそう語るが、しかしながらチームはこれでワールドツアーライセンスの維持には成功する形となった。

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プロコンチネンタルチーム、CCCスプランディ・ポルコウィチェのオーナーでもあるダリウス・ミレックは元プロ自転車選手でもあり、今では自らのファストファッションブランド、CCCで大成功をおさめ、ポーランドでも指折りの大富豪まで上り詰めた人物だ。ワールドツアーチームへのステップアップを目論んでいたこともあり、今回のBMCとの合併は願ってもないチャンスとなったようだ。
H.Moulinette