日本からツール・ド・フランスを目指すJCL TEAM UKYOがいよいよ海外初陣!日本人選手が貴重な経験を積むためのプラットフォームは果たしてどこまで結果を残せるか

昨年度発足したJCL TEAM UKYO、2023年度UCIコンチネンタルチームとして、ヨーロッパツアーを中心に参戦し、2025年以降に日本籍チームとしてグランツール出場を目標として掲げている。日本国内のレースでは海外で活躍できる選手が育たない、というのは長年にわたり指摘され続けてきたこと。別府文之、新城幸也に続く存在が育っていない現状がそのすべてを物語っている。
しかし日本のサイクルロードレースシーンは、ある種特殊な環境が故に、なかなか海外への一手という大きなステップは踏めなかった。日本企業の海外法人がメインスポンサーになるケースは、古くはTOSHIBAやSHARPらに加え、最近ではNTTもチーム名に名を連ねていた。しかし大きな資金が必要となるだけに、なかなか日本企業が、日本籍のチームで海外を主戦場にするのは叶わなかった。しかしここへきて片山右京率いるTEAM UKYOをベースとし、本格的海外挑戦に挑むこととなった。
そしてその初戦がいよいよ開幕する。ツール・ド・フランス主催ASOのが運営するサウジツアーが1月30日から2月3日まで行われる。出場16チーム中7チームがトップカテゴリーのワールドチームの所属しており、それ以外にもその下のカテゴリーのプロチームが多く顔を揃える。もちろん実績のないJCL TEAM UKYOがそんなレースに簡単に出場できるわけなく、当然政治的な側面もあっての事だろうが、出場できるという事は大きな一歩であり、ここからストーリーは紡がれていくこととなる。
右京監督も「厳しいレースになる、チームの実力の現在地がわかる。」としており、まずは現状「どこまで通用するか」ではなく、「どれだけ通用しないのか」というのを確認するための最初のステップとなるだろう。厳しい結果は当たり前の事、それはその先へのガイドラインを作るためには必須であり、果たしてこのチームとプロジェクトが、どこまで上り詰めていくことができるかの勇気ある最初の一歩を楽しみにしたい。
JCL TEAM UKYO出場メンバー
山本 大喜
小石 祐馬
レイモンド・クレダー
岡 篤志
石橋 学
ベンジャミ・プラデス
武山 晃輔
JCL TEAM UKYO 所属全選手
増田成幸
ネイサン・アール
山本 大喜
小石 祐馬
レイモンド・クレダー
岡 篤志
石橋 学
ベンジャミ・プラデス
武山 晃輔
大仲 凜功
JCL TEAM UKYO HP
https://jcl-team-ukyo.jp/news/
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