全体としての振動吸収性も非常に高いし、長い間乗っても他のバイクに比べて苦痛が明らかに少ない。レースマンであっても景色を眺めながらのロングツーリングや普段のトレーニングには乗りたいぐらいですね。そしてただ安楽というわけでなく、下り性能は折り紙つき。何しろオンダフォークが装備されていますから。
ロングライド向きという傾向はありますが、このバイクをピナレロスポンサードチームのプロレーサーが好んで乗っているという事実もよく見かけられますから、レーサーの人にもタイプによってはいいのかもしれません。
軽量ホイールを履けば、ヒルクライムでも非常に軽やかに走れると思います。タイムを狙うというなら違う軽さが必要なのかもしれませんが、楽に走れると思います。
あと思い浮かぶのはトライアスロンでの使用ですね。スイムで身体が疲れてペダリングが乱れても進んでくれるし、快適。トライアスリートの方でなかなか上手なペダリングが習得できない方は、これに乗ればその欠点をカバーしてくれるでしょうね。無理やり重いギアでぎこちなくペダルを漕いでも良く進んでくれます。TTバイクのようなフォルムですからエアロダイナミクスという点でも万全だと思います。
09よりフレーム売りになったのもうれしいですね。パーツを予算と好みで選ぶことができる。ハンドルをカーボンのものを装着すれば、さらに長距離仕様にすることができると思います。今回12Kカーボンのものに乗りましたが、フレームに迫力があってカッコイイですね。表面の網目模様が大きな12Kカーボンと光沢に凄みを感じます。