2008/5/24 18:53

もし、あなたが2009年にヒルクライムレースの出場を検討しているのならば、ツール・ド・草津をお勧めしたい。草津は群馬県にある白根山の東部に位置しており、温泉とヒルクライムレースのパラダイスとして知られている街だ。
私はこのレースで初めて800mの高低差を体験する事になったのだが、コースレイアウトは細かなヘアピン状のワインディングを擁し、頂上の標高は標高2,000mを望む、いわば「小さな乗鞍」とも云えるクライムだ。コース全長は18キロ、うち最初の5キロが草津市内のパレードのため、残りの国道292号線を一気に登る13キロが実際のレース区間になる。
街中のパレード走行の際には草津の人々が沿道で声援を送り、さながらベルギーのクラシックレースを走っているんじゃないか!?と思わせるものがある。シリアスなヒルクライマーや週末の戦士たちにとって、観客で埋め尽くされた細いコースを走るのは、ファンタスティックで、最高の雰囲気だ。
レースは4月、大半のエリートヒルクライマーの足は未だ「トレーニングモード」。調子をピークに仕上げて臨む本シーズンに控えるべく、長く勾配のキツい「ツール・ド・美ヶ原」や「乗鞍」に向けての最適なプロローグとなるレースだ。
今年のレースリザルトは全クラスとも例年より速かったのだが、これはコースの大半において吹いた強い追い風によるものである。そして、私もこのコースを34分39秒という新コースレコードで走破した。きっと他のライダーたちもこの追い風を味方につけて、各々のベストタイムを叩き出したに違いない。
この時期に開催される多くのヒルクライムレースの例に漏れず、ゴール地点は未だ雪が積もって寒く、参加の際にはゴール後の温かいアウターを持参することが必要だが、ありがたいことに、ゴール地点では大会開催者が室内型の待合室を用意しており、ココア等を提供してくれる。
改めて感じることだが、オーストラリアにはよい登坂路がなく、ヒルクライムレースが少ないため、日本のこのようなレースの重要さを再認識させられる。ツール・ド・草津の先頭を走る人々はスピードが速くレベルの高いレースが繰り広げられるが、全ての参加者が草津の街と素晴らしい時間を満喫し、温泉を楽しみ、交通規制された舗装路で美しい山脈を見ながらサイクリングができる大会である。
1ライダーとしての意見だが、ツール・ド・草津はとてもよいイベントだ。運営はスムーズで、雰囲気はハッピー、そしてコースはタフ!そして、もし君が各クラスで1位になった場合、憧れのシャンペンシャワーを味わう事も出来るのだ!
さぁ、さらにトレーニングを積んで来年はみんなもシャンペンの泡で戯れようじゃないか!レース会場で会おう!

ツール・ド・草津200 グラフィックス
text&photo:Adam Cobain
vol.2→

オージークライマーinツール・ド・草津2008 vol.1
温泉とヒルクライムのパラダイス!
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| 『足湯でウォーミングアップ?』 |
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| 『草津の街でちょっと背伸びしてみた』 |
私はこのレースで初めて800mの高低差を体験する事になったのだが、コースレイアウトは細かなヘアピン状のワインディングを擁し、頂上の標高は標高2,000mを望む、いわば「小さな乗鞍」とも云えるクライムだ。コース全長は18キロ、うち最初の5キロが草津市内のパレードのため、残りの国道292号線を一気に登る13キロが実際のレース区間になる。
街中のパレード走行の際には草津の人々が沿道で声援を送り、さながらベルギーのクラシックレースを走っているんじゃないか!?と思わせるものがある。シリアスなヒルクライマーや週末の戦士たちにとって、観客で埋め尽くされた細いコースを走るのは、ファンタスティックで、最高の雰囲気だ。
レースは4月、大半のエリートヒルクライマーの足は未だ「トレーニングモード」。調子をピークに仕上げて臨む本シーズンに控えるべく、長く勾配のキツい「ツール・ド・美ヶ原」や「乗鞍」に向けての最適なプロローグとなるレースだ。
今年のレースリザルトは全クラスとも例年より速かったのだが、これはコースの大半において吹いた強い追い風によるものである。そして、私もこのコースを34分39秒という新コースレコードで走破した。きっと他のライダーたちもこの追い風を味方につけて、各々のベストタイムを叩き出したに違いない。
![]() |
| 『バイクラックに並ぶレースバイク』 |
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| 『シャンペンシャワーだ!』 |
改めて感じることだが、オーストラリアにはよい登坂路がなく、ヒルクライムレースが少ないため、日本のこのようなレースの重要さを再認識させられる。ツール・ド・草津の先頭を走る人々はスピードが速くレベルの高いレースが繰り広げられるが、全ての参加者が草津の街と素晴らしい時間を満喫し、温泉を楽しみ、交通規制された舗装路で美しい山脈を見ながらサイクリングができる大会である。
1ライダーとしての意見だが、ツール・ド・草津はとてもよいイベントだ。運営はスムーズで、雰囲気はハッピー、そしてコースはタフ!そして、もし君が各クラスで1位になった場合、憧れのシャンペンシャワーを味わう事も出来るのだ!
さぁ、さらにトレーニングを積んで来年はみんなもシャンペンの泡で戯れようじゃないか!レース会場で会おう!
アダム・コベイン(Adam COBAIN)
長野県松本市在住のオーストラリア人ヒルクライマー。山の多い日本のヒルクライムレースを愛する、大の親日家。Jツアーや、特に登りのあるレースに目がなく、ヒルクライムでは見かけない事の無い常連選手。ツール・ド・草津200 グラフィックス
text&photo:Adam Cobain
vol.2→
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