ジロ・デ・イタリア2026第15st:異例の裁定!抗議によりタイム計測は残り5㎞地点を採用、逃げ切りスプリント勝負を制したのはUno-Xモビリティのドヴァーシュネス!(ダイジェスト動画あり)
レースというもは選手あってのもの、選手達の安全はレースにとっては必須であり、昨今はセイフティプロトコルにより守られている。しかしこのステージでは主催者側ではなく、選手側からの抗議で、4周回するゴールまでのエリアの危険性を総合リーダーのヨナス・ヴィンゲガード(ヴィズマ・リースアバイク)が訴え、その結果総合争いのタイムは残り5㎞地点の集計、そしてステージ勝利に関しては元のままのゴールラインでの勝負となった。短縮された総合争いは結局動きなくそのままのタイム差となった。

©Giro d’Italia
しかしステージ勝利に関しては、あくまでもゴールラインでの勝負となりその結果この日の逃げの4人によるスプリント勝負となった。そしてフレドリック・ドヴァーシュネス(Uno-Xモビリティ)がチームに初のジロ・デ・イタリア勝利をもたらした。かなり変則的なステージとなってしまったために、正式記録となるかはわからないが、平均時速は51.3㎞と過去3番目に早いレースとなった。
このステージはスタート直後からアタックが発生する。ドヴァーシュネス、マッティア・バイス、ミルコ・マエストリ(ポルティ・ヴィジットマルタ)、マルティン・マルセルシ(バルディアー二CSF7セイバー)の4人が飛び出していく。そしてこの日はここからレースの動きがないままずっと展開していくこととなる。この日のステージのコースに懸念のある選手たちによる抗議が行われ、マリア・ローザのヴィンゲガード含め各チームの主力選手たちがロードバリアの位置、路面の舗装状況の悪さ、コースバリアの位置などを巡り危険性を指摘し、最終ラップのニュートラル化を要望した。これに対し主催者側は協議を行い、最終的に総合タイムの計測ポイントの変更と順位確定条件の変更を決定した。

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残り16.3㎞でこの決断が下されたことで、ここからようやくレースが本愛の形を取り戻す。しかしタイム差は詰まらず、残り5㎞の地点では先頭の4人と後続のメイン集団とのタイム差は57秒で確定した。その後メイン集団は猛追を続けたが、先頭の4人の背中は最後まで遠かった。そして背後に迫る集団を尻目にスプリントが始まると、ドヴァーシュネスがあっさりとスプリント勝利、29歳の中堅がチームに貴重な勝利をもたらした。

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フレドリック・ドヴァーシュネス(ステージ1位)
「今日の勝因は逃げの4人が協調できたことだよ。そして最後はチャンスがあると思っていたんだよ。残り5㎞を切ってからはただ信じるだけだったよ。何をすべきかと何が重要かが大事なのであって、何が起きるかが重要なんではないんだよ。」
ジロ・デ・イタリア第16ステージ順位
1位 フレドリック・ドヴァーシュネス(Uno-Xモビリティ) 3h03’18”
2位 ミルコ・マエストリ(ポルティ・ヴィジットマルタ)
3位 マルティン・マルセルシ(バルディアー二CSF7セイバー)
4位 マッティア・バイス(ポルティ・ヴィジットマルタ)
5位 ポール・マニエ(ソウダル・クイックステップ) +57”
6位 ディラン・グローネウェーヘン(ユニベット・ローズ・ロケッツ)
7位 トビアス・ランド・アンデルセン(デカスロンCMA・CGM)
8位 イーサン・ヴァーノン(MSNサイクリング)
9位 ポール・ペノエ(グルーパマFDJユナイテッド)
10位 ルーカ・モッツァート(チュードル・プロサイクリング)
ジロ・デ・イタリア総合順位
1位 ヨナス・ヴィンゲガード(ヴィズマ・リースアバイク) 59h12’16”
2位 アフォンソ・エウアリオ(バーレーン・ヴィクトリアス) +2’26”
3位 フェリックス・ガル(デカスロンCMA・CGM) +2’50”
4位 テイメン・アレンスマン(ネットワーク・イネオス) +3’03”
5位 ジャイ・ヒンドリー(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ) +3’43”
6位 ジュリオ・ペリッツァーリ(レッドブル・ボーラ・ハンスグロエ +4’22”
7位 マイケル・ストーラー(チュードル・プロサイクリング) +4’26”
8位 ベン・オコナー(ジェイコ・アルーラ) +5’22”
9位 デレック・ジー・ウエスト(リドル・トレック) +5’41”
10位 ダビデ・ピガッツァーリ(ヴィズマ・リースアバイク) +6’13”
H.Moulinette












