日本を代表するプロロードレーサー別府匠がオクタンを履き始めたのは、パールイズミから初めてオクタンがリリースされた06年から。

「もともとパールイズミのシューズは、『さすがウェアメーカー』と思わせるフィット感と心地よい履き心地が気に入っていました。そして『オクタン』が発売され、さらに『やられた!』と思ったんです。」

別府が驚いたのは、チタンとカーボンが組み合わされたオクタンの独特なソール構造だ。

「2種類の素材が組み合わされた"ハイブリットソール"。カーボンだけのソールよりも硬く、チタンだけのソールよりもしなやか。今やロードシューズのトップモデルといえばカーボンソールが主流ですが、しなやかななかにも金属特有のハリのある硬さが、効率のよいペダリングを生んでくれるんです。」

ロードレースのシューズは、ペダリングの力をすべて駆動力に変えてくれることが望ましい。そのためには硬いソールと、アッパーのしっかりとしたホールド力が不可欠だが、オクタンはそれらを兼ね備えているだけでなく、5時間にも及ぶロードレースでもストレスを感じさせない履き心地も特長だ。

「アッパーの周りは硬く保持されているのに、中はふっかりとした履き心地。まるでフランスパンのバゲットのような感じ(笑)。足が護られているという安心感があり、さすがアパレルメーカーのパールイズミ製ならではと感心する履き心地の良さがあります。」

別府 匠べっぷ・たくみ
愛三工業レーシングチーム所属
1979年9月29日生まれ。
神奈川県茅ヶ崎市出身。

高校卒業後、6年間ヨーロッパのレースを走り、2004年に日本の愛三工業レーシングチームに移籍。移籍1年目に日本の2大ステージレースのひとつツアー・オブ・ジャパンでステージ優勝をあげ、日本人で初めてリーダージャージを獲得した。2005年度は日本実業団ランキング1位を獲得。現在世界最高峰のUCIプロチームに日本人で唯一所属している別府史之(ディスカバリーチャンネル)の実兄。

ブログ「Takumi's Weblog」

 

07年にリリースされるニューオクタン「オクタンLE」は、愛好者の多い3本ベルクロクロージャーになったことが、大きな変更箇所だ。

「元世界チャンピオンのスプリンター、トム・ボーネンも3本ベルクロのシューズを使っていますが、ラチェットやダイアル式のアジャスターに比べ、細かい締め付け調整ができるのが3本ベルクロの利点です。部品の破損の心配もないので、3本ベルクロはシューズの原点に返ったということですね」

もちろん、ラチェットやダイアル式のシューズを好む人はそれでもいいのだが、万が一の部品トラブルを避けるには、シンプル・イズ・ベストのベルクロタイプが安心だ。

「アッパー部分に硬いパーツがあると、甲に当たって痛みを感じることも。だからこそ、やわらかさもある上に、しっかりと締め付けられるベルクロクロージャーも、試してみる価値大ですよ。」

別府選手は07年シーズン、このオクタンLEで全レースを走る。別府選手の活躍の影には、常にオクタンLEがある。

「なんと言ってもオクタンは、この高級感がいいですよね。ソールに使われるカーボンは、光沢を持ったシルバーカーボン。そこに、男心をくすぐるチタンが組み合わされていて、全体もシルバーでまとまっている。レース会場では僕の足元にも、ぜひ注目してください。」

軽量と強度を高次元で実現するチタンとホワイトカーボンの組み合わせ「TI-BEAM」構造のソールを採用
シューズ内部に肌触りのソフトなワッフル生地採用
ホワイトカーボンにより伸びない3本ベルクロストラップクロージャー
ソールのつま先とかかと部に、歩行性のよいラバー製グリップを配備
ソールのTi-BEAM®部にムレを防ぐ通気口を備える
甲を包み込むようにフィットし、通気性を向上させるシームレス・ラウンドアッパー