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2006/8/5 19:51

サンプルBからも同じく陽性反応 チームはランディスを即解雇


ランディス
『窮地に立たされたフロイド・ランディス』
8月5日、フロイド・ランディス(アメリカ、フォナック)のサンプルBのドーピング検査結果がUCI(国際自転車競技連合)から発表された。注目されたサンプルBの結果はサンプルAと同じく陽性。所属するフォナックはこの結果を受けて解雇を発表した。

一部の情報では11:1とも言われていたT/E比の値は正式に発表されていないが、サンプルAと同様に同位体比質量分析(IRMS)が施された結果、サンプルBからも外部からの摂取と見られるテストステロンが検出されたという。

問題となっている第17ステージ後に採取された2つのサンプルに陽性反応が出たことで、ランディスは窮地に立たされることになる。UCIはアメリカ自転車連盟にランディスに対する処分の手続きを進めるように要求した。

UCIルールに則れば、ランディスのタイトルは剥奪されることになり、ツール・ド・フランスの総合優勝はオスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ)の手に渡る。さらに2年間のレース出場禁止と、その後の2年間のプロツアー出場禁止も免れない。

このサンプルBの検査結果を受けて、フォナックチームはランディスの解雇を発表した。またフォナックチーム自体の存続も危ぶまれる声も囁かれている。

禁止薬物を使用したことは無いと主張しているランディスは専門の弁護士を雇い、自身の潔白を証明すべく長い闘いに備えている。ランディスの弁護士はUCIに対して、サンプルBの結果を待たずにサンプルAの情報が一部流出しランディスの権利が侵害されたとの声明を出した。

当のランディスは「サンプルBの結果がどうであれ、諦めずに闘い続けたツールと同様、この闘いにも屈するわけにはいかない。」と、闘い続ける意志を見せている。

タイトルの剥奪となれば、ツール103年の歴史の中で初の出来事だ。今後の進展に注目が集まる。

text: Kei. TSUJI
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