2009/3/24 20:28

ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオン第1ステージで起こった落車に巻き込まれたランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)について、レース主催者とアスタナのチームドクターは、アームストロングが落車した後、ヴァジャドリードの病院に搬送されたこと、そしてX線の検査の結果、右の鎖骨を骨折していたことを明らかにした。
チームドクターのペドロ・セラヤは、「ランスは、右鎖骨の中央部分を亀裂骨折し、他にも右でん部と右腕を打撲している」とアームストロングの容態についてコメント。そして、月曜日の夜に病院を退院したアームストロングは、「過去にこんなケガを負ったことはなかった。とても失望しているよ。今は、とても惨めな感じだ。ここ数日は、リラックスして過ごせなければいけないね」と自身の状態について語った。
また、彼は5月に開催されるジロ・デ・イタリアの出場について「とても難しい状況だ」とコメント。チームメイトのリーヴァイ・ライプハイマーは、クラッシュの場面を見ていないが、「俺は集団の先頭にいたけど、(アームストロングが落車した場所は)コース幅がとても狭く、路面も荒れていた。一般的なスペインの道路より酷い路面コンディションだった」と述べている。
クラッシュはゴールまで残り20kmとなり、2選手のアタックから集団のスピードが上がってきたところで発生。何人もの選手のホイールが絡みあい、転倒している。アームストロングも激しく叩きつけられると、右腕を押さえながら路面に座り込んだ。チームメイトであるトーマス・ヴァイクスも落車に巻き込まれており、彼は負傷したアームストロングに駆け寄った。しかし、アームストロングは、ヴァイクスにそのまま走り続けていいと合図を送る。ヴァイクスは、再び自転車に乗ってレースに復帰した。
先日アームストロングは、現役復帰後ヨーロッパでは初のレースとなるミラノ〜サンレモに出場。計298kmのレースを125位で終えていた。そして、ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオンは、7連覇を達成した2005年ツール・ド・フランス以降では、ヨーロッパで初のステージレースだった。また、アルベルト・コンタドールと初めて一緒に走る大会でもあった。
当初、彼は5月9日から31日に開催されるジロ・デ・イタリアの出場を予定していた。しかし、今回のケガを受け、アメリカ帰国後に手術を受けることを発表。そして、「17年間のプロ生活で、私はこれまで幸運にも自転車界でよくあるケガを負わずにすんでいた。クラッシュは、これからの出場スケジュールに影響を与えるものだ。しかし、今の私にとって最も重要なのは、自宅に戻って静養し、そこからリハビリを始めることだ」と述べている。彼が負った鎖骨の骨折は、一般的に回復まで4週間から6週間かかると見られている。
text:Valentino Sebic
translation:Eiichi Suzuki

UPDATE ムービー追加
アームストロング ジロ出場は「とても難しい状況だ」
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| 『右鎖骨を骨折したランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)』 |
チームドクターのペドロ・セラヤは、「ランスは、右鎖骨の中央部分を亀裂骨折し、他にも右でん部と右腕を打撲している」とアームストロングの容態についてコメント。そして、月曜日の夜に病院を退院したアームストロングは、「過去にこんなケガを負ったことはなかった。とても失望しているよ。今は、とても惨めな感じだ。ここ数日は、リラックスして過ごせなければいけないね」と自身の状態について語った。
また、彼は5月に開催されるジロ・デ・イタリアの出場について「とても難しい状況だ」とコメント。チームメイトのリーヴァイ・ライプハイマーは、クラッシュの場面を見ていないが、「俺は集団の先頭にいたけど、(アームストロングが落車した場所は)コース幅がとても狭く、路面も荒れていた。一般的なスペインの道路より酷い路面コンディションだった」と述べている。
クラッシュはゴールまで残り20kmとなり、2選手のアタックから集団のスピードが上がってきたところで発生。何人もの選手のホイールが絡みあい、転倒している。アームストロングも激しく叩きつけられると、右腕を押さえながら路面に座り込んだ。チームメイトであるトーマス・ヴァイクスも落車に巻き込まれており、彼は負傷したアームストロングに駆け寄った。しかし、アームストロングは、ヴァイクスにそのまま走り続けていいと合図を送る。ヴァイクスは、再び自転車に乗ってレースに復帰した。
先日アームストロングは、現役復帰後ヨーロッパでは初のレースとなるミラノ〜サンレモに出場。計298kmのレースを125位で終えていた。そして、ブエルタ・ア・カスティーリャ・イ・レオンは、7連覇を達成した2005年ツール・ド・フランス以降では、ヨーロッパで初のステージレースだった。また、アルベルト・コンタドールと初めて一緒に走る大会でもあった。
当初、彼は5月9日から31日に開催されるジロ・デ・イタリアの出場を予定していた。しかし、今回のケガを受け、アメリカ帰国後に手術を受けることを発表。そして、「17年間のプロ生活で、私はこれまで幸運にも自転車界でよくあるケガを負わずにすんでいた。クラッシュは、これからの出場スケジュールに影響を与えるものだ。しかし、今の私にとって最も重要なのは、自宅に戻って静養し、そこからリハビリを始めることだ」と述べている。彼が負った鎖骨の骨折は、一般的に回復まで4週間から6週間かかると見られている。
text:Valentino Sebic
translation:Eiichi Suzuki
1 コメンテーター: soramimit コメント日: 2009/03/25 09:08:01
アームストロングの挫折。ジロはもう無理か〜?無理でしょうね。あと、1ヶ月半では、怪我はなんとか完治しても、コンディション作りは出来ないですよね。
昨年のコンタドールのようには…いかないだろうなぁ〜。とても残念です。
ジロはライプハイマーに頑張ってもらって、代わりにLIVESTRONGの自転車に乗ってもらうというのはどうですかね。(^_^;)
そうだったらいいのになぁ〜♪
ツールには是非出場して欲しいです。
挫折を乗り超え、ここからが奇跡の復活、真の幕開けとなることを祈る!








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