ただひたすら寒いほうがウェア選びは簡単だ。やっかいなのは季節の変わり目。寒いかと思えばときには暖かく(暑く)なる。外気温にあわせた細かな温度調節が必要な時期こそ、ウェア選びが難しくなってくるのだ。
 
メイン素材にソフトハイゲージシェルを用いたソフトシェルジャージなら、冷たい風をブロックしつつ、フルに動ける伸縮性が走りを愉しくしてくれるだろう。

表面は目の詰まった生地で防風性が高く、肌面は暖かくて肌さわりが良いマイクロフリース素材が採用されている。表面に施された強力な撥水加工は通り雨や雪を弾いてくれる。秋口から春先までの長い期間に対応する。また真冬の運動量が多いスポーツライドにも向くコーディネイトだ。
ぐっと冷え込むようになったら、完璧な防風性を備えたシンテックス5000素材を採用したウィンドブレークC&Sジャケットの登場だ。冷たい風をシャットアウトし、身体を冷えから護ることで暖かな着心地を実現。背中や腕の裏面などの風を受けない部位にはソフトハイゲージシェルが採用され、伸縮性に富むため動きやすさも両立している。しかも高い運動量でも蒸れを放出してくれる。
 
ウィンドブレークC&Sジャケットにはゆったりめのカッティングが採用されているため、長袖ウェアの上に重ね着することができる。例えばソフトシェルジャージの上に着れば真冬の寒さにも充分対応する。多彩な商品群をもつパールイズミならその日の気分にあったウェアのチョイスも可能だ。
ウィンドブレークタイツは冷たい風を防ぎ、かつ動きやすいという相反する機能を両立したパールイズミ・ウィンタータイツの代表的製品だ。風を受ける前面には防風機能をもった素材シンテックス5000を採用。タイツ後部には冬場に最適な保温性能を持つスーパーサーマフリース プラス素材を採用。膝には伸縮性に優れたスピードセンサー・ウォームを採用し、ペダリングの動きを妨げず、膝の冷えを防ぐ。起毛加工された肌面は暖かく快適だ。
 
上の2例ともウェア内部にはサイクリング用アンダーウェアを着ている。外にサイクリング専用アウターを着たとしても、内側が普通のTシャツなどでは、かいた汗で内側から身体を冷やすことになってしまい、せっかくの高機能も生かせない。詳しくはアンダーウェアの項で紹介しよう。
寒さに弱いのが身体の末端部、手足の指先や、耳などだ。耳をすっぽり覆って冷たい風から護るウインドブレークイアーバンド。そしてハンドルを握りやすくブレーキやシフト操作もしやすいウィンターグローブをしよう。詳しくはアクセサリーの項で紹介しよう。