サイクリストでもある専門家によるボディーケアコラムVol.1 :自転車のエンジンを整備してみませんか?うんこで変わるペダリング!

そう!もうお気づきのことと思う、エンジンとはこれを読んでくれているあなたのことだ。
自転車を持っていなくても、自転車が納車されていなくても、2年くらい寝かしてしまっていてもそんなことは関係ない。
自転車のエンジンはあなたなのだ。
断わっておくが、私は筋トレをしない。
筋力もいいけど乗り方をいろいろ考えてカラダの使い方を工夫して自転車を楽しみたい。
そして、身体を大切にしたい。もちろんレースにも参加するし、結果が出れば祝杯もあげる。
それは、カラダとともに。
なぜなら、寝ている間も食べ物を運んでくれていたり、アルコールを解毒してくれたりしてくれているカラダあってのことだカラダ!!
おっと失礼、調子に乗った、忘れてくれ。
そんなカラダについてのコラムをこの場を借りて書いていきたい。
一人でも多くの人が、たった一つのエンジンを大切にして素敵な自転車ライフを送ってほしいと思っている。
そんなコラムにふさわしい第一弾のテーマは「うんこ」だ!
健康志向の人も美食家もグルメもそれ以外の方もこぞって食欲の存在を認める。
ちょっと待っていただきたい、排泄欲はどこ行った!
入れることばっかりに欲がくらみ、ため込んでどうする!出すんだ出すんだ断捨離だ!
というわけで、自転車乗りにこそ排泄欲に正直になって欲しい。
パーツでグラム勝負と同じくらい、グラムでうんこの勝負をしてほしい。
もちろんそんな勝負はない、言葉のあやだ。
そもそも自転車乗りはアドバンテージがある。
そう、逃げ(勝ち)が決まっているのだ!
その理由は腸腰筋(腸骨筋と大腰筋)にある。
内臓はお腹の空間に収まっているが、特にうんちを出す直腸などは骨盤に囲まれている。
この直腸を間近で温められるのが骨盤の中にいる腸腰筋なのである。
この筋肉が動くと骨盤内が温まる。
内臓たちは寒いより温かい方がいい、冷えたら働きにくくなる。
この筋肉はもも上げに対応する筋肉である。ペダルを回すだけで意識しなくてもこの筋肉が動いてしまうのだ。
そう、もう一度言う、動いてしまうのだ。
筋は誰かに動かされても熱を発する。そんなわけで、自転車乗りは骨盤内を温めやすく腸を動かしやすいカラダにしてあるのだ。
出すものを出してカラダすっきりしていこう。
世の中には出すに出せない人もいるのだ、この逃げを利用してエンジンを良い状態に保ってほしい。
おっと、納車されていない人は、歩くときに今までより膝を3センチ高く上げて歩くように意識してくれ。
いつもより腸腰筋が使えている。最初はキツイかもしれないが、慣れると納車後に前よりパワフルなエンジンができている。

©Tim D.Waele/Getty Images
偉そうに言っているが、本当に温度が上がるのか知りたい、が今ここにサーモグラフィーがない!というわけで発注した。
今、発注した。
骨盤腔がどれくらい温まるか、調べてみようではないか!!
次回、腸腰筋を動かして骨盤周辺の温度は上がるのか。
そして、排泄の大切さをまとめてお届けしたいと思う。
ここまで読んでくれてありがとう。
自転車のエンジン、大切にしようぜ!
(c)2018 近藤史生
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