オリンピックアスリートで構成されるJPC(ジャパン・プロフェッショナル・サイクリング)チームが着用するイタリア発のQ36.5 、元選手がこだわって生み出した病みつきになるフィット感!
世の中にはすでに多くのウェアブランドが存在している。しかしケイリンアジアチャンピオン脇本雄太選手(右)、北京・リオ五輪日本代表の渡邉一成選手(左)、スプリント日本チャンピオンの前田佳代乃選手 らオリンピックアスリートで構成されるJPC(ジャパン・プロフェッショナル・サイクリング)トラックチームはその中からイタリア生まれのQ36.5 を選んだ。Q36.5はロンドンオリンピックでも多くのメダリストが着用するなど、その空力性能とフィット感においてプロ選手たちの評価は高く、着ているだけでさらに一歩その先へと漕ぎ出すことができる最強のウェアと言えるだろう。
Q36.5とは、ラテン語で研究を意味するQuarereの頭文字であるQと、健康体の人間の平均体温である36.5度から来ている。人間が最良の状態で活動できることをサポートするその体温を維持してくれるウェアこそがQ36.5 なのだ。ブランド自体は2013年と新しいが、率いるルイジ・ベルガモはその分野で20年以上の経験を持つ大ベテランだ。
元プロ選手でもあるベルガモが行き着いたのが「シンプルさ」という答えだった。シンプルで無駄のないウェアこそが最速である、という信念のもと、繰り返しデザインと素材選びが行われた。イタリアのオートクチュールがそうであるように、ウェアとは体にフィットするだけではなく、それを着用しての行動がいかにスムースに行えるのかに真価がある。それに加えイタリアの技術と職人技にこだわり、すべての素材はイタリア製、そしてその作業工程もすべてイタリアで行われるという徹底したこだわりから生み出されるのがQ36.5なのだ。
厳選された素材と独自の理論に裏付けされたデザインは、「最速」を目指すために作られた武器ともいえるだろう。それほどまでにQ36.5の着用感はほかのジャージのそれと異なる。素材へのこだわりだけではない、とにかく最優先されたのはいかにフィットしたうえで動きやすいかということ、人体とその動きを研究し生み出された答えが、「動作を一切妨げない快適性の追求」だった。そしてその結論として生み出されたサイクリングウェアは結果的に最軽量のサイクリングウェアとなった。一切の耐久性を犠牲にすることなく、それどころか耐久性をさらに上げながら軽量化しながらも、従来のウェアに比べて100g以上も軽量になっているのだ。
着心地を説明するのは極めて難しいが、従来のウェアが服を着ているのに近い感覚だったと例えるならば、Q36.5のそれはまるで自分の皮膚の上にもう一枚の皮膚があるように感じる自然さなのだ。だからこそ着用しての動きは滑らかそのもの、一切の違和感なく極めてナチュラルな感覚でペダルを漕ぐことができるのだ。
そのデザインもまた独特だ。一目見ただけでQ36.5 とわかるデザインが多く、個性的だ。比較的シンプルなものが多く、着こなしやすいだろう。中でも個性的なのがテルミカジャケットだろう。中でもシルバーはまるで宇宙服のようにメタリックに輝き、どこにいても一目瞭然だ。薄型にもかかわらず体温がキープでき、ピタッとフィットするその構造は、動きが緩慢になりがちな冬場でも体のキレを維持してくれそうだ。
また秀逸なのがサイクリンググローブだ。とにかくはめ心地がいいのだ。グローブは様々なものを愛用してきたが、その中で間違いなくナンバーワンのはめ心地だろう。ウェア同様にフィット感に優れ、手袋をしているというゴワゴワ感が少ないのだ。
ラインナップはキャップからジャージ、インナー、グローブ、靴下、レインジャケットなど多岐にわたる。ウェアは決して安いものではないが、機能性に特化しフィット感を追い求めたQ36.5 を試す価値は十二分にある。この究極のフィット感の虜にあなたもなるだろう。
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H.Moulinette