アジア選手権:山本大喜がU-23 ロードで金メダル獲得、別府文之はエリートロードで銀メダル!男子ジュニアロードは日野泰静が金、女子ジュニアは岩元杏奈が銀!

『ベテランが多いエリート男子チーム @Kenji NAKAMURA/JCF 』
ミャンマーで行われていたアジア選手権で日本勢が結果を残した。まずはエリートロードでは別府文之(トレック・セガフレド)が銀メダルを獲得した。新城幸也(バーレーン・メリダ)が5位に入り畑中勇介(チーム右京)が16位、小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)が25位となった。毎年のようにU-23やジュニアでは若手が結果を残してきているが、彼らがエリートカテゴリーの選手たちを脅かすまでに育たず、まだまだ別府と新城という世界で戦う二人のベテラン頼みだということが露呈しただけに、若手の強化と育成が急務だろう。

『スプリントになったが最後は力負け @Kenji NAKAMURA/JCF 』

『惜しくも2位で金に届かず @Kenji NAKAMURA/JCF 』
「悔しい」という言葉をレース後に発した別府と新城、世界的には無名でもアジアにまだまだ強豪選手がひしめいていることを感じさせた。今シーズンこれから世界の大舞台でこの二人の活躍を期待したい。

『山本は力強くガッツポーズ @Kenji NAKAMURA/JCF 』

『日野は圧勝での勝利 @Kenji NAKAMURA/JCF 』
そんな中でU-23男子ロードでは山本 大喜(奈良・鹿屋体育大学)が金メダルを獲得、このまま上のカテゴリーに上がってもその勢いのまま結果を残せる選手になってほしい。さらには男子ジュニアロードレースでも日野 泰静(愛媛・松山城南高校)が金メダルを獲得し、決して若手の層が薄いわけではないことを示した。

『惜しくも2位 @Kenji NAKAMURA/JCF 』
また女子ではエリート女子ロードで吉川美穂(和歌山・Live GARDEN BICI STELLE)が昨年度の銅メダル越えならず4位におわり、U-23でも中井 彩子(宮崎・鹿屋体育大学)が6位に終わった。しかし女子ジュニアでは岩元杏奈(宮崎・都城工業高校)が奮闘し銀メダルを獲得した。
若い世代の結果では毎年のように優れた結果を残してきているが、それが世代交代に繋がっていないということがより鮮明となった今年のアジア選手権、課題がはっきりとしているだけに、東京五輪へ向けての対策が迫られるところだ。
男子エリートロード(176km)
1 MIRZA AL-HAMMADI Yousif Mohamed Ahmed UAE 3:50:32
2 別府 史之(JPCA・トレック・セガフレード)3:50:32
3 SOHRABI Mehdi IRI 3:50:32

『力強くU-23を制覇 @Kenji NAKAMURA/JCF 』
男子アンダー23(156km)
1 山本 大喜(奈良・鹿屋体育大学)3:34:05
2 GANJKHANLOU Mohammad IRI 3:34:05
3 SAINBAYAR Jambaljamts MGL 3:34:08

『日野が完勝 @Kenji NAKAMURA/JCF 』
男子ジュニアロードレース(106km)
1 日野 泰静(愛媛・松山城南高校)2:32:38
2 KROG Rex Luis PHI 2:32:49
3 SAENKHAMWONG Wachirawit THA 2:33:01
女子ジュニアロードレース(70km)
1 CHIU Vivien HKG 1:59:40
2 岩元 杏奈(宮崎・都城工業高校) 1:59:40
3 KURNOSSOVA Marina KAZ 1:59:40
H.Moulinette</div>