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2009/1/19 11:59

新城幸也がツール・ド・ランカウィ出場 所属チーム名がBboxブイグテレコムに変更へ


新城幸也(Bboxブイグテレコム)
『新城幸也(Bboxブイグテレコム)』
2004年、新城は小さなアマチュアチームでツール・ド・ノルマンディに出場した時から、数々の難題を克服し、夢見ていたフランスのプロチームとの契約を勝ち取った。彼の契約は、2009年プロツアーチームのメンバーが最終決定される前、最後の数人を決める時期に結ばれたものだ。沖縄出身で24歳の彼は、チームマネージャーのJean-René Bernaudeauに連続してアタックを仕掛けられる部分を評価された。また、彼は2006年ツール・ド・リムーザンで第2ステージを制し、総合3位に入ったことで実力を証明した。

また、新城のアタック能力は、過去2年間完走しているツール・ド・ランカウィでもブイグテレコムのスタッフに注目されていた。新城は2007年の同レース、グア・ムサングからコタ・バールへと向かう第4ステージで7位に入り、優れたスプリンターであることを示した。結果として新城幸也は現在、ブイグテレコムがマレーシア(ツール・ド・ランカウイ)で戦う際の鍵となる選手になっている。Bernaudeauは、「私たちは、スポーツサイクリング界において異なった方法で選手発掘を行っている。そして新城を発見し、興味を持っていた」とコメント。ベンディー出身の彼は、フランス領であるカリブ海諸島のグラドループ出身の選手(ロニー・マーティアスとヨハン・ジュネ)、サイド・ハドウにフランスへの移民してきたアルジェリア人3世では初のプロ自転車選手となるチャンスを与えた人物として知られている。

そして、新城と契約を結んだことで、フランスのプロチームでは初めてアジア人選手を加えた。Bernaudeauは最初、アマチュアチームのベンディーUに所属した時から、1996年にマレーシアでのツール・ド・ランカウィが継続開催のレースとして再開されると、アジア人選手の獲得を目指していた。BboxブイグテレコムのアシスタントスポーツディレクターであるPhilippe Mauduitは、アジアの自転車界に長期に渡って貢献してきた実績を持っている。彼は日本の日本鋪道でスポーツディレクターを務め、2002年から2004年にかけては、中国女子代表チームのコーチだった。

Mauduitは「中国では政府が関心を持ったことで、自転車は急激に普及することが出来た。だが、日本では路上の混雑を招くものとして、スポーツ分野での発展に限定されている」と発言。そして「連盟は、日本人選手たちのヨーロッパ、他のアジア各国での挑戦を支えようとしている熱狂的な自転車好きの人々に対して前向きな対応をしていない」と苦言を呈している。

新城は、Bboxブイグテレコムでツール・ド・フランスでのステージ制覇を含む勝利、また、再び全日本選手権で優勝することを目指している。そして梅丹本舗-GDRでの勢いを維持し、1月のタイで調子を上げた後、ツール・ド・ランカウィに挑む。彼は「暑いのと登りは、マレーシアで走るコースと似ています。12月にフランスでトレーニングキャンプに参加した時、チームが本当の家族のようにまとまっているのが印象深かったです。また、チームの戦略はともて明確でした。キャプテンはおらず、全ての選手が勝利を目指すことができ、ツール・ド・フランスに出場できるチャンスがあります。自分のベストを尽くし、チームメイトからの信頼を勝ち取りたい。そして、ステージ、総合部門で勝利を狙っていきたいです」と意気込みを語る。

Mauduitは、「私たちは、ツール・ド・ランカウィでの総合王者を狙っている。ヨハン・シュホップは、私たちのナショナルキャプテンだ。彼のパワー溢れる走りは、昨年のフレイジャーズヒルより、今年のゲンティンハイランドでの登りの方が合っている」とコメント。スイス出身のクライマーは、昨年フレイジャーズヒルでのステージ制覇を期待されていたが、レース開始から2kmを過ぎた時点でフラットタイヤを使用していたことからその望みが絶たれた。彼は、「寒く、雪が降ったことはシュホップのようなトレーニングを積んだ選手には不利だった」と発言。欧州の選手たちは、彼らの初期計画に比べるとコンディション不足の状態でマレーシアでのレースに参加する。だからこそBboxブイグテレコムは、新城に大きな期待を抱いている。

Bboxブイグテレコム
2009年ツール・ド・ランカウィの参加メンバー
新城幸也(日本)
ジオヴァンニ・ベルノドー (フランス)
ヨアン・ジェーヌ (フランス)
アルノー・ラブ (フランス)
ギリアム・フロック (フランス)
ヨハン・チョップ (スイス)
スポーツディレクター:Philippe Mauduit.

2009年のツール・ド・ランカウィは、2月9日から15日にかけて20チームが参加する。マレーシア政府のあるプトラジャヤからスタートし、首都のクアラルンプールの独立広場ダタランムルデカがゴール地点だ。大会はマレーシア自転車連盟が運営し、マレーシア政府の青年スポーツ省、UCI、アジア自転車連盟がサポートする。

text:Valentino Sebic
translation:Eiichi Suzuki

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