ツール・ド・フランス2026第1st:熱波のヨーロッパで開幕、チームTTを制したのはヴィズマ・リースアバイク!ヴィンゲガードが初日のマイヨ・ジョーヌ獲得!ポガチャルのUAEは序盤出遅れ3位
バルセロナで開幕を迎えた今年のツール・ド・フランス、熱波でフランスで44度、ドイツで41.5度スペインで42.5度と熱波が襲っている中でも開幕を迎えた。スタートも時間が遅く設定されたがそれでも過酷な環境での開幕となった。今後大会自体は熱波が続けばステージキャンセルもありうると主催者はすでに宣言しており、今年のツール・ド・フランスは機構との戦いにもなりそうだ。

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その第1ステージは久しぶりのチームTTが用意された。初日の勝者が最初の総合リーダージャージを着ることができるだけに、例年通常のロードステージであればそのチャンスを狙うスプリンターやパンチャーたちによる壮絶な潰しあいとなるが、チームTTは純粋なチーム力勝負であり、初日にして総合上位争いにおけるアドバンテージを誰が得るのかに注目が集まった。今回のチームTTはルールに変更があり、通常の4人目でのタイム計測ではなくステージ順位はゴールラインを通過したチームの最初の一人のタイム、総合に関しては個人のタイムとなるため、ぎりぎりまでチームで引っ張りエースを発射するという特殊なフィニッシュとなった。

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今大会での総合上位を狙いたいチームは、各チームこのチームTTを見据えての選手構成をしているが、ヴィズマ・リースアバイクはワウト・ファン・アールトを病欠で欠く状況もあり、優勝候補には上がっていなかった。しかし蓋を開けてみればエースのヨナス・ヴィンゲガード、マッテオ・ヨルゲンセン、ダビデ・ピガンツォーリが快走を見せ、鮮やかにヴィンゲガードを発射、ステージ優勝を成し遂げて見せた。これにより総合優勝候補最右翼の一人ヴィンゲガードは初日にして早くも総合リーダーの証、マイヨ・ジョーヌに袖を通すこととなった。

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それに迫ったのは絶対的TTスペシャリストを要するネットカンパニー・イネオス、世界最強のTTスペシャリストのフィリッポ・ガンナ(ネットカンパニー・イネオス)が最後はパワーを見せつけ8秒遅れのステージ2位で初日を終えた。
ヴィンゲガードの最大のライバルとなる歴代最強男のタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツXRG)だったが、チームは序盤からタイム差をつけられ苦しい展開となる。それでも後半ペースを上げタイムを縮め、最終的には12秒差のステージ3位での滑り出しとなった。ステージ勝利こそ逃したが、ポガチャル自身は後半の上りセクションをヴィンゲガードよりも早いタイムで上り切るなど、好調さを見せつける形となった。
ステージ4位にはリドル・トレックのホァン・アユソ、ステージ5位はレッドブル・ボーラ・ハンスグロエのレムコ・エヴァネポエルと総合優勝候補たちはそれぞれ順調な走りでタイムロスを最低限にとどめた。注目のポール・セクサス(デカスロンCMA・CGM)はチームとしてはステージ6位だが、アイザック・デル・トロ(UAEチームエミレーツXRG)、ピガンツォーリ、フロリアン・リポウィッツ(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ)、トビアス・フォス(ネットカンパニー・イネオス)がそのタイムを上回っていたために個人総合では10位からのスタートとなった。
このステージでは思わぬ落とし穴が待っていた。XDSアスタナは今大会もステージ勝利を量産することを狙っており、総合争いには興味を示すチームではないが、中盤に選手の一人が路面の構造物にタイヤをすくわれる形で落車し、チームメイトを巻き込んでしまった。結果チームTTでは2分18秒の大差での最下位、さらに今回は個々の選手でのゴールタイムが総合では採用されていることから、落車をしたメンバーは初日で大きくタイムを失うこととなった。だがならば、これを逆手にとってのアタックが大会序盤から見られるかもしれない。

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タデイ・ポガチャル(ステージ3位、総合3位)
「がっかりなんてしていないよ。最高のパフォーマンスは出せたんじゃないかな。もちろん勝利は狙っているけど、まずは無事に初日を終えられたことに安堵しているよ。準備時間が20分ぐらいしかないし距離も長い、本当にこのステージはストレスだったんだ。最近はなかなかチームTTをやることがないからね。総合3位で山岳賞ジャージもゲットしてるけど、これからの数日、早ければ明日にでも総合リーダージャージを奪取しに行くかもね。」

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ツール・ド・フランス第1ステージ順位
1位 ヴィズマ・リースアバイク 21’47”
2位 ネットカンパニー・イネオス +08”
3位 UAEチームエミレーツXRG +12”
4位 リドル・トレック +16”
5位 レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ +19”
6位 デカスロンCMA・CGM +39”
7位 アルペシン・プレミアテック
8位 グルーパマFDJユナイテッド +41”
9位 バーレーン・ヴィクトリアス +47”
10位 ジェイコ・アルーラ +51”
ツール・ド・フランス総合順位
1位 ヨナス・ヴィンゲガード(ヴィズマ・リースアバイク) 21’47”
2位 フィリッポ・ガンナ(ネットカンパニー・イネオス) +08”
3位 タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツXRG) +12”
4位 ホァン・アユソ(リドル・トレック) +16”
5位 レムコ・エヴァネポエル(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ) +19”
6位 アイザック・デル・トロ(UAEチームエミレーツXRG) +26”
7位 ダビデ・ピガンツォーリ(ヴィズマ・リースアバイク) +28”
8位 フロリアン・リポウィッツ(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ) +35”
9位 トビアス・フォス(ネットカンパニー・イネオス) +38”
10位 ポール・セクサス(デカスロンCMA・CGM) +39”
H.Moulinette












