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2009/4/1 12:19

ロードレース史上最も偉大なるプロレーサー「 エディ・メルクス」


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時代は変わる。クラウディオ・キアプッチ、グレッグ・レモン、ベルナール・イノー、マルコ・パンターニ、ミゲル・インデュライン、その他さまざまな選手たちが活躍した時代からすでに多くの時がながれた。おそらく今、この素晴らしき自転車の世界には新しい世代の、若い人たちが非常に増えている。ティーンエイジャーの彼らもまた、サイクリングに喜びを見出し、彼らには彼らの世代の、新しいヒーローが生まれている。

なぜ知っているかというと、そう、たとえば大井埠頭(※都内のローディの練習場所として有名な場所)では、冬の間もシーズン前も、毎週のように若い人たちをよくみかける。いまどきのそうした世代の人が好きな選手とくれば、恐らくカデル・エヴァンスやフィリップ・ジルベール、トム・ボーネン、ハインリヒ・ハウスラー、アンディ・シュレック、そのほか多くの選手であろう。

だが、年配の人も若い人も、われらが自転車競技を愛するすべての人には覚えていてほしい。これから紹介するエディ・メルクスを。どうしてかって?そうだね、なぜかというと、ベルギー・クラシックを目前にひかえ、自転車史を知るにはちょうどよい機会だと思うんだ。

ということで、今日の「レッスン」は、エディ・メルクスだ。

ロードレース史上、おそらくメルクス以上のレーサーはいない。これまでも、今も、そしておそらくこれから先もずっと。

――なぜか。

メルクスの華々しいキャリアは12年にわたり、後にも先にも例のない、誰より多くの成果を残した。グランツールを制覇し、クラシックで優勝し、他のステージレースも勝利してさらにはチャンピオンシップをもぎとった。しかも、タイプの異なるレースすべてを制覇したというだけにおわらず、この偉業を何度も繰りかえし成し遂げたのだ。

最初に彼のグランツールの経歴をみていこう。ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアでそれぞれ5回、ブエルタ・ア・エスパーニャで1回優勝している。ツール・ド・フランスでは7回出場したうちの5回、ジロ・デ・イタリアでは8回出場したうちの5回で、ブエルタ・ア・エスパーニャにいたっては、メルクスはたった1度参加しただけでこのスペインのグランツールの優勝を手にしている。本当なら、ツール・ド・フランスは6回優勝していたはずだが、ひとりの観客にみぞおちを殴られて怪我したため、1975年のレースでは準優勝を強いられた。

グランツールでのメルクスには、さらに驚かされる事実がある。彼は今日に至るまでにツール・ド・フランスならびにジロ・デ・イタリアの両方でポイント賞、山岳賞と総合優勝という3分野すべての賞を獲得したただひとりのレーサーなのである。

現在、これらのジャージの1つでも獲得すればそれだけでキャリアになる。一方でメルクスは1968年のジロ・デ・イタリア、そして1969年のツール・ド・フランスという、1つのグランツール内で3つすべてのジャージを獲得している。これは尊敬すべきことだ。今日ではとくに…信じられないほどといってもいい。
それでは、ワンデイレースのメルクスは?こちらもまた信じがたい成績である。モニュメントのうち、ミラノ―サンレモをなんと7回制した。その他もロンド・ファン・フランデレン2回、パリ―ルーベ3回、リエージュ―バストーニュ―リエージュ5回、そしてジロ・デ・ロンバルディアで2回優勝した。

モニュメント以外のクラシックでは、アムステルゴールドレース2回、フレッシュ・ワロンヌ3回、ヘント―ウェヴェルヘム3回を制している。クラシックに君臨するメルクスの功績に比肩するレーサーなどいない。たとえキング・オブ・クラシックを自認するショーン・ケリーでも。

世界タイトルについては3回獲得という、それまでアルフレッド・ビンダとリック・ファン・スティーンベルゲンしかやれなかった高みに到達して2人と並んだ。これ以降、世界タイトル3回獲得というこの限られた栄光になんとか加われたのはオスカー・フレイレしかいなかった。

メルクスは1974年、ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、ワールドチャンピオンシップを制して「トリプルクラウン」を達成した。メルクス以外にこの偉業を達成できたのはただひとり、アイルランド人レーサーのステファン・ロッシュで1987年のことだった。

そのほかメルクスが獲得した重要なタイトルとしては、ツール・ド・スイス1回、パリ―ニース3回、ツール・ド・ロマンディ1回、ドーフィネ・リベレ1回、ツアー・オブ・ベルギー2回があげられる。

それだけにとどまらず、トラックレースの「6日間レース」では17勝、同様に「ベルギーマディソン選手権」においても7勝をあげた。メルクスはありとあらゆるレースで勝利し、怖いものなしで無敵だった。

これまでで最強のレーサーといえばランス・アームストロングという向きも多いが、そう言いきってしまう前に、ちょっと振り返ってほしい。アームストロングが獲得した大きなタイトルは、ツール・ド・フランス以外になにがある? ワールドチャンピオンシップ1回、クラシカ・サン・セバスチャン1回、フレーシュ・ワロンヌ1回、ツール・ド・スイス1回、そしてドーフィネ・リベレが2回。悪くない成績だ。悪くはないが、メルクスだって悪くない。並べてみればまったく、比較するまでもない。どれを比べてもメルクスの勝ちだ。ショーン・ケリー、あの「キング・オブ・クラシック」でさえ、獲得したクラシックのタイトルはたった9つだった。メルクスの27勝に比べれば… 繰り返そう。比べるまでもない。

偉大なるエディ・メルクス、ベルギー生まれのサイクリングの申し子、永遠なれ。

text:Valentino Sebic
translation:Kyoko Yamamoto
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