2009/2/1 1:31


2006年、そして昨年とツアー・オブ・カタール総合2勝を果たしているトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)。今年はその記録を阻止するべく、昨年のツールで見事ステージ4勝を飾り一大センセーション巻き起こしたスプリンターのマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームコロンビア・ハイロード)が挑む。
ボーネンは2004年のレース初出場以降、大会通算でステージ14勝をあげているが、カヴェンディッシュの参戦により彼の王者の座は大きく揺らぐことになるだろう。2人は第1ステージの6kmチームトライアル、そして残りの5ステージは全てゴール前のスプリント勝負となるであろうツアー・オブ・カタールで一騎打ちを行う。
中東で開催され、今年で第8回目となるツアー・オブ・カタールは、ツール・ド・フランスと同じくASOの主催だ。
過去7年間のレースにおいて、ゴール前のスプリント勝負以外で勝利が決まったステージは4度だけ。2003年、セルファイス・クナーフェン(オランダ)は、25人の集団を抜け出すと、そのままリードを保ち勝利の咆哮をあげた。翌年、ロバート・ハンターは、残り1kmで飛び出し、不意を突かれたスプリンターたちの追い上げをかわして優勝。2005年はラルス・ミカエルセン(デンマーク)がステージ勝利をあげた勢いで総合優勝を達成し、2007年にもフレフ・ヴァンアフェルマート(ベルギー)が集団からのスパートで勝利している。残りの31ステージは、全てスプリント勝負となっている。
ボーネンは、2004年の大会デビューから、25ステージで14勝と素晴らしい成績を収めている。彼の所属するクイックステップは、2007年、2008年でチームタイムトライアルも制している。また、2006年と2008年は、チーム総合優勝にも輝いている。
昨年、カヴェンディッシュは、ボーネンよりも速いことを証明した。例え1対1での勝負でそれを示すことができていなくともだ。ボーネンは、昨年のツール・ド・フランスをコカイン検査で陽性反応が出たことで参加しなかった。これはアンチドーピングの規程違反ではなかったが、クイックステップとツールの主催が、レースへの余計な騒動を避けるため、彼を欠場させることで合意したからだ。この欠場以降、ボーネンは未だに全盛期の調子を取り戻せていない。法廷でも、彼のコカイン使用に対する処分は未だ決まっていない。
今年のレースは、ドーハで行われる曲がりくねった道での6kmのチームタイムトライアルでスタート。最初のゴールドジャージ着用を目指し、ガーミン・スリップストリーム、チームコロンビア・ハイロード、クイックステップによる三つ巴の戦いが予想される。
2人が最初に凌ぎを削ったのは、当時のTモバイルに所属していたカヴェンディッシュが2006年のツアー・オブ・ブリテンに参戦した時だ。この時は、ボーネンがカヴェンディッシュを下している。2人とも10位以内でゴールしたステージでの勝敗は、ボーネンが5勝、カヴェンディッシュが2勝という結果になっている。
しかしカヴェンディッシュは、昨年4月ボーネンの地元ベルギーで行われたシュヘルデプレイス・フラーンデレンでスプリント勝ちを決める。この時、ボーネンは勝利を確信しゴール前に両手を掲げたが、次の瞬間、カヴェンディッシュが強烈な追い上げで彼を抜き去ったのだ。
ちなみに、カヴェンディッシュは表彰台でのシャンパンファイトの際に滑って転倒。幸運にもケガをせずに済んだが、その笑いを誘う姿はYouTubeにもアップロードされている。(表彰台に上るときはサイクリングシューズではなく、サッカー用のスパイクを履いた方がいいかもね!)
ツアー・オブ・ブリテン 第6ステージ
ボーネン:1位
カヴェンディッシュ:3位
2007年7月
ツール・ド・フランス 第3ステージ
ボーネン:4位
カヴェンディッシュ:9位
ツール・ド・フランス 第4ステージ
ボーネン:8位
カヴェンディッシュ:10位
2008年2月
ツアー・オブ・カリフォルニア 第2ステージ
ボーネン:1位
カヴェンディッシュ:4位
ツアー・オブ・カリフォルニア 第7ステージ
カヴェンディッシュ:6位
ボーネン:9位
2008年4月
シュヘルデプレイス・フラーンデレン
カヴェンディッシュ:1位
ボーネン:2位
2008年6月
ステール・エレクトロツアー 第4ステージ
ボーネン:1位
カヴェンディッシュ:5位
2003年 アルベルト・ロッド (イタリア、ランプレ)
2004年 ロバート・ハンター(南アフリカ、ラボバンク)
2005年 ラルス・ミカエルセン (デンマーク、チームCSC)
2006年 トム・ボーネン (ベルギー、クイックステップ)
2007年 ウィルフリード・クレツケンス(ベルギー、クイックステップ)
2008年 トム・ボーネン (ベルギー、クイックステップ)
2月1日からツアー・オブ・カタールが始まりますが、みなさんで優勝者予想をしましょう。ちょっとクレイジーな予想だけど、僕はカヴェンディッシュが全ステージを制して総合優勝するんじゃないかと思っています。皆さんはどう思いますか?ぜひコメンテーターに書き込んで意見を聞かせてください!カヴェンディッシュは、2008年の素晴らしい活躍から屈指のスプリンターと評されていますが、忘れてならないのは彼がまだ若干23歳ということ!そしてもう一つ確かなことは、チームコロンビアは100%の力で彼をサポートすることです。
text:Valentino Sebic
translation:Eiichi Suzuki

チームコロンビア トレーニング in カタール


ツアー・オブ・カタール 2009レースプレビュー
ボーネンとカヴェンディッシュ、スプリンター2人が砂漠で激突
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| 『2度の総合優勝をあげている王者トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)』 |
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| 『チーム総合も狙うクイックステップ』 |
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| 『昨年のシュヘルデプレイス・フラーンデレンでボーネン、マキュアンをスプリントで下し優勝したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームコロンビア・ハイロード)』 |
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| 『カタールで最終調整を行うカヴェンディッシュとチームコロンビアの面々』 |
ボーネンは2004年のレース初出場以降、大会通算でステージ14勝をあげているが、カヴェンディッシュの参戦により彼の王者の座は大きく揺らぐことになるだろう。2人は第1ステージの6kmチームトライアル、そして残りの5ステージは全てゴール前のスプリント勝負となるであろうツアー・オブ・カタールで一騎打ちを行う。
中東で開催され、今年で第8回目となるツアー・オブ・カタールは、ツール・ド・フランスと同じくASOの主催だ。
過去7年間のレースにおいて、ゴール前のスプリント勝負以外で勝利が決まったステージは4度だけ。2003年、セルファイス・クナーフェン(オランダ)は、25人の集団を抜け出すと、そのままリードを保ち勝利の咆哮をあげた。翌年、ロバート・ハンターは、残り1kmで飛び出し、不意を突かれたスプリンターたちの追い上げをかわして優勝。2005年はラルス・ミカエルセン(デンマーク)がステージ勝利をあげた勢いで総合優勝を達成し、2007年にもフレフ・ヴァンアフェルマート(ベルギー)が集団からのスパートで勝利している。残りの31ステージは、全てスプリント勝負となっている。
ボーネンは、2004年の大会デビューから、25ステージで14勝と素晴らしい成績を収めている。彼の所属するクイックステップは、2007年、2008年でチームタイムトライアルも制している。また、2006年と2008年は、チーム総合優勝にも輝いている。
昨年、カヴェンディッシュは、ボーネンよりも速いことを証明した。例え1対1での勝負でそれを示すことができていなくともだ。ボーネンは、昨年のツール・ド・フランスをコカイン検査で陽性反応が出たことで参加しなかった。これはアンチドーピングの規程違反ではなかったが、クイックステップとツールの主催が、レースへの余計な騒動を避けるため、彼を欠場させることで合意したからだ。この欠場以降、ボーネンは未だに全盛期の調子を取り戻せていない。法廷でも、彼のコカイン使用に対する処分は未だ決まっていない。
今年のレースは、ドーハで行われる曲がりくねった道での6kmのチームタイムトライアルでスタート。最初のゴールドジャージ着用を目指し、ガーミン・スリップストリーム、チームコロンビア・ハイロード、クイックステップによる三つ巴の戦いが予想される。
カヴェンディッシュとボーネンの対決
2人が最初に凌ぎを削ったのは、当時のTモバイルに所属していたカヴェンディッシュが2006年のツアー・オブ・ブリテンに参戦した時だ。この時は、ボーネンがカヴェンディッシュを下している。2人とも10位以内でゴールしたステージでの勝敗は、ボーネンが5勝、カヴェンディッシュが2勝という結果になっている。
しかしカヴェンディッシュは、昨年4月ボーネンの地元ベルギーで行われたシュヘルデプレイス・フラーンデレンでスプリント勝ちを決める。この時、ボーネンは勝利を確信しゴール前に両手を掲げたが、次の瞬間、カヴェンディッシュが強烈な追い上げで彼を抜き去ったのだ。
ちなみに、カヴェンディッシュは表彰台でのシャンパンファイトの際に滑って転倒。幸運にもケガをせずに済んだが、その笑いを誘う姿はYouTubeにもアップロードされている。(表彰台に上るときはサイクリングシューズではなく、サッカー用のスパイクを履いた方がいいかもね!)
ボーネンとカヴェンディッシュの過去の対戦成績
2006年9月ツアー・オブ・ブリテン 第6ステージ
ボーネン:1位
カヴェンディッシュ:3位
2007年7月
ツール・ド・フランス 第3ステージ
ボーネン:4位
カヴェンディッシュ:9位
ツール・ド・フランス 第4ステージ
ボーネン:8位
カヴェンディッシュ:10位
2008年2月
ツアー・オブ・カリフォルニア 第2ステージ
ボーネン:1位
カヴェンディッシュ:4位
ツアー・オブ・カリフォルニア 第7ステージ
カヴェンディッシュ:6位
ボーネン:9位
2008年4月
シュヘルデプレイス・フラーンデレン
カヴェンディッシュ:1位
ボーネン:2位
2008年6月
ステール・エレクトロツアー 第4ステージ
ボーネン:1位
カヴェンディッシュ:5位
ツアー・オブ・カタール過去の総合優勝者
2002年 トルステン・ウィルヘルムス (ドイツ、チーム・コースト) 2003年 アルベルト・ロッド (イタリア、ランプレ)
2004年 ロバート・ハンター(南アフリカ、ラボバンク)
2005年 ラルス・ミカエルセン (デンマーク、チームCSC)
2006年 トム・ボーネン (ベルギー、クイックステップ)
2007年 ウィルフリード・クレツケンス(ベルギー、クイックステップ)
2008年 トム・ボーネン (ベルギー、クイックステップ)
波乱のレースとなる予感?
2月1日からツアー・オブ・カタールが始まりますが、みなさんで優勝者予想をしましょう。ちょっとクレイジーな予想だけど、僕はカヴェンディッシュが全ステージを制して総合優勝するんじゃないかと思っています。皆さんはどう思いますか?ぜひコメンテーターに書き込んで意見を聞かせてください!カヴェンディッシュは、2008年の素晴らしい活躍から屈指のスプリンターと評されていますが、忘れてならないのは彼がまだ若干23歳ということ!そしてもう一つ確かなことは、チームコロンビアは100%の力で彼をサポートすることです。
text:Valentino Sebic
translation:Eiichi Suzuki
チームコロンビア トレーニング in カタール

ガーミンがチームTTを制す ウィギンズがリーダージャージ
(2009/2/2)
1 コメンテーター: makino コメント日: 2009/02/01 12:05:34
ボーネンとカヴが三勝づつかなぁと予想します。さすがに全勝は難しいかと。シーズン開始でもあるから、景気のいい勝ち方を期待しています。








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