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2007/11/25 18:11

ツール・ド・おきなわ 女子国際85km 3位/山島由香レポート

だんだんレベルアップして臨んだ3回目のおきなわ。女子国際の表彰台へ


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3位山島由香(サイクルベースあさひレーシング )
『山島由香(サイクルベースあさひレーシング )』
2位萩原麻由子(鹿屋体育大学)
『萩原麻由子(鹿屋体育大学)』
4位真下正美( Global Racing Team)
『真下正美( Global Racing Team)』
まずは簡単な自己紹介から。私の名前は山島由香。大学を卒業し、サイクルベースあさひという自転車屋に就職したことをきっかけにロードバイクに乗り始めました。初めて出場したMt.富士ヒルクライムに優勝し、次の年のツール・ド・おきなわ市民レディースの部でも優勝したことをきっかけに、今年から会社のバックアップを受け、実業団レースに出場することになりました。

思い入れのある絶対外せない大会

今回のツール・ド・おきなわは、初の国際女子のカテゴリーでの出走となりましたが、この大会の出場は3回目で、一昨年は市民レディース50kmで、こっそり逃げたのがバレず、逃げ切り優勝。去年も同じく市民レディースでがんがん先頭を引き、最後に力尽き5位になっていて、思い入れのある、絶対外せない大会です。

今回出場する国際女子の部は、距離が今年から85kmになったということで、正直、距離に不安はありましたが、コースにアップダウンが多いので、上りの得意な私に向いている大会だと思っていました。10月27日に出場したジャパンカップでは、国内トップ選手との下りのスピードの差が歴然としていたので、ツールドおきなわの対策として本番までの2週間は下りを速く走る練習ばかりしていました。

山岳で人数が絞れたらいいな

前日の土曜日に沖縄入りしたので、コースの試走はできずに本番を迎えることになりました。一緒に行ったコーチの宇田さんが何度か80lmに出場しているため、前日に立てた作戦(?)では「上りで頑張って、下りで付いていく走りをするように」とのことでした。私自身、平坦路が苦手なので、平坦になるまで誰かと一緒なら、絶対にその集団の一番後ろでゴールすることになると思っていたため、山岳でできるだけ人数が絞れたらいいな、と思っていました。

去年のレースでは、久しぶりに誰かと一緒に走るのが楽しくて楽しくて、後先考えずに先頭を引いていましたが、今年一年、いろんなレースに出させていただき、自転車レースは賢く走らないといけないのだということが少しずつ解ってきたため、計画通り、予定通り走るよう、自分に言い聞かせました。
輪行してきた自転車を組み立て、補給食を用意し、その夜は就寝。自転車の仕様以下の通りです。

バイク:ルイガノRSS 2006年モデル
ホイール:フルクラム・レーシング1
タイヤ:ビットリア・コルサEVO-CX
ギア:フロント52×39T、リア12〜25T

上りでは先頭を走れた

翌日は5時頃起床。私の泊まっていたJALオクマリゾートホテルは食事が5時から食べられるように用意してくださっていたので、5時半頃から朝食。6時半にはバスで宿舎を出発。スタート地点の辺戸岬に向かいます。9時33分のスタートまでストレッチしたり、少し走ったりしながら待ちます。そしてチャンピオンレースが通った後、いよいよスタート。

スタート直後から15kmほど続く平地は、予定通り集団の中で先頭と離れないことと、落車しないことだけに気をつけて走りました。ここでは落車も無く、ペースも速すぎず遅すぎず、良い感じで過ぎました。

海岸沿いの道から山岳に入ると、予定通り先頭に出て、頂上までの7km余りをほとんど先頭で走りました。頂上では先頭集団は、真下選手、萩原選手、香港ナショナルチームの2名の選手と私の5名に絞られていました。ここで後ろの集団を待っていたら上位に食い込むことはできないと思っていたのですが、幸運なことに先頭集団はペースを落とすことなく、そのまま順番に先頭交代しながら走りました。

途中で香港の選手1名が脱落し、4名で中盤のアップダウンを走っていきました。最初の坂でがんがん引っ張ってみたものの、よくよく考えると、あと50km以上もあることに気づき、少し弱気になりましたが、真下選手に「4位入賞できるよ。」(たぶんこういった意味の言葉だったと思うのですが)という言葉をかけていただいて、持ち直し、4名で仲良く(?)先頭交代しながら走っていきました。

4名で走っている間も、コースは上ったり下ったりで、上り坂好きの私でも、少しうんざりしてきました。試走したとしても、一回では覚えられないようなアップダウンの多さで、本気で優勝を狙うなら、5回くらいはコースを下見して走ったほうがいいと思いました。今更そんなこと悔やんでも仕方ないので、ひたすら耐えて離れないように走りました。もちろんしんどいながらも補給食(ウイダー1本、パワージェル4本)はガッツリ食べました。

山岳コースの半ばの平地部分、平良(たいら)のあたりに来た頃には、ジュニア国際130kmの選手や、市民85kmの男子選手など、いろんなカテゴリーの選手が入り混じりながら走りました。このあたりから真下選手がペースを上げたりして、他の選手の様子を見ていて、「やっぱりレース慣れしている人は違うな。」と思いながら、反応することもできず、離されないように走っていきました。

まだまだ力が足りないなぁ

『優勝ホアン・シャオメイ(香港)』
山島由香(サイクルベースあさひレーシング )
『山島由香(サイクルベースあさひレーシング )』
レースのために用意して組み上げた自転車。ルイガノRSSにフルクラム・レーシング1ホイールをセット
『ルイガノRSSにフルクラム・レーシング1ホイールをセット』
ふれあいパーティでは同じ表彰台に立てた萩原麻由子(鹿屋体育大学)さんと一緒に記念撮影
『萩原麻由子さんと一緒に記念撮影』
最後の坂の手前で、後ろから真下選手がすっと前に出ていき、先行しました。三人で追いましたが、付けず、ずるずると離れていきました。坂に入った時にはかなり離れてしまい、ここで真下選手の優勝は決まったと思いましたが、坂の頂上に入る手前で真下選手が急にペースダウン。「あれっ」と思いながらそのまま抜かして3人で下りに入りました。

下り切ると海岸沿いの平地が12kmあまり続くため、平地の苦手な私はできるだけ後ろについていきましたが、香港のホアン・シャオメイ選手が橋の登り坂でアタック。二人で追いましたが、付けず、萩原選手、私の順でバラバラにゴールを目指しました。広い道路でだんだん遠ざかる背中を追いかけながら、「あ〜あ、まだまだ力が足りないなぁ。」と改めて感じたレースでした。

そしてゴール手前の、応援の多いところでは見栄を張って少しペースアップ。ゴール地点が分からず通り過ぎて...。なんとか3位でゴールできたようです。

ゴールした後で聞いた話によると、真下選手は最後の坂で足が攣ってしまったそうです。自転車レースは何が起こるか分からないのが怖いですね。今回は、パンクなどのメカトラブルもなく無事走り切り、その上3位に入ることができ、とても嬉しいです。今年は思いのほか良い順位でゴールできたので、これ以上欲はありません、来年も3位以内を目指したいです。

ツールドおきなわの魅力

私にとってのツールドおきなわの魅力は、誰でも参加できることだと思います。初めて参加したときは50km走り切れるか心配でした。次の年は、順位を狙って走り、今年は5位以内を目指して走りました。もちろんカテゴリーが上がると完走も難しくなりますが、自分に合ったカテゴリーを選べば、それぞれ自分の目標に向かって走ることができますし、各カテゴリーが時間差でスタートするため、常に誰かと一緒に走ることができます。

沖縄のほんわかした空気の中で、初めて会う人と一緒にゴールを目指すのは、なかなかできない体験ですし、またそこで出会った人達から自転車の輪が広がっていくのは凄く素敵なことだと思います。ツールドおきなわは特別な大会。また来年も出場したいです。

山島由香(やましま ゆか)25歳。サイクルベースあさひレーシング所属。
ブログはサイクルベースあさひのぶろぐ・で・あさひ内、「山島社員のたまご納豆ご飯が最高!」


ツール・ド・おきなわ 女子国際85km フォトギャラリー

text:Yuka.YAMASHIMA
photo:Hideaki.TAKAGI
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