2008/7/19 13:07




ツール・ド・フランス2008 現地レポート
リッコのドーピング陽性に対する選手と監督たちの声
第12ステージの朝ドーピングが発覚してツール・ド・フランスを去ったリカルド・リッコ(サウニエルドゥバル・スコット)への選手、監督たちの反応をピックアップして紹介する。
※ただし第13ステージ時に伝えられたピエポリのチーム解雇決定の前の声だ
デーヴィッド・ミラー(ガーミン・チポレ)
クソったれ! あの日のリッコは良すぎた。あまりにも良すぎて、"ファッキン・グッド"だった。彼がいなくなったことは本当にいいことだ。それは僕の意見を何も変えはしないけれど。僕の考えはすべて前のままだ。自転車のイメージはもう地に堕ちきっている。リッコには自転車への愛情など微塵もない。
一般的に言って、我々が何か信じられないもの(強い選手)を見るとき、それはつまり本物ではないということだ。悲しいかなそれが現実というものだよ。
たぶんリッコの後ろには「これはバレない」と言って勧めているヤツがいるはずだ。そいつを探し出す必要がある。「これなら検査を通る」とそそのかしているそのクソったれを!
ロメン・フェイユ(アグリチュベル)
僕はこのような類のクスリが存在するということを聞いたことがある。それはいわゆる"バレないクスリ"という類のものだ。今回のリッコの陽性はいい知らせなんだと思う。だってそれはコントロールが働いているという証拠だよ。バレないクスリの使用者に対するコントロールだってちゃんと働いているということのね。とにかくリッコはとても傲慢なヤツだった。プロトンのなかでもあまり尊敬されていなかったしね。さあ、リッコはもうこれからは速く走ることはできないだろうね。
ジャン・ルネ・ベルノドー監督(ブイグテレコム)
今日はとても重大な日だ。我々は彼らを「料理」した。彼らは自分のしたことを問いつめられる。なぜなら「我々は知らなかった」「我々も驚いている」と(マネージャーらが)言うことをやめなければならないから。そういうことは話されなくなるだろう。
フランク・シュレク(チームCSCサクソバンク)
彼が更迭されたということは、それはつまりドーピングコントロールが正常に機能しているということだよ。
ヴァンサン・ラブニュー監督(アージェードゥゼル・ラモンディアル)
監督たちの間では僕たちのスポーツの将来を信じている人がほとんどだ。ジャンダルマリー(憲兵)の脅威がずるい者たちを止めるだろう。リッコはもともとちょっと疑いの多いヤツだったからな。選手たちはそんなにナイーヴになっていないよ。こうした問題に身をおくことに慣れてしまっているからね。
ホアンホセ・コーボ(サウニエルドゥバル・スコット)
このツール・ド・フランスで数日間素晴らしい日々があった。しかしもしリッコの陽性が第2検体でも確認されてしまったとしたら、それは新しい悲しい出来事だよ。(スタートラインで)
マルク・マディオ監督(フランセーズデジュ)
そういうヤツは外へ出て行け! 毎年議論がある。そして毎年新しい規則が生まれる。僕らはそういうふうに規則を破ってとっ捕まった連中についてもうグダグダと議論する暇などないんだ。嘘つきは出て行け!
マーク・カヴェンディッシュ(チームコロンビア)
僕はとてもショックを受けている。レースのことを考えるのはとても難しいことだ。今日は僕のためのステージであったし、それが幸運だったんじゃないかな。(第12ステージのゴール後)
エリック・ボワイエ監督(コフィディス)
残念なことは自転車を他の方法でやろうというヤツらがやはりまだ何人かいるということだ。私たちはもうそれを意識しない。ずるい方法を用いて他者に勝とうとするヤツらがいるということを。
すべてのことが僕を残念に思わせる。もう彼らがプロトンに戻ってくるようなことがないようにしてほしい。彼らにはもうプロの自転車選手としての職業をまっとうするような権利などないのだから。
スチュアート・オグレディ(チームCSCサクソバンク)
僕たちはまた最初からやり直さなければならないね。僕はなんでこういう方法で僕たちのスポーツを危険にさらすようなヤツらがいるということがいつだって理解できないんだ。
どれだけの警告があればそいつらは理解するんだろうか? 僕においてはそういうことは生きるうえにおいて禁止している。彼らはどこか他のところで働くべきだ。どんな仕事でもいい、ただし自転車を汚さない限りはね。
ジョージ・ヒンカピー(チームコロンビア)
はっきり言って失望だ。僕らは「僕らにできることをしていこう」と言っていた。でもそれを全員に話すことはできなかった。
今回の件にはいい面もある。嘘つきの選手を捕まえたということだ。このスポーツはドーピングに対してできること(対策)をしているよ。他のスポーツよりよほど努力を払ってね。僕たちは未来を見なければいけない。そしてこのスポーツをクリーンにするためにできることはすべてしなくては。
ロルフ・アルダグ監督(チームコロンビア)
本当に失望だ。彼についてはここ数日たくさんの良くない噂があった。彼が大魚であること、違う(若い)世代であることは事態の逆戻りだ。これは若くて新しい選手にある傾向だと考えられる。でも彼らはそのキャリアにしては大きなリスクを背負うことを知るべきだ。それは自転車スポーツ全体というリスクだ。リッコはツールに多大なダメージをもたらした。
ビャルヌ・リース監督(チームCSCサクソバンク)
私は選手たちが何をスーツケースに隠しているか中身は知らない。それを詮索することはしない。なぜならそれはプライベートなことだから。選手たちは可能な限りのものをスーツケースに詰め込もうとするのだろうけど、それは役に立たない。なぜなら結局はすべて調べられてしまうのだから。
text:Yufta.OMATA,Makoto.AYANO
photo:Makoto.AYANO
※ただし第13ステージ時に伝えられたピエポリのチーム解雇決定の前の声だ
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| 『デーヴィット・ミラー(イギリス、チームガーミン・チポレ)』 |
クソったれ! あの日のリッコは良すぎた。あまりにも良すぎて、"ファッキン・グッド"だった。彼がいなくなったことは本当にいいことだ。それは僕の意見を何も変えはしないけれど。僕の考えはすべて前のままだ。自転車のイメージはもう地に堕ちきっている。リッコには自転車への愛情など微塵もない。
一般的に言って、我々が何か信じられないもの(強い選手)を見るとき、それはつまり本物ではないということだ。悲しいかなそれが現実というものだよ。
たぶんリッコの後ろには「これはバレない」と言って勧めているヤツがいるはずだ。そいつを探し出す必要がある。「これなら検査を通る」とそそのかしているそのクソったれを!
ロメン・フェイユ(アグリチュベル)
僕はこのような類のクスリが存在するということを聞いたことがある。それはいわゆる"バレないクスリ"という類のものだ。今回のリッコの陽性はいい知らせなんだと思う。だってそれはコントロールが働いているという証拠だよ。バレないクスリの使用者に対するコントロールだってちゃんと働いているということのね。とにかくリッコはとても傲慢なヤツだった。プロトンのなかでもあまり尊敬されていなかったしね。さあ、リッコはもうこれからは速く走ることはできないだろうね。
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| 『ブイグテレコムのジャンルネ・ベルノドー監督』 |
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| 『バンサン・ラブニュー監督(アージェードゥーゼル)』 |
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| 『マルク・マディオ監督(フランセーズデジュー)』 |
今日はとても重大な日だ。我々は彼らを「料理」した。彼らは自分のしたことを問いつめられる。なぜなら「我々は知らなかった」「我々も驚いている」と(マネージャーらが)言うことをやめなければならないから。そういうことは話されなくなるだろう。
フランク・シュレク(チームCSCサクソバンク)
彼が更迭されたということは、それはつまりドーピングコントロールが正常に機能しているということだよ。
ヴァンサン・ラブニュー監督(アージェードゥゼル・ラモンディアル)
監督たちの間では僕たちのスポーツの将来を信じている人がほとんどだ。ジャンダルマリー(憲兵)の脅威がずるい者たちを止めるだろう。リッコはもともとちょっと疑いの多いヤツだったからな。選手たちはそんなにナイーヴになっていないよ。こうした問題に身をおくことに慣れてしまっているからね。
ホアンホセ・コーボ(サウニエルドゥバル・スコット)
このツール・ド・フランスで数日間素晴らしい日々があった。しかしもしリッコの陽性が第2検体でも確認されてしまったとしたら、それは新しい悲しい出来事だよ。(スタートラインで)
マルク・マディオ監督(フランセーズデジュ)
そういうヤツは外へ出て行け! 毎年議論がある。そして毎年新しい規則が生まれる。僕らはそういうふうに規則を破ってとっ捕まった連中についてもうグダグダと議論する暇などないんだ。嘘つきは出て行け!
マーク・カヴェンディッシュ(チームコロンビア)
僕はとてもショックを受けている。レースのことを考えるのはとても難しいことだ。今日は僕のためのステージであったし、それが幸運だったんじゃないかな。(第12ステージのゴール後)
エリック・ボワイエ監督(コフィディス)
残念なことは自転車を他の方法でやろうというヤツらがやはりまだ何人かいるということだ。私たちはもうそれを意識しない。ずるい方法を用いて他者に勝とうとするヤツらがいるということを。
すべてのことが僕を残念に思わせる。もう彼らがプロトンに戻ってくるようなことがないようにしてほしい。彼らにはもうプロの自転車選手としての職業をまっとうするような権利などないのだから。
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| 『スチュアート・オグレディ(オーストラリア、チームCSC・サクソバンク)』 |
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| 『チームコロンビアのロルフ・アルダグ監督』 |
僕たちはまた最初からやり直さなければならないね。僕はなんでこういう方法で僕たちのスポーツを危険にさらすようなヤツらがいるということがいつだって理解できないんだ。
どれだけの警告があればそいつらは理解するんだろうか? 僕においてはそういうことは生きるうえにおいて禁止している。彼らはどこか他のところで働くべきだ。どんな仕事でもいい、ただし自転車を汚さない限りはね。
ジョージ・ヒンカピー(チームコロンビア)
はっきり言って失望だ。僕らは「僕らにできることをしていこう」と言っていた。でもそれを全員に話すことはできなかった。
今回の件にはいい面もある。嘘つきの選手を捕まえたということだ。このスポーツはドーピングに対してできること(対策)をしているよ。他のスポーツよりよほど努力を払ってね。僕たちは未来を見なければいけない。そしてこのスポーツをクリーンにするためにできることはすべてしなくては。
ロルフ・アルダグ監督(チームコロンビア)
本当に失望だ。彼についてはここ数日たくさんの良くない噂があった。彼が大魚であること、違う(若い)世代であることは事態の逆戻りだ。これは若くて新しい選手にある傾向だと考えられる。でも彼らはそのキャリアにしては大きなリスクを背負うことを知るべきだ。それは自転車スポーツ全体というリスクだ。リッコはツールに多大なダメージをもたらした。
ビャルヌ・リース監督(チームCSCサクソバンク)
私は選手たちが何をスーツケースに隠しているか中身は知らない。それを詮索することはしない。なぜならそれはプライベートなことだから。選手たちは可能な限りのものをスーツケースに詰め込もうとするのだろうけど、それは役に立たない。なぜなら結局はすべて調べられてしまうのだから。
text:Yufta.OMATA,Makoto.AYANO
photo:Makoto.AYANO
6 コメンテーター: RED コメント日: 2008/07/20 20:36:56
いくら評判が悪くったてリッコを応援していたのに・・・ドーピングというのは、失望です
そそのかした奴も誘いに乗ったリッコも深く反省してもらいたいです
7 コメンテーター: imic コメント日: 2008/07/20 21:45:34
リッコドーピングはショックでした。6、9ステージはドーピングの輝き?
ピエポリも解雇ということは、
10ステージも???
2006年ランディス、2007年ヴィノクロフ・・・
これだけ大問題になってもドーピングが続くのは、
誘惑が多いんでしょうかね。
レースで勝つことよりも大切なコト(プロ選手の誇り)を考えてほしいです。
私は単なるサンデーサイクリストですが、毎年のようにドーピングが話題になることは自転車を楽しむ者として悲しい事です。
8 コメンテーター: pocco コメント日: 2008/07/20 22:22:20
リッコを嘘つき呼ばわりするあの人だって、この人だって、バレない・数値を超えない程度に、どうせやってる・やらせてるんでしょ!? みんな嘘つき!!・・なんて、思いたくないから・・
検査の仕方や基準のありかたを考え直すべきなのではないでしょうか。
バレなきゃやってもいい、数値を超えなきゃやってもいい、そういう世界では、ドーピング問題はイタチごっこを繰り返して延々続くしかない。
この世界を大きく変える何かが、早く見つかって欲しい。








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