R.I.P. Michael:ミカエル・ホーラールツ(ヴェランダズ・ウィレムス・クレラン)がパリ~ルーベで落車、心肺停止から一時蘇生するもその後帰らぬ人に
残念な出来事が起こってしまった。落車が連発したパリ~ルーベのレースで、中盤で落車をしたミカエル・ホーラールツ(ヴェランダズ・ウィレムス・クレラン)がその短い人生の幕を閉じた。現場で心肺停止が確認され即座に心臓マッサージが行われ何とかいちょどは蘇生に成功したが、その後緊急搬送された病院で様態が再び悪化、夜になり再び心肺停止、そのまま家族らに見守られる中帰らぬ人となってしまった。
プロコンチネンタル2年目のまだ23歳、今シーズンはここまですべてクラシックレースに出場していただけではなく、トップ10入り1度、トップ20入り2度と将来を有望視されていただけ極めて残念だ。最後のレースとなったパリ~ルーベ、そのレースでの雄姿をサイクリングタイムの契約カメラマンが捉えてくれていた。
このレースに限ったことではないが、今シーズンここまでのレースでの落車の頻度は間違いなくここ数年で最も多いように感じられる。要因は何かと聞かれても答えようがないが、選手たちが懸念していたことも当然あり、今後どのようにUCIや主催者が選手たちの安全を考慮していくかを注視せねばならないだろう。
悲しいニュースはあまり伝えたくないものだ。
R.I.P. Michael Goolaerts
H.Moulinette