東京五輪の自転車ロードレースのコース案が判明、調布スタートから、富士山麓、山中湖、そして富士スピードウェイでゴールの270km!女子はその一部を利用した140kmに
何度となく変更案が提出されてきた2020東京五輪の自転車ロードレースコース、一時は静岡のサイクルスポーツセンターでという案が出ていたが、世界自転車競技連盟(UCI)が東京五輪なのになぜ東京ではないのか?と疑問を呈すなど、2転3転してきた。そして皇居を出発して東京を周るコースが提案されていたが、今回判明したコースは東京から山梨へと抜け、日本の象徴富士山を拝むコースとなっている。まだ最終決定ではなく、最終的にコースが決まるのは来年3月となっている。
今回判明した暫定コースは、調布の府中の森をスタート、富士山麓を駆け抜け、山中湖を周回、最後は日本を代表する富士スピードウェイでゴールをするコースとなっている。男子が270km、女子はそのコースの中で山中湖の周回コースなどを省いた140kmとなる予定だ。6度の上りに標高1000m以上を駆け抜けるかなりの難コースとなりそうだ。
日本人選手にとってはホームレースとなるが、日本のレースではまずない270kmという距離、普段100km前後の国内レースしか走っていない選手たちにとっては、スタミナなどが問われることになろだろう。
東京五輪を巡ってはまだまだ不確定要素が多いだけに、不安がつきまとうが、今回は少なからずUCIは東京スタートということで承認をしており、このままいけば今まで日本では考えられなかった県またぎ、東京、神奈川、山梨、静岡の素晴らしいコースとなりそうだ。
H.Moulinette