2008/9/25 11:49
2008年9月24日、現役復帰が決定していたランス・アームストロング(アメリカ)の所属チームが発表された。「ガンの理解拡大」を掲げるアームストロングが選んだのは、戦友ヨハン・ブリュイネール監督率いるアスタナチーム。グランツール三冠のアルベルト・コンタドール(スペイン)とツール7連覇の功績者が同チームで走ることに。
衝撃的な現役復帰表明から2週間。数々の憶測が飛び交う中、アームストロングは9月24日にニューヨークで会見を開き、アスタナでの現役復帰を発表した。プレスリリースはアスタナのチームウェブサイトにて閲覧可能。2005年にディスカバリーチャンネル柄のマイヨジョーヌで一旦途絶えたキャリアが、2009年にアスタナジャージで再スタートする。
現在アスタナを指揮しているのは、かつてアームストロングのツール7連覇を支えたヨハン・ブリュイネール監督だ。当時アームストロングが駆ったバイクメーカーのトレックも現在アスタナに機材供給中であり、この2つの理由からアームストロングのアスタナ入りは有力視されていた。
ブリュイネール監督は「彼と再びレースに取り組むことを光栄に思う。そして非常に楽しみだ。ランスは以前と変わらないカリスマ性と情熱を持ってチームに合流するだろう。カザフスタンのスポンサーもランスの決断を喜んでくれている。スポンサーの望みであるカザフスタンの若手育成に、ランスほどの適材は他にいない」と、アームストロングの復帰を歓迎している。
アスタナには2007年にツール・ド・フランス、2008年にジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャを制した三冠王アルベルト・コンタドール(スペイン)が在籍している。コンタドールに関してアームストロングは「彼と一緒に走ることを楽しみにしている。アルベルトは現在地球上で最高の選手だ。それを理解して尊重しなければならない。今は彼のようなスピードで走れないよ」と、同チームで走ることを問題視していない。
スペインのマルカ紙は「アームストロングの加入によりコンタドールのチーム離脱も有り得る」と報じていたが、チームウェブサイトの中でコンタドールは「プロスポーツ全般を見ると、チーム内に2〜3人のチャンピオンがいても不思議ではない。世間はチーム内の軋轢を期待しているようだけど、ランスに対して悪い感情は持っていないよ。彼は僕の模範であり続けたし、彼の加入は僕のモチヴェーションを上げてくれる。もちろん僕の2009年シーズンの目標は明らか。ランスやチーム首脳陣と来シーズンに向けて話し合わないといけない」と述べている。
アームストロングの復帰戦は、シーズン序盤にオーストラリアで開催されるツアー・ダウンアンダー。アームストロングは「出来る限りの準備をしてレースに挑みたい」と意気込みながらも、ツール・ド・フランス優勝の可否ついては「正直言って分からない。3年間レースから離れていて、しかももうすぐ38歳だ。本当に分からない」と、3年間のブランクを現実的に受け止めている。いずれにしても2009年のグランツールでアスタナが再び台風の目になることは間違いない。
ダニエル・ナバーロ(スペイン)
ベンハミン・ノバル(スペイン)
アイマル・スベルディア(スペイン)
ホセルイス・ルビエラ(スペイン)
ランス・アームストロング(アメリカ)
リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ)
クリストファー・ホーナー(アメリカ)
スティーブ・モラビート(スイス)
ミヒャエル・シェアー(スイス)
グレゴリー・ラスト(スイス)
アンドレアス・クレーデン(ドイツ)
ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア)
セルジオミグエルモレイラ・パウリーニョ(ポルトガル)
トーマス・ヴァイクス(リトアニア)
マキシム・イグリンスキー(カザフスタン)
アッサン・バザイエフ(カザフスタン)
ロマン・キエレフ(カザフスタン)
ベリック・クペショフ(カザフスタン)
デミトリ・ムラフエフ(カザフスタン)
アンドレイ・ゼイツ(カザフスタン)
text:Kei TSUJI
ツール7連覇のアームストロングがアスタナで現役復帰
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| 『ランス・アームストロング(アメリカ)』 |
衝撃的な現役復帰表明から2週間。数々の憶測が飛び交う中、アームストロングは9月24日にニューヨークで会見を開き、アスタナでの現役復帰を発表した。プレスリリースはアスタナのチームウェブサイトにて閲覧可能。2005年にディスカバリーチャンネル柄のマイヨジョーヌで一旦途絶えたキャリアが、2009年にアスタナジャージで再スタートする。
現在アスタナを指揮しているのは、かつてアームストロングのツール7連覇を支えたヨハン・ブリュイネール監督だ。当時アームストロングが駆ったバイクメーカーのトレックも現在アスタナに機材供給中であり、この2つの理由からアームストロングのアスタナ入りは有力視されていた。
ブリュイネール監督は「彼と再びレースに取り組むことを光栄に思う。そして非常に楽しみだ。ランスは以前と変わらないカリスマ性と情熱を持ってチームに合流するだろう。カザフスタンのスポンサーもランスの決断を喜んでくれている。スポンサーの望みであるカザフスタンの若手育成に、ランスほどの適材は他にいない」と、アームストロングの復帰を歓迎している。
アスタナには2007年にツール・ド・フランス、2008年にジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャを制した三冠王アルベルト・コンタドール(スペイン)が在籍している。コンタドールに関してアームストロングは「彼と一緒に走ることを楽しみにしている。アルベルトは現在地球上で最高の選手だ。それを理解して尊重しなければならない。今は彼のようなスピードで走れないよ」と、同チームで走ることを問題視していない。
スペインのマルカ紙は「アームストロングの加入によりコンタドールのチーム離脱も有り得る」と報じていたが、チームウェブサイトの中でコンタドールは「プロスポーツ全般を見ると、チーム内に2〜3人のチャンピオンがいても不思議ではない。世間はチーム内の軋轢を期待しているようだけど、ランスに対して悪い感情は持っていないよ。彼は僕の模範であり続けたし、彼の加入は僕のモチヴェーションを上げてくれる。もちろん僕の2009年シーズンの目標は明らか。ランスやチーム首脳陣と来シーズンに向けて話し合わないといけない」と述べている。
アームストロングの復帰戦は、シーズン序盤にオーストラリアで開催されるツアー・ダウンアンダー。アームストロングは「出来る限りの準備をしてレースに挑みたい」と意気込みながらも、ツール・ド・フランス優勝の可否ついては「正直言って分からない。3年間レースから離れていて、しかももうすぐ38歳だ。本当に分からない」と、3年間のブランクを現実的に受け止めている。いずれにしても2009年のグランツールでアスタナが再び台風の目になることは間違いない。
2009年アスタナチームのフォーメーション
アルベルト・コンタドール(スペイン)ダニエル・ナバーロ(スペイン)
ベンハミン・ノバル(スペイン)
アイマル・スベルディア(スペイン)
ホセルイス・ルビエラ(スペイン)
ランス・アームストロング(アメリカ)
リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ)
クリストファー・ホーナー(アメリカ)
スティーブ・モラビート(スイス)
ミヒャエル・シェアー(スイス)
グレゴリー・ラスト(スイス)
アンドレアス・クレーデン(ドイツ)
ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア)
セルジオミグエルモレイラ・パウリーニョ(ポルトガル)
トーマス・ヴァイクス(リトアニア)
マキシム・イグリンスキー(カザフスタン)
アッサン・バザイエフ(カザフスタン)
ロマン・キエレフ(カザフスタン)
ベリック・クペショフ(カザフスタン)
デミトリ・ムラフエフ(カザフスタン)
アンドレイ・ゼイツ(カザフスタン)
text:Kei TSUJI

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4 コメンテーター: kame3 コメント日: 2008/09/25 13:52:43
コンタとのエース争いもそうですが、TTでのリーヴァイ・ライプハイマーとの争いも見所ですね。
5 コメンテーター: ingland012 コメント日: 2008/09/25 21:42:20
ああ、ついに正式発表。やっぱりアスタナでしたね。
個人的にはランス選手が1年で現役引退という気がしてならないので、コンタドール選手の移籍はないと思います。
多分w
いくらなんでもランス選手のツール出場はあれど、我を通しきってツールでアスタナが優勝を逃す形になることはないと思いますが・・・・・・
まぁ、楽しみな選手が増えてよかった。
ツァベル選手も引退しそうだし、フォイクト選手と30後半の力を見せ付けてほしいところです!
6 コメンテーター: stayer コメント日: 2008/09/27 09:40:37
本当に正式復帰になりましたね新時代のエースとなったコンタドール選手との関係が微妙なところですが
いっそのことツール・ド・フランスはコンタドールに譲って
ランス自信はまだ制していないジロやブエルタ
そして常に狙っていたのに勝てなかった
アムステルゴールドを始めとした
春のクラシックレースの制覇を目指して欲しい気もしますね
いずれにしても復帰したけど弱かった
というランスは見たくないし
負けん気の強い彼自身もそんなことになるなら復帰しないはず
もしかしたら以前より強くなっているのでは
という可能性に期待して来シーズンのレースを今から楽しみにしたいですね








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