かつての名車プリンスSLはすごく硬いフレームだったんですが、それよりはややマイルドな味付けになっています。レース中級者から上級者まで充分レースを闘えるフレームですね。日本のトップレベルの選手が使ったとしても不満は一切でないでしょう。かと言って初心者にオーバースペックかといえばそんなこともなく、充分な懐の深さで応えてくれるはずです。とにかく、絶賛。すごくいい。
ペダリングとしては、踏んでいけるし、重いギアを回してもいける。これに乗れば「今日は調子がいい」と錯覚するほどですね。ダンシング良し、シッティングも良し。
バックの剛性も高く、反応がいい。踏み出しが軽く、中速域からの加速もいい。下りも「ピナレロハンドリング」と形容されるように、軽快そのもの。まさに非の打ち所がありません。
「ミニプリンスSL」と形容しましたが、素直で硬すぎない乗り味という点では「ミニドグマ」とも言えますね。ハイエンドに匹敵する性能をこの価格で実現しているという点では、ピナレロの底力を感じますね。もし目隠しをして乗ったら、ハイエンドモデルとこのFP2の違いを言い当てる自信がないですね。