2008/2/18 20:18

2008年2月15日から17日までの3日間、イタリアで行なわれたジロ・デッラ・プロヴィンチャ・ディ・グロッセート(UCI2.1)はフィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)が総合優勝を飾った。記念すべき初開催だったが、第2ステージが選手の抗議によりキャンセルされるなど問題も浮き彫りになったレースとなった。
イタリア中部、トスカーナ州グロッセート。ティレニア海を望むこの街の郊外で、第1回ジロ・デッラ・プロヴィンチャ・ディ・グロッセートが開催された。3日間のステージレースで、プロツアーからはリクイガス、ランプレ、コフィディス、ラボバンク、ゲロルシュタイナー、チームミルラム、アージェードゥーゼル、サイレンス・ロットが参加。他にもイタリアを代表するプロコンチームや、コンチネンタルチーム、そして日本からは佐野淳哉(NIPPOエンデカ)も出場した。
2月15日(金)第1ステージ マッサ・マリッティマ〜フォッロニカ 168km
中盤に高低差550mの山岳ポイントが設定された開幕ステージ。後半は平坦なためスプリンター向きのステージと思われたが、ピュアスプリンターたちはゴール40km手前の短い上りで軒並み遅れてしまう。
遅れたスプリンターグループは結局先頭に追いつくことは無く、最後は30数名の選手によるスプリント勝負に持ち込まれ、フィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)がグレガ・ボーレ(スロベニア、アドリア・モビル)らを下して勝利を飾った。ポッツァートにとってこのグロッセートはトレーニングレース。スプリンターの発射台役として出場したポッツァートがリーダージャージを獲得した。
2位 グレガ・ボーレ(スロベニア、アドリア・モビル)
3位 アレッサンドロ・マセラーティ(イタリア、LPRブレーキ)
2月16日(土)第2ステージ カンパニャティコ〜オルベテッロ 167km
バイク盗難に遭ったサイレンス・ロットがスタートしなかったこの日、レースは序盤からマウロ・サンタンブロジオ(イタリア、ランプレ)を含む逃げが決まる。しかしこの逃げはゴールまで距離を残して吸収。集団は一つのままゴールに向かった。
ゴール前に危険なカーブや細いコースが設定されていたため、選手たちは抗議の意味を込めてスローダウン。そしてスプリントすることなく集団のままゴールした。これを受け、審判団は第2ステージの結果を無効に。つまりステージがキャンセルされた。ポッツァートがリーダージャージを着て最終ステージを走ることになる。
2月17日(日)第3ステージ グロッセート〜グロッセート 184km
グロッセートをスタート&ゴールに設定する最終ステージ。平坦基調の1周46kmのコースを4周する。途中には高低差60mほどの山岳ポイントが設定されるが、スプリンターの脚を弱めるには不十分だ。レースは2006年ツアー・オブ・ジャパン総合優勝者ウラディミール・デュマ(ウクライナ、チェラミカフラミニア)を含む4人が序盤から逃げた。
先頭4人は最大で6分のアドバンテージを得るが、ゴールまで10kmを残して吸収。そして集団スプリントに持ち込まれた。ポッツァートがラスト200mで仕掛けるが、ラスト150mでスプリントを開始したダニーロ・ナポリターノ(イタリア、ランプレ)が前に出る。そしてナポリターノがそのまま先頭でゴールに飛び込んだ。ナポリターノはカタールに続いて早くも今シーズン2勝目だ。ベンナーティの去ったチームにおいて、今季はリーダーとしてクラシックやグランツールに出場することになる。
同時にポッツァートの総合優勝が決定。ミラノ〜サンレモや北のクラシック制覇を目指すポッツァートにとって、幸先の良いシーズンデビューとなった。
2位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、プレーティ・マンジーミ)
3位 フィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)
2位 グレガ・ボーレ(スロベニア、アドリア・モビル)
3位 マウロ・サンタンブロジオ(イタリア、ランプレ)
text:Kei TSUJI
photo:gsemilia.it

ジロ・デッラ・プロヴィンチャ・ディ・グロッセート2008
初開催の伊ステージレース、ポッツァートが総合優勝
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| 『総合優勝を飾ったフィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)』 |
イタリア中部、トスカーナ州グロッセート。ティレニア海を望むこの街の郊外で、第1回ジロ・デッラ・プロヴィンチャ・ディ・グロッセートが開催された。3日間のステージレースで、プロツアーからはリクイガス、ランプレ、コフィディス、ラボバンク、ゲロルシュタイナー、チームミルラム、アージェードゥーゼル、サイレンス・ロットが参加。他にもイタリアを代表するプロコンチームや、コンチネンタルチーム、そして日本からは佐野淳哉(NIPPOエンデカ)も出場した。
2月15日(金)第1ステージ マッサ・マリッティマ〜フォッロニカ 168km
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| 『スプリントを制したフィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)』 |
遅れたスプリンターグループは結局先頭に追いつくことは無く、最後は30数名の選手によるスプリント勝負に持ち込まれ、フィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)がグレガ・ボーレ(スロベニア、アドリア・モビル)らを下して勝利を飾った。ポッツァートにとってこのグロッセートはトレーニングレース。スプリンターの発射台役として出場したポッツァートがリーダージャージを獲得した。
第1ステージ結果
1位 フィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス) 4h16'36"2位 グレガ・ボーレ(スロベニア、アドリア・モビル)
3位 アレッサンドロ・マセラーティ(イタリア、LPRブレーキ)
2月16日(土)第2ステージ カンパニャティコ〜オルベテッロ 167km
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| 『危険なコースレイアウトに抗議し、集団でゴールする選手たち』 |
ゴール前に危険なカーブや細いコースが設定されていたため、選手たちは抗議の意味を込めてスローダウン。そしてスプリントすることなく集団のままゴールした。これを受け、審判団は第2ステージの結果を無効に。つまりステージがキャンセルされた。ポッツァートがリーダージャージを着て最終ステージを走ることになる。
2月17日(日)第3ステージ グロッセート〜グロッセート 184km
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| 『早くも今シーズン2勝目を飾ったダニーロ・ナポリターノ(イタリア、ランプレ)』 |
先頭4人は最大で6分のアドバンテージを得るが、ゴールまで10kmを残して吸収。そして集団スプリントに持ち込まれた。ポッツァートがラスト200mで仕掛けるが、ラスト150mでスプリントを開始したダニーロ・ナポリターノ(イタリア、ランプレ)が前に出る。そしてナポリターノがそのまま先頭でゴールに飛び込んだ。ナポリターノはカタールに続いて早くも今シーズン2勝目だ。ベンナーティの去ったチームにおいて、今季はリーダーとしてクラシックやグランツールに出場することになる。
同時にポッツァートの総合優勝が決定。ミラノ〜サンレモや北のクラシック制覇を目指すポッツァートにとって、幸先の良いシーズンデビューとなった。
第3ステージ結果
1位 ダニーロ・ナポリターノ(イタリア、ランプレ)2位 マッティア・ガヴァッツィ(イタリア、プレーティ・マンジーミ)
3位 フィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)
個人総合成績
1位 フィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)2位 グレガ・ボーレ(スロベニア、アドリア・モビル)
3位 マウロ・サンタンブロジオ(イタリア、ランプレ)
text:Kei TSUJI
photo:gsemilia.it
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