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2008/3/13 12:51

愛三工業レーシング2008 CTプレゼンテーションspecial

愛三工業レーシングが目指す2008年「悲願の全日本制覇とオリンピック代表の座を再び」


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愛三工業レーシング2008
『愛三工業レーシング2008』
愛三工業レーシングが目指す2008年の活動にスポットを当てる。UCIコンチネンタルチームとして登録して3年目。昨年大きく体勢を入れ替えて迎えるオリンピックイヤーの今年はチームにとって大きな1年となる。田中光輝監督と9人の選手たちには2008年の目標を訊いた。

愛三工業レーシングチーム 2008年度活動方針

愛三工業レーシングチーム(UCI コンチネンタルチーム登録)は、今年創立70周年を迎える自動車のエンジン制御部品メーカーの愛三工業株式会社(本社:愛知県大府市、以下愛三工業)を母体とするプロサイクリングロードレースチームだ。チームは2008年シーズンも引き続きUCI アジアツアーで成績を上げることを目標として戦う。

UCI アジアツアーへの参戦「アジアでトップを目指す」

愛三工業レーシングチームは、母体企業である愛三工業が掲げる「世界のお客様に感動を」をコンセプトとして、2006 年より世界基準であるUCI コンチネンタルチーム登録をしてチームの活動を世界にむけシフトチェンジしてきた。チームが掲げる「UCI アジアツアーへの参戦」は、世界で戦う第一歩として、チームの土台固めのための取り組みだ。また、アジア市場で揺ぎ無いファンと存在感を獲得することを目指している。

UCIコンチネンタルチームとして登録した2006 年は、ヨーロッパに一部の選手を派遣。翌2007年から、アジアを舞台に着実なステップアップを刻むために、アジアのトップになることを目標に掲げた。

2008年シーズンはUCIアジアツアーが年間9 戦となり、参加レースが増えた。

「愛三工業レーシングチームがアジアで定期的に力を発揮できるしくみを備えることで、国内だけで活躍する若い選手がアジアの先にある世界に羽ばたく磐石なレールを切り開きたい。」とチームゼネラルマネージャー中根賢二は語る。チームの活動はUCIアジアツアーだけでなく、もちろん日本国内で行なわれるJツアー等にも参戦する。日本から世界へ優秀な選手を派遣していきたいというチームの願いがこめられている。

新しいチーム作り

愛三工業レーシング
『愛三工業レーシング』
愛三工業レーシングは2007年からチーム体制を一新した。バルセロナオリンピック代表で、長年愛三工業レーシングチームの選手として籍を置いていた田中光輝が監督に就任。田中新監督の下でチームは大きく若返りを図り、ヨーロッパでは当然とされる「チームで戦う」体制づくりを強化。レースごとにエースを据えチームで勝利を勝ち取るというシステムを取り、レースでのビジョンを明確にした。

2007 年シーズンはチームの目標であった「全日本選手権優勝」「ツール・ド・北海道連覇」は達成できなかったが、エース西谷泰治をはじめ、個々の選手が持つ実力が随所に発揮されるレースを数多く展開した。ビッグレースでの勝利はなかったものの、UCI アジアツアーのステージレースで区間2 勝をはじめ、国内レース4 勝と勝利数も増えた。

2008年シーズンからはテストライダー制度を導入。愛三工業レーシングチームの正選手登録は8名だが、今後はテストライダーの枠を増し、チーム力の強化とともに「愛三からアジア、そして世界へ」。ともに戦う選手の環境づくりも同時に進めていく。選手の顔ぶれも変わり、昨年までスキル・シマノで活躍した品川真寛と、チームミヤタから献身的アシスト役として成長著しい鈴木譲を迎え、新たな体制でアジアツアーでの活躍を目指す。

また、8月に開催される北京オリンピックに代表選手を輩出することも今シーズンの目標の一つでもある。さらに、トラック競技では日本代表として盛一大を定期的にナショナルチームに派遣し、トラック競技においても、北京オリンピック代表枠獲得に向けて士気も高まってきている。

田中光輝監督に聞く「愛三工業レーシング2008年の目標」

田中光輝監督(愛三工業)
『田中光輝監督(愛三工業)』
−今年のチームの目標を教えてください。

去年からUCIアジアツアーをメインに戦ってきたので、今年もそのスタイルを継続します。このアジアツアーのチームランキングを去年より向上させるのが絶対の目標です(去年は7位)。さらに国内では全日本選手権のタイトルが欲しい。今年は特にオリンピックが掛かった年でもあるので、ぜひエース西谷で勝ちとりたいです。

−過去に愛三工業が全日本選手権を取ったのはいつになりますか?

バルセロナ五輪の兼選考レースで私(田中)が勝った92年です。16年も前ですから、そろそろ愛三工業からふたたび全日本チャンピオンを出したい。

−エースは西谷泰治と決まっている?

私は西谷と決めています。他の選手たちにも去年の暮れのミーティングで、そういう心づもりでいるように、と話しました。レースですから何が起こるかわからないけれども、基本は西谷がエースです。

−愛三工業がアジアツアーを目指す理由とは、何でしょう?

NIPPOエンデカや梅丹本舗・GDRのようにヨーロッパに行くのもいいとは思うのですが、でも私たちはその前にアジアのチームであるし、まずはアジアで頂点に立ってから、ということです。段階を踏む意味でアジアツアーに力を入れているわけです。

愛三工業の乗るピナレロ・プリンスカーボン
『愛三工業の乗るピナレロ・プリンスカーボン』
結果的にアジアのオーガナイザーやスポンサー関係に対してアジアは愛三といった住み分けが出来たと思います。

−コンチネンタル登録して3年目ですね。実業団チームと呼ばれる昔のスタイルから比べて、今現在の選手の契約形態や変化した点は?

昔はすべて正社員で構成されていましたが、今では約9割の選手が契約です。また企業が我々に要求する内容についてもハードルが高くなりました。

変化という点では、田中、新保が引退し、秋田が移籍したことで30歳以上が退き、2007年から平均年齢を大きく下げました。去年はそういう意味で変革した年でしたね。

今年は若返ったチームで去年一年間戦った経験を踏まえて、熟成させる年。30歳台のチームと比べれば若くて経験も浅く、失敗した事もあったけれども、今年はそれを活かして勝てるレースができてくると信じています。

−今のチームの平均年齢はいくつでしょうか?

26歳ですね。前は30歳くらい。4つ下がりましたね。

−基本的にチーム員は寮に住むことが条件になっているようですが、それもチームワーク作りの一環ですか?

一緒に生活、一緒に練習していると、レースでも阿吽(あ・うん)の呼吸で、無線を使わなくても各選手が互いの動きで分かってくる。そういうものを普段の生活で身につける意味もこめて、同じ寮になるべく選手を固めています。

−いまは選手全員が寮生活ですか?

9人中2人は例外で、廣瀬と品川が個人宅に住んでいますが、他の選手はなるべく寮に入るようにしています。廣瀬は金沢、品川は茅ヶ崎に家庭があるのでそれは尊重しています。

−いわばスポンサーである愛三工業から、会社的なチームの方向性などのオーダーが出ることはありますか?

日本社会の一般的な優先度と同じように「自転車の世界選手権よりオリンピックが重要」という風潮はありますね。

今年はオリンピックイヤーで、会社は昔の事(バルセロナ五輪の出場経験)も知っているし、社会に与える影響度は絶対的に大きいから、オリンピックにはぜひとも行きたい。トラックで盛、ロードで西谷と、愛三工業から代表を2人出すのが理想です。それを目標にやっていきたい。

−チームでメインに考えるレースは何でしょう?

国内では全日本選手権ですね。

−確実にオリンピックの座を獲得するために、それに準ずる重要なレースとは?

ツール・ド・台湾、ツアー・オブ・イーストジャワ、ツアー・オブ・香港上海、ツール・ド・熊野、ツアー・オブ・ジャパンなどのUCIアジアツアーのレースと4月のアジア選手権。そして最後に6月1日の全日本選手権が最も重要なレースになります。4月のアジア選手権には西谷を送り込みたいと考えています。

今年は6月1日の全日本選手権までのアジアツアーがかなり重要なウェイトを占めているといっても過言ではないです。

−チーム内での選手の主要な動きかた、チームの動かし方を教えてください。

司令塔は別府匠です。彼はレースの流れを読んで解析し、各選手に指示を出す事に優れていますから。

−彼には経験があるから、というわけですか?

経験もあるし、研究熱心。世界レベルのいろんなレース展開のことを調べたり、弟(史之)や兄(始)の経験も手伝ってレースのことをよく知っている面がある。だから、年上の廣瀬もいるが、レース中の選手間の指示は司令塔の彼が出すことになっている。

−各選手はそれぞれどういう役割とタイプですか?

廣瀬はアップダウンから平坦のコースが得意です。そういうレースでのアシスト的な事をまかせています。当然彼も強い選手だから、アジアツアーのレースでエースを任せることもあります。西谷がエースの時、廣瀬は平坦やアップダウンのレースでアシストする事も考える選手です。

盛はトラックの選手でもあるから、廣瀬と同じような動きをしてもらう。アシストとして重要な選手です。

綾部はゴールスプリントで西谷を引率する。ゴール前での捌(さば)きがうまいので、集団スプリントになった時は、西谷を引率して良い位置につけるのが役目です。

別府は司令塔でもあるし登りが強いので、2006年ツール・ド・北海道のときのように、山岳ステージで西谷を登りでいい位置に連れて行ったり、集団をバラけさせるために先頭を牽いたりといった、登りでのアシストとして重要です。

彼もまたアジアツアー、とくにツアー・オブ・ジャパンなどでエースを任せたりなど、エースとしての走りも出来るし、登りでの絶大なアシストをしてくれる選手だと思っています。

品川は今年チームに入ってきたので、正直なところまだ私にはどこまでどういう走りが出来るかわからないから、これからの合宿やレースで見極めていくつもりです。今までのスキル・シマノでの走りを見たところ、彼もゴール前の捌きがうまいようなので、綾部と二人で、(西谷のアシストとして)ゴール前に持ってくれば楽しみな面があるのではないかと思います。ツアー・オブ・ジャパンの大阪ステージや東京ステージなどで充分力を出すことができるのではないかと考えています。

鈴木謙一は登りが得意なので、別府がエースの時に、登りのアシストが出来ればいいと思う。去年よりさらに出来るようになってくれればという願いはあります。

昨年ミヤタで走った鈴木譲もまだチームに入ってきたばかりで、品川以上に未知数ですので、これからの走りで見極めていきたいです。

日大から加入した秋山英也は、昨年の国体での大落車以来、体が戻っておらず、少し出遅れています。彼に対しては5,6月以降の走りで鈴木譲同様、見極めて使っていきたいと思っています。

沖縄合宿では鈴木譲がいい走りを見せてくれています。台湾、イーストジャワのメンバー4人は決まっている(西谷、別府、廣瀬、綾部。盛はトラックで不在)のですが、合宿で残りの一人を品川、鈴木謙一、鈴木譲の三人で争わせています。鈴木譲がいまのところ飛びぬけていますね。

愛三工業レーシングの歴史

−チームの母体企業の愛三工業は今年創立70周年を迎えるそうですが、レーシングチームの歴史はいつ始まりましたか?

現在ゼネラルマネジャーをつとめる中根賢二が、それまでの自転車同好会からちゃんとした実業団登録のチームとして立ち上げました。それが1987年頃ですね。そこから大原満がきて、僕(田中)が来たという流れなんです。実業団登録してから21年ほどですね。

−愛三工業には他にもスポーツ系のチームをもっているんですか?

たくさんあります。バレー、陸上、野球など。しかし強化クラブとして運営されているのは陸上と自転車のみです。

−一般の社員の方は自分の会社のチームとして応援してくれていますか?

特に最近はファンの集いを正社員の方々が盛り上げてくれています。はじめは個々に応援する状態だったのですが、その人たちがつながって大きくなって、社員の中から形として応援してくれるようになった。嬉しいことですね。愛三工業の社員以外の方が応援してくれるのももちろん嬉しいのですが、社員が応援してくれるのはまた違うありがたみがある。頑張り甲斐があります。

これからは、社内の応援団と社外のファンが交流し一体になれば、更に大きなパワーが生まれると思います。

−いまファンクラブのメンバーの数は? シマノ鈴鹿にはここ数年大勢で応援に来るようですが。

鈴鹿での大応援は2006年からで、はじめは50人強、07年は120人と、年々倍になっているので、今年はどのくらいかと楽しみにしています。シマノさんのイベントなんですが、僕らも地元のレースとして格別の思いで挑んでいます。

−今年度のファンの集いはいつですか?

3月22日です。いままでは愛知県自転車競技連盟主催のイベントの表彰と併催だったのですが、今年は違う日に立食パーティのような形でファンとの交流会をしようと準備を進めています。

愛三工業レーシング全9選手インタビュー

西谷泰治(1981年2月1日生まれ・広島県出身・166cm・61kg・A 型)

西谷泰治(愛三工業)
『西谷泰治(愛三工業)』
西谷泰治(愛三工業)
『西谷泰治(愛三工業)』
−「チームの一番大きな目標は西谷の全日本優勝だ」と田中監督から聞いたのですが?

もちろん自分の目標でもあります。全日本選手権は日本の一番を決めるレースですし、あの白いジャージは特別なものなので、それを着たいという目標があります。

−開催地は広島ですが。

広島なら地元で、得意なコースのひとつでもあるのでいけるんじゃないかと思います。ぜひ勝ちたいです。

−綾部選手がスプリントの牽引役になることが多い?

盛とどちらかですね。テクニカルな部分は綾部、力でねじ伏せるスプリントは盛の牽引が一番強力。道をいっぱい使えるときは盛を使って、逆サイドから連れて行ってもらって、出し切ってもらってからスプリントに入る。狭いところでは、捌いていってくれる選手が重要なので、そういうときはテクニックを持っている綾部が動きます。

−品川選手もテクニックがあるタイプだそうですが、牽引役が増えることになると勝利の確率が上がりそうですね。

まだ連携をとった事が無いのでわからないのですが、連携がうまくいかないと怪我をする場合もあるし、お互いが走り方を掴んでやっていかないと。僕は列車でいくと自分のタイミングでいけなくて詰まることがあるので、動く時は自分と一人か二人、プラス誰か。

もしくは一人で捌いていく形をとるのも勝ちパターン。列車を組んで勝てないというのも良くないので、今後の課題ですね。

−梅丹本舗・GDRも宮澤選手をうまく勝たせる列車の練習をしているそうですが。

そういうチームの成功する例があるんだったら、愛三工業もスピードのある選手が揃っているので、列車を組んで勝てるパターンが確立できたらと思います。

−全日本選手権でライバルになる選手は誰ですか?

梅丹本舗・GDRはもちろん、スキル・シマノ。選手層が厚いので。別府(史)、鈴木真理選手のダブルエースで来られたらきついと思います。梅丹勢はそつなく残ると思うし。そこで消耗せずに最後で勝ちパターンに持っていければと思います。

−アジアのレースで目標とするものは考えていますか?

ひとまずツール・ド・台湾はステージを狙いながらになるとは思いますが、総合も狙って勝っていきたい。4月のアジア選手権もオリンピックを目指すにあたって重要なレースになってくるので、それに選ばれるように。それまでのアジアツアーのレースをしっかり走らないといけないから、6月はどのレースも気が抜けないかな、と思いますけどね。

−ツール・ド・北海道のことを考えるのは先でしょうか?

まず6月を終えてからですね。現時点ではツールド北海道のことを考えるのは後ですね。全日本選手権までは短いようで長くもあるので、集中力を使いすぎないようにして徐々に上げていければいいと思っています。

例年よりゆっくりなペースであげているので、ツール・ド・台湾くらいでベストに近い状態にもっていければ。そこからは調整でつなげていければいと思います。

別府匠(1979年9月29日生まれ・神奈川県出身・168cm・60kg・O型)

別府匠(愛三工業)
『別府匠(愛三工業)』
−司令塔という役割を担っていますが、今年はチームをどう方向付けますか?

去年は僕から見ると年上の選手が抜けて一気に若返ったのだけれど、まとまりがなくて何をしていいかわからない状態になっていたので、各選手に迷いがあったように思われました。しかし逆にそれが経験になって、ひとりひとりが考えられるようなチームになったと今の段階では思っています。

新しい選手を補強して、去年の中堅選手も一年経験して、それを踏まえた上でバランスがよくなっていると思う。去年はアジアツアーに参戦して2年目で、レースも増えて新しい経験も増えた。新しいことずくめだった。今年はその経験を活かして動く年になると思う。

それプラス、アジアツアーと全日本選手権でのオリンピック選考もあるので、個人を強化しつつチームワークを使って走る事が出来たらと考えています。

そのためにうちはエースがいて、アシストがそれを固めるという作戦を取っている。日本の実業団の場合、レースの形態が違う。実業団のレースは1チームあたりの出場選手が定められていないので、チーム力を見せるために前に何人残るかということをしようと思っているような点があるから。

今年はレースとは違う面でも、メディアの露出や選手一人一人の価値観を上げたりといった活動をしたいですね。

国内で自転車関連の会社以外のチームでほとんどプロとして活動しているのは愛三工業レーシングだけなので、そこでプロというものがどういうものなのか、自転車のプロ選手の価値などを一般の方々にも知ってもらい、、選手の地位向上を目指せたらと思っています。

オリンピック代表は西谷選手にがんばってもらい、僕はそれのサポートと、あとは自分に課せられたアジアツアーで頑張ること。僕は山岳の選手なので山岳で力を発揮して、あとはツアー・オブ・ジャパンで再びいい走りを見せたいと思っています。

盛一大(1982年9月17日生まれ・千葉県出身・176cm・68kg・AB 型)

盛一大(愛三工業)
『盛一大(愛三工業)』
−今年はトラックに集中ですね?

そうですね。いままでやってきたことで今回一番大きなオリンピックがあるので。今の段階ではオリンピック中心で動いているので、変則的なのですがロードはその次という形になります。

−盛選手のオリンピック出場はチームとして大きな目標のようですが。

そうですね。出ることが本当に難しくて、飯島選手が2回連続で出場されていますが、各国一人が出られるわけではなくて、その国同士が争って枠を取ってるということなので、それが難しいこともありますね。今年ワールドクラスで転戦してそういうことが分かったし、勝つことにステータスを感じているので、まずは出場枠をしっかり取れるように走りたいと思っています。

廣瀬敏(1976年3月17日生まれ・石川県出身・181cm・72kg・O 型)

廣瀬敏(愛三工業)
『廣瀬敏(愛三工業)』
−今年はどう走りますか?

2年前に腰の手術(ヘルニア)をしたんですが、去年くらいからやっと自分のイメージどおりに体が戻ってきて、この冬も乗りはじめから体の調子も悪くないし、去年もアジアツアーもう少しで優勝できそうなところで、優勝できなかったので、「今年こそは」という思いはあります。区間優勝は結局はおまけみたいなものだし、やっぱり総合優勝したい。

−チームとしては全日本が大きい目標ですが?

ツールド台湾から始まっていくので、一戦一戦を大事にしてつなげていけば、結局は成績が出てくると思ってます。

綾部 勇成(1980年9月5日生まれ・神奈川県出身・174cm・57kg・A 型)

綾部 勇成(愛三工業)
『綾部 勇成(愛三工業)』
−今年はどう走りますか?

今年は自分にも任せられているレースがあるので頑張りたいと思います。

−どのレースですか?

ツール・ド・熊野と全日本実業団です。前半は今年からUCIレースになった熊野です。去年も任せられていたのですが、結局は盛が総合優勝をとって、自分自身はキーマンになれたと思っているので、そんな風に自分の納得のいけるレースが熊野でできればいいと思っています。

前半戦で怪我のないように。去年はそれまでにアバラを折ってしまったので、今年は怪我のないように調整したいです。

自分自身気をつけているのですが、北海道でもコケたし、そういうことがあるので迷惑をかけないようにして、もっとチームの勝ち星が増えたらいいし、そのひとつに自分がなれたら。歳も歳だしそろそろ勝ち星が欲しいです。

でも、愛三工業には強いエース格の選手がいっぱいいるので、それにひけをとらないくらい他のチームにとっていやな選手になりたい。

−西谷のゴールスプリントの牽引も大きな仕事?

そうですね。うまくつなげれれば彼はやってくれると思うし、山に関していえば別府さんもちゃんとお膳立てすればやってくれる選手です。みんな信頼して走れる選手なので、自分がそういう立場になっても信頼して任せられるし、みんなからも信頼される選手になりたいですね。

鈴木謙一(1981年5月7日生まれ・静岡県出身・166cm・60kg・A型)

鈴木謙一(愛三工業)
『鈴木謙一(愛三工業)』
今年は登りのレースでもっと目立つ走りをすれば、自然とチームのプラスになると思います。たしかに平坦の部分もしっかりやらなければいけないんですが、自分の得意なところで動ければと思います。

−チーム内の役割としては?

やっぱり最初から動いていけること。自分としては、最初から動いていって、チームがなるべく楽に勝負できればいいと思っています。エースや自分の次のアシストの選手の動きを楽にしていけるような走りを目指していくつもりです。あとは、自分が力を伸ばしていくだけです。

鈴木譲(1985年11月6日生まれ・神奈川県出身・170cm・58kg・B型)

鈴木譲(愛三工業)
『鈴木譲(愛三工業)』
去年とはチームのカラーが大きく違うので、経験をつんでチームに貢献できるように、プロとしてやっていけるようがんばります。

−チーム内でどういう役割でやっていこうと思っていますか。

今年はちゃんとアシストができれば、それで成長できれば来年につながると思うので、それをこなせるようにがんばって行きたいです。

−具体的には山岳が得意なのでしょうか?

どちらも無難にこなせますが、最近は平坦寄りかと思っています。

−自分の目指しているところは?

これからなにか見つかってくれば、と思っていますが、まずはチームのために仕事ができるように力をつけていきたいです。

−数ヶ月練習でともに過ごして、チームに馴染んだ感想は。愛三工業はどういうチームだと捉えていますか?

それぞれの選手が自分の考えを持って行動しているので、自分も個性を持ってそれを走りに活かせたらと思います。

品川真寛(1982年2月15日生まれ・京都府出身・170cm・58kg・O 型)

品川真寛(愛三工業)
『品川真寛(愛三工業)』
−新しいチーム内でどんな役割を担うことになりますか?

もともと自分はスプリント向きだと思う。愛三工業もスピードマンが多いチームなので、そのなかでうまく持ち味を生かしていけるようにしたい。

−西谷選手が今季アシストとして重要な選手に挙げているが?

いま自分のペダリングを見失って調子を落としているのですが、徐々に戻りつつあるし、調子を上げていい仕事ができるようにしたいです。

−ゴールスプリント前の連携の動きをうまくとっていく練習をやっていかないと、という話がありましたが。

そうですね、うまく機能したらかなり強いチームですので、それを出せるようにがんばりたいと思います。

秋山英也(1984年7月9日生まれ・長野県出身・169cm・63kg・A型)

秋山英也(愛三工業)
『秋山英也(愛三工業)』
−昨年の国体での落車の怪我の影響が大きく残っているようですね。

はい。ひとりゴケだったんですけれど、まったく記憶がないんです。外傷性のクモ膜下出血で運ばれて、その落車もどんなものだったか覚えていなくて、記憶があるのもひざが痛かったということくらいで、擦過傷もそんなにひどい痛みを感じていないくらい記憶がない。周りから聞いたところによると、奇跡的に後遺症も残らずに復帰できたので、その分走りで取り戻したいです。

−まだリハビリ段階というわけですね。

落車の怪我が原因で、まだみんなと同じような練習メニューをこなせるような状態ではないので、今年はしっかり身体を治して走れるようにしたい。去年なにもできなかったのでちゃんとアシスト役としてみんなに認めてもらう走りができるように、もう一度体を作り直します。みんなから信頼されて評価されるような走りができるように体を作っていきながらレースにも臨んでいきたいと思っています。

愛三工業2008年度年間スケジュール PDF


愛三工業レーシング2008 グラフィックス

photo&text:Makoto.AYANO
presented by AISAN KOGYO RACING TEAM
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