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 リブモで安心! 通勤・ロングライドタイヤの選び方 ロングライドのタイヤ選び アドバイス by 山根理史
ロングライド大会などに参加する際、もっとも心配なのがパンクという人は多いだろう。そこで石見グランフォンドなどの大会運営スタッフである山根理史さん(NPO法人サイクリストビュー)に、ロングライド大会をパンク知らずで乗り切るためのアドバイスと、パンクの賢い応急処置法を教えてもらった。

山根理史さん(NPO法人サイクリストビュー)

石見グランフォンド運営スタッフ。大会の開催される島根県出身。山根さんはチームコムレイドに所属し、日本のトップレースを走っている実業団レーサーでもある。

「パンクしない」で選ぶロングライド用タイヤ
グランフォンドなどのロングライド大会でパンクすることは、そのぶん遅れることを意味する。「パンク修理はサポートスタッフに任せる」と言う人もいるようだが、それは実情を知らないから。実際は巡回スタッフが駆けつけるにも時間が掛かるから、安易に頼り切ることはできない。なによりノーサポートが原則の大会も多い。

パナレーサーのお奨め新タイヤRiBMo(リブモ)は、耐パンク性能が高いということで、これまでの大会でパンクが原因で苦汁を飲んだ方にマッチする商品だろう。パンクによるサポート要請が減るのは、大会運営側としても大変ありがたいことだ。

パンクが心配な人は、まずパンクしないタイヤを選ぶこと。それがもっとも効果的な方法だ。そしてパンクに備えてパンク修理(チューブ交換)のテクニックをマスターしておくこと。「セルフリカバリー」は自転車だけでなくアウトドアスポーツ全般に共通する心得だ。

実際にテストしてみたが、リブモは耐パンク性能が高いながら、充分に軽快な走り心地を備えている。サイズも700×25/28/32/35C、26×1.25/1.50/1.75/2.00と8種類揃っている。タイヤ太さにバリエーションが多く、少し太めならロードバイクでもほどよい安心感が得られるのもいい点だ。またクロスバイクやマウンテンバイクに使うなら、高性能で安心なオンロードタイヤと言えそうだ。
無視出来ないウェット性能
結局ロードバイク用タイヤの性能を突き詰めれば、ハイスペックなレーシングタイヤが走行性・快適性でイチバンという面がある。走りが愉しく軽快だから、サイクルイベントの初参加者層にこそいいタイヤをチョイスしてもらいたい。スポーツ走行に慣れて、素早いパンク修理をマスターした人ならレーシングタイヤを使うのもいいだろう。ただし、忘れてはならないのが「雨」だ。

今まで石見グランフォンドでは、2日間の大会期間のうちどちらか1日が雨というパターンが続いている。「一日は必ず雨が降る」というのが常連さんの通念だから、タイヤはウェット性能にも信頼がおけるものが選ばれる。また、グランフォンドの傾向として厳しい峠とその対となる下り坂もコースに含まれるため、路面には濡れたり苔むした箇所もある。コースに選ばれるのは普段クルマの交通量が少ないところだけになおさら。だからタイヤのウェット性能は無視できない。
レーシングタイヤから選ぶなら、パンクに強くてハイグリップを特徴とするものが最適だろう。"パナレーサー・エクストリームDURO"は、ドライ&ウェットで高いグリップ性能に定評があるレーシングタイヤ。ロングライド系用途でのトップモデル的存在とも言えるだろう。レース的にバリバリ走る人、極力軽いタイヤで走りたい人などにオススメだ。
イベントには雨がつきもの。安心して走れるかどうかは、タイヤの性能によるところが大きい
2008初夏、RiBMoにも採用されている"プロテックステクノロジー"を採用したデュロがデビューする。さらなる耐パンク性能を身につけ、タフ&ハイグリップレーシングタイヤの最高峰となりそうだ。発売が待ち遠しい。
タイヤケアの基本
イベントに出る前に準備すること
ロングライド大会などに出てパンクする人は、まずタイヤの状態がひどいケースが多い。ケーシングが切れたり、擦り減りきったタイヤだったり。まず何をおいてもいいコンディションのタイヤで参加するということを忘れないで欲しい。それだけでパンクのリスクはぐっと減る。
自分で判断することに自信がない人は、出発前にサイクルショップで点検・交換してもらおう。

ロングライド大会に参加する場合、パンク修理に必要なものはチューブ2本とタイヤレバー3本、応急修理用のイージーパッチなどだ。パンクした場合はチューブを交換することでパンクを直す。スペアチューブは1本だと不安だから2本持つと安心。そしてハメ損ねてパンクさせてしまった場合などに対応できるよう、イージーパッチがあると安心だ。そして指定の空気圧までちゃんと空気の入れることができるポンプを携行したい。チューブにはバルブの形状(3種類)、太さなどに数種類があるので、タイプが違うものを持っていては使うことができないから注意。

ロングライド大会に携行したいもの
スペアチューブ2本、タイヤレバー3本、イージーパッチ(ゴム糊不要で簡易的に貼ることができる)。以上をサドルバッグなどに入れて携行しよう
スライドショーで解説パンク修理の基本
パンク修理は慎重に
パンク修理の際に、誤ってまたパンクさせてしまうことがよくある。原因は、タイヤに異物が刺さったままになっていて再びパンクしてしまう、交換する際にタイヤレバーでチューブを噛んでしまう、ポンプで空気圧を充分上げずに走り出してリム打ちを起こしてパンクetc...。いずれも気をつけていれば防げるのだが、焦って慌てているとついやってしまう。「時間に追われているときほどパンク修理は慎重に」を心がけよう。

パナレーサー・ミニフロアポンプ
フレームに取り付けられ、英・仏・米の3種類のバルブ形状に対応するマルチタイプのポンプ。ステップつきでフロアポンプのように使える。全長340mm・重量200gの軽量アルミニウム製
チューブにはバルブ形状(英・仏・米式)に3種、タイヤに適合する径や太さによって数種類、リムの高さ・形状にあわせバルブの長さにも数種類ある。それらの種類を確かめ、自分の自転車に使えるかどうかをサイクルショップの店員さんに相談してから購入しよう。
プロショップからのアドバイス
浅野浩一さん
サイクルショップYOU CAN
大会中にパンクする人のなかで、「まだタイヤを換えなくていい」と思い込んでいる人のパンクというケースはとても多いですね。長く使ったタイヤの寿命はまだあるように思えても、劣化した状態では性能が低くなっているし、パンクする確率がとても高くなるんです。また新車・新タイヤであってもリムフラップに不十分なものが使われているケースもあって、タイヤの内部(リム側)で良くパンクする人はリムフラップが原因であることを疑ってみてください。リムフラップが伸びたりしてスポーク穴が露出していたら、空気圧を高めるだけでパンクしてしまいます。

大会参加前にはぜひプロショップに自転車を整備しに来て欲しいですね。タイヤだけでなく各部を点検することもできますから。タイヤ交換する場合は、その人に合わせた最適な製品のアドバイスができます。ちなみに当店ではタイヤ交換工賃は1本1,050円(税込み)で、廃棄料金が含まれています。古タイヤは産業廃棄物ですので、環境のためにも一般の燃えないゴミなどには出さないようにしたいですね。
パナレーサーPoly-Liteリムフラップ
リムフラップは定期的に交換したい。リム径・幅により数種類ある。
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