ジロ・デ・イタリア2026第21st:総合優勝はヴィンゲガード!これで8人目の全グランツール制覇!山岳賞はチッコーネ、ポイント賞はマニエ、新人賞はエウアリオ、最終ステージを制したのはミラン(ダイジェスト動画あり)

©Giro d’Italia
2022,2023年と世界最高峰のグランツール、ツール・ド・フランスを連覇したヨナス・ヴィンゲガード(ヴィズマ・リースアバイク)は、昨年度2025年にはブエルタ・ア・エスパーニャを制して見せた。そして年が明けた2026年度最初のグランツール、ジロ・デ・イタリアで完勝、あっさりと総合優勝を達成して見せた。チーム力に支えられただけではなく、自らの馬力ある走りで格の違いを見せつけた。これで全てのグランツールでのステージ優勝達成と共に、そのさらに上の称号、すべてのグランツール制覇という大きな称号を手に入れて見せた。これはエディ・メルクス、ベルナール・イノー、ジャック・アンクティル,アルベルト・コンタドール、クリス・フルーム、フェリス・ジモンディ、ヴィンチェンツォ・ニーバリに続いて史上8人目の快挙となった。これは未だに歴代最強のタデイ・ポガチャル(ヴィズマ・リースアバイク)も達成していない。これでグランツール通算4勝目だが、出場したグランツールは8レース連続で総合2位以上という圧倒的なパフォーマンスを示している。その2位は一度はクスに総合優勝を譲った際のものであり、残り3度はすべてポガチャルとの直接対決の結果である。やはり今年も打倒ポガチャルの最右翼はこの男となりそうだ。
総合2位はフェリックス・ガル(デカスロンCMA・CGM)、常にヴィンゲガードのアタックにすぐさま反応したのはガルだけだったが、すぐについていけなくなるという構図も大会を通して共通だった。それだけヴィンゲガードとの差は大きかったが、それでも安定した走りを最後まで続け、価値ある2位と、総合力を見せつけた。総合3位にはジャイ・ヒンドリー(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエが入り、これで2020年の総合2位、2022年の総合優勝に続き、3度目の表彰台獲得となった。

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山岳賞ジャージはジュリオ・チッコーネ(リドル・トレック)が獲得した。これで2019年に続いて2度目のジロ山岳賞となり、2023年のツール・ド・フランス山岳賞と合わせて通算3度目の山岳賞ジャージ獲得となった。今大会では念願の自身初のマリア・ローザ獲得もしており、本人にとっても最高のジロ・デ・イタリアとなった。
ポイント賞ジャージは今大会ステージ?勝を挙げたポール・マニエ(ソウダル・クイックステップ)が獲得した。同じくステージ3勝を挙げたヨナタン・ナルバエス(UAEチームエミレーツXRG)との争いとなったが、スプリンターとパンチャーということもあり、一度も真っ向勝負のないまま異なるポイントの積み重ねでの争いという珍しいバトルとなったが、最後はスプリント力で勝利を積み重ねてのポイント賞獲得となった。

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新人賞はアフォンソ・エウラリオ(バーレーン・ヴィクトリアス)、全く無名の22歳のポルトガル人はプロ未勝利のままに総合リーダージャージのマリア・ローザを第5ステージから第13ステージまで守り抜いただけではなく、新人賞ジャージも第5ステージから最終日まで守り抜いて見せた。全く未知数だったが、クライマーとしての素質は間違いなく感じさせる走りで、一度は遅れてもマイペースで上り続けタイムロスを抑える走りで最大ライバルとなったダビデ・ピガッツァーリ(ヴィズマ・リースアバイク)を最後まで抑えきった。

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チーム総合は文句なしでヴィズマ・リースアバイク、アシストのダビデ・ピガッツァーリが山岳ステージでアシストを終えてからも再びペースを上げ上位に食い込む走りを見せたことが、結果的に2位のネットワークイネオスに大差をつける形となった。
レッドブルキロメーター賞は最終日のこのステージまで決着しなかった。最終的に今大会ステージ優勝も上げているイゴール・アリエッタ(UAEチームエミレーツXRG)が確保、UAEチームエミレーツXRGとしては総合系エース全員を欠いても、ステージ4勝とレッドブルキロメーター賞を獲得、中身ある大会となった。

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最終ステージはスプリンターたちによる超高速バトルとなったが、今大会ポイント賞大本命と言われながらも1勝もできていなかったヨナタン・ミラン(リドル・トレック)がおなじみのカクカクしたスプリントで力強くゴールラインを制した。ようやくの勝利に安堵の表情を見せつつも、今大会はなかなか本来の力強い走りができていなかっただけに悔しさもあるだろう。

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ヨナタン・ミラン(ステージ1位)
「本当に最終ステージで勝つ形で終えられて満足しているよ。いつもベストを尽くしているからこうして結果につなげることができて本当にうれしいよ。今日は本当にチームみんなの仕事に感謝しているよ。」
ヨナス・ヴィンゲガード(総合優勝)
「自分の名前がトロフィーに彫られるのは特別なことだよ。これだけ多くのローマの観衆の前で、最高の形でレースを終えられるのは最高だよ。
ジロ・デ・イタリア第21ステージ
1位 ヨナタン・ミラン(リドル・トレック) 3h05’50”
2位 ジョバンニ・ロナルディ(ポルティ・ヴィジットマルタ)
3位 ポール・ペノー(グルーパマFDJユナイテッド)
4位 ディラン・グローネウェーヘン(ユニベット・ローズ・ロケッツ)
5位 マディス・マイケルス(EFエデュケーション・イージーポスト)
6位 ヤンセン・プロウライト(アルペシン・プレミアテック)
7位 トビアス・ランド・アンデルセン(Uno-Xモビリティ)
8位 コルビン・ストロング(MSNサイクリング)
9位 トゥーン・アールツ(ロット・インターマルシェ)
10位 ルーカ・モッツァート(チュードル・プロサイクリング)
ジロ・デ・イタリア総合順位
1位 ヨナス・ヴィンゲガード(ヴィズマ・リースアバイク) 83h22’51”
2位 フェリックス・ガル(デカスロンCMA・CGM) +5’22”
3位 ジャイ・ヒンドリー(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ) +6’25”
4位 テイメン・アレンスマン(ネットワーク・イネオス) +7’02”
5位 デレック・ジー・ウエスト(リドル・トレック) +7’56”
6位 アフォンソ・エウアリオ(バーレーン・ヴィクトリアス) +9’39”
7位 マイケル・ストーラー(チュードル・プロサイクリング) +10’13”
8位 ダビデ・ピガッツァーリ(ヴィズマ・リースアバイク) +10’52”
9位 ダミアーノ・カルーソ(バーレーン・ヴィクトリアス) +11’24”
10位 イーガン・ベルナル(ネットワーク・イネオス) +12’54”
山岳賞
ジュリオ・チッコーネ(リドル・トレック)
ポイント賞
ポール・マニエ(ソウダル・クイックステップ
新人賞
アフォンソ・エウラリオ(バーレーン・ヴィクトリアス)
フーガ賞(逃げ)
ディエゴ・パブロ・セヴィリア(ポルティ・ヴィジットマルタ)
レッドブルキロメーター賞
イゴール・アリエッタ(UAEチームエミレーツXRG)
中間スプリント賞
マニュエル・タロッツィ(バルディアー二CSF7セイバー)
チーム総合
ヴィズマ・リースアバイク
H.Moulinette












