オムループ・ヘット・ニウスブラッド2026:春のクラシック開幕!ファン・デル・ポエルが初出場で16㎞を独走で勝利、クラシック通算勝利数を22勝まで伸ばす(ダイジェスト動画あり)
ついに開幕した春のクラシック、そのオープニングを飾ったのはマシュー・ファン・デル・ポエル(アルペシン・プレミアテック)、これでモニュメント8勝を含むクラシック勝利数で通算22勝目となった。今シーズン初レースが初めての出場となったオムループ・ヘット・ニウスブラッドだったが、得意の石畳の走りはここでも健在、残り16㎞で抜け出すとゴールまで独走、今シーズンも予想されるであろうタデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツXRG)との直接対決を前に幸先よく勝利を挙げた。2位にはスプリントの末ティム・ファン・ダイク(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ)、3位にはフロリアン・フェルメッシュ(UAEチームエミレーツXRG) と競合3チームが表彰台を分け合った。

©Alpecin Premier Tech
雨に濡れた石畳は予想通りクラッシュのオンパレード、シーズン序盤での大きなけがは誰もが避けたいところだが、貪欲にレースを狙う各選手たちにとっては一戦一戦がサバイバルでもあり、この日も激しい駆け引きと力比べが繰り返された。レース序盤に発生した5人の逃げが最大で4分弱までその差を広げたが、ここからアルペシン・プレミアテックが組織力を発揮し、集団のペースを維持していく。
そしてレースも後半に差し掛かると、EFエデュケーション・イージーポスト、レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ、さらにはそうダル・クイックステップ・チュードル・プロサイクリングらがペースを上げていく。どのチームにとってもクラシックの勝利は喉から手が出るほど欲しており、各チーム主要選手を出場させてきているだけに展開は刻一刻と変化していく。しかし残り60㎞を前に多くの落車が次々と発生、展開は荒れ模様となっていく。新たにチームのエースとなった優勝候補の一角、ポール・マニエ(ソウダル・クイックステップ)はメカトラに泣かされ後退してしまう。
そして残り50㎞を切りいよいよレースが激しく動き始める上りの石畳の入り口でまたしても落車が発生、これを回避したフェルメッシュがするりと抜け出していく。それにすぐさまファン・デル・ポエルが合流すると、さらに遅れてファン・ダイクが合流を果たす。この3人の強烈な走りはあっという間に逃げ続けていた5人との差を縮めていく。後方でもヴィズマ・リースアバイクが追走の集団を形成、クリストフ・ラポルトの復活勝利を目指し懸命の牽引を見せる。

©Alpecin Premier Tech
しかしフェルメッシュとファン・デル・ポエルがローテーションしながらぐんぐんと加速、あっという間に逃げを吸収するとファン・デル・ポエルが残り16㎞で座ったまま加速、そのままライバルたちを一気に引き離していった。そしてゴールまでそのまま独走を続け、見事今シーズンのクラシック開幕初戦を独走勝利というらしい走りで締めくくって見せた。2位争いはスプリント勝負となったが、ファン・ダイクが先着、ビッグレースでの2位という結果を確保して見せた。大きな勝利のない25歳にとってはプロ初勝利まであと一歩だった。プロ2勝目を狙ったフェルメッシュはファン・デル・ポエルと同じくシクロクロス出身、やはり春先のクラシックはオフロード出身選手が強い。
オムループ・ヘット・ニウスブラッドダイジェスト

©Omloop Het Nieuwsblad
オムループ・ヘット・ニウスブラッド2026順位
1位 マシュー・ファン・デル・ポエル(アルペシン・プレミアテック) 4h53’55”
2位 ティム・ファン・ダイク(レッドブル・ボーラハンスグロエ) +22”
3位 フロリアン・フェルメッシュ(UAEチームエミレーツXRG) +24”
4位 クリストフ・ラポルト(ヴィズマ・リースアバイク) +53”
5位 アイメ・デ・ヘント(ピナレロ・Q36.5プロサイクリング) +54”
6位 トビアス・ルンド・アンデルセン(デカスロンCMA CGMチーム) +57”
7位 ヨルディ・ミーウス(レッドブル・ボーラハンスグロエ)
8位 アンソニー・トゥルギス(トータル・エナジーズ)
9位 アレクシス・レナード(コフィディス)
10位 ルーク・ランパルティ(EFエデュケーション・イージーポスト)
H.Moulinette












