ブエルタで存在感を示したプロコンチネンタルのアクアブルースポーツが来シーズン1Xとディスクブレーキ採用の3Tストラーダの使用を決定!新時代バイクがワールドツアーレース投入へ
果たして新会長誕生がわかっていたのかは定かではないが、新チームながら今年のブエルタでいきなり存在感を見せつけたプロコンチネンタルのアクアブルースポーツが、驚きの発表をした。なんと新時代エアロバイクと呼び声の高い3Tのストラーダをチームバイクとして採用することを決めたのだ。
3Tストラーダは昨今話題になっている1Xを採用している数少ないバイクである。つまりフロントはシングルという設定なのだ。果たしてこれでライバルたちとどう戦うのか、どのような戦略で来るのかは見ごたえがありそうだ。更にこのバイクは当然ディスクブレーキを採用している。これに関してはまだ来シーズンどのような形でディスクブレーキの使用が認められるかがわかっていない段階なので、なんとも言いようがないが、ASOと業界よりのラパルション新会長のもとで一気に使用制限緩和の可能性も見え隠れしている。
どのような形での投入になるかはまだまだ未知数ではあるが、ただその有効性が賛否両論ある1Xをレースシーンに持ち込もうとしていることには多くの関心が集まりそうだ。そういう筆者も普段は1Xに乗っており、このシンプルさが好きではあるが、果たしてこれがレースシーンでどうなるのかという関心がある。リアのギア選択が今まで以上にシビアになるが、似たギア比を排除することで、プロレースでもフロントシングルでも十分だということを果たして証明できるかが楽しみだ。
H.Moulinette