2006/7/16 3:12


前日の第12ステージに続いて、平坦ステージとなった第13ステージ。230kmという長距離と4級山岳が5つあるプロフィールから、逃げを狙う選手にチャンスのあるステージになることが予想された。
レースはスタート直後からアタックが頻発。決定的な逃げに至ったのは21km地点、イェンス・フォイクト(ドイツ、CSC)、オスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ)、シルヴァン・シャヴァネル(フランス、コフィディス)、アルノー・コイヨ(フランス、コフィディス)、マヌエル・クインツィアート(イタリア、リクイガス)、アンドレー・グリブコ(ウクライナ、ミルラム)の6人。
足の揃ったメンバーによる逃げグループの走りにコイヨは29km地点で脱落したが、残りの5人は快調にペースを刻んでいく。
メイン集団はマイヨジョーヌを着るフロイド・ランディス(アメリカ、フォナック)擁するフォナックがコントロールするが、ペースは上がらない。
スプリンターを擁するチームも自らレースを作ることが無く、逃げる5人との差は広がり続ける。その差は61kmを越えたところで11分5秒、146km地点では20分38秒まで広がった。
逃げる5人の中で、最も総合成績の良いペレイロは28分50秒遅れの46位につけており、にわかにマイヨジョーヌ獲得を視野に入れての逃げとなる。フォナックはマイヨジョーヌに対する執着を見せること無く、一定のペースで集団を引き続ける。
逃げる5人の勝負が始まったのは205km地点の最後の4級山岳に差しかかってから。グリブコがアタックを見せ、追いついたクインツィアートがさらにアタック。フォイクト、シャヴァネル、ペレイロはこの動きについていくが、脚を使ったグリブコがここで脱落。
なおも4人で逃げ続ける先頭グループの次の動きは215km地点のシャヴァネルのアタック。しかしこれも吸収され、勝負は振り出しに。フォイクトはローテーションのたびに各選手に視線を与え、見えないプレッシャーをかける。
そのフォイクトが残り4kmでアタックすると、ついていけたのはペレイロのみ。クインツィアート、シャヴァネルはここでちぎれる。フォイクトは2001年のツールでもブラッドリー・マクギー(オーストラリア、フランセーズデジュー)とのマッチレースを制して勝利しており、この展開は得意とするところ。
ゴール前1kmでけん制が入るが、フォイクトがスピードを上げるとペレイロは追いすがるのが精一杯で、そのままフォイクトを先頭にしてゴール。フォイクトが5年ぶり2度目の勝利を上げた。
3位にはシャヴァネル、続いてクインツィアートが入った。遅れたグリブコは単独で5位ゴール。
先頭グループがゴールした後もメイン集団を引くフォナックはぺースを上げること無く、淡々とゴールを目指す。結局最後までスピードは上がらず、メイン集団は29分57秒遅れでゴール。
この結果、ペレイロがマイヨジョーヌを獲得に成功。めまぐるしくマイヨジョーヌの変わる今年のツール。本格的な山岳を前にしてのマイヨジョーヌ交代劇は今後の展開に影響を与えそうだ。
1位 イェンス・フォイクト(ドイツ、CSC) 5h24'36"
2位 オスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ)
3位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、コフィディス) +00'40"
4位 マヌエル・クインツィアート(イタリア、リクイガス)
5位 アンドレー・グリブコ(ウクライナ、ミルラム) +06'24"
6位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、ダヴィタモンロット) +29'57"
7位 ベルナード・アイゼル(オーストリア、フランセーズデジュー)
8位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
9位 カルロス・ダクルズ(フランス、フランセーズデジュー)
10位 アルノー・コイヨ(フランス、コフィディス)
1位 オスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ) 59h50'34"
2位 フロイド・ランディス(アメリカ、フォナック) +01'29"
3位 シリル・デッセル(フランス、アージェードゥーゼル) +01'37"
4位 デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) +02'30"
5位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、ダヴィタモン・ロット) +02'46"
6位 カルロス・サストレ(スペイン、CSC) +03'21"
7位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、Tモバイル) +03'58"
8位 マイケル・ロジャース(オーストラリア、Tモバイル) +04'51"
9位 ファンミゲール・メルカド(スペイン、アグリチュベル) +05'02"
10位 クリストフ・モロー(フランス、アージェードゥーゼル) +05'13"
1位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、ダヴィタモン・ロット)252
2位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ) 222
3位 オスカル・フレイレ(スペイン、ラボバンク) 207
1位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、サウニエルデュバル) 80
2位 シリル・デッセル(フランス、アージェードゥーゼル) 62
3位 ファビアン・ウェーグマン(ドイツ、ゲロルシュタイナー) 61
1位 マークス・フォーテン(ドイツ、ゲロルシュタイナー) 59h56'20"
2位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ) +12'15"
3位 マチュー・スプリック(フランス、ブイグテレコム) +27'16"
1 CSC 179h23'50"
2 ケスデパーニュ +15'53"
3 Tモバイル +22'05"

ツール・ド・フランス2006 第13ステージグラフィックス
text.Yuta.OMATA


ツール・ド・フランス2006第13ステージ
逃げたフォイクトが勝利し、急上昇ペレイロがマイヨジョーヌ獲得
前日の第12ステージに続いて、平坦ステージとなった第13ステージ。230kmという長距離と4級山岳が5つあるプロフィールから、逃げを狙う選手にチャンスのあるステージになることが予想された。
レースはスタート直後からアタックが頻発。決定的な逃げに至ったのは21km地点、イェンス・フォイクト(ドイツ、CSC)、オスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ)、シルヴァン・シャヴァネル(フランス、コフィディス)、アルノー・コイヨ(フランス、コフィディス)、マヌエル・クインツィアート(イタリア、リクイガス)、アンドレー・グリブコ(ウクライナ、ミルラム)の6人。
足の揃ったメンバーによる逃げグループの走りにコイヨは29km地点で脱落したが、残りの5人は快調にペースを刻んでいく。
メイン集団はマイヨジョーヌを着るフロイド・ランディス(アメリカ、フォナック)擁するフォナックがコントロールするが、ペースは上がらない。
スプリンターを擁するチームも自らレースを作ることが無く、逃げる5人との差は広がり続ける。その差は61kmを越えたところで11分5秒、146km地点では20分38秒まで広がった。
逃げる5人の中で、最も総合成績の良いペレイロは28分50秒遅れの46位につけており、にわかにマイヨジョーヌ獲得を視野に入れての逃げとなる。フォナックはマイヨジョーヌに対する執着を見せること無く、一定のペースで集団を引き続ける。
逃げる5人の勝負が始まったのは205km地点の最後の4級山岳に差しかかってから。グリブコがアタックを見せ、追いついたクインツィアートがさらにアタック。フォイクト、シャヴァネル、ペレイロはこの動きについていくが、脚を使ったグリブコがここで脱落。
なおも4人で逃げ続ける先頭グループの次の動きは215km地点のシャヴァネルのアタック。しかしこれも吸収され、勝負は振り出しに。フォイクトはローテーションのたびに各選手に視線を与え、見えないプレッシャーをかける。
そのフォイクトが残り4kmでアタックすると、ついていけたのはペレイロのみ。クインツィアート、シャヴァネルはここでちぎれる。フォイクトは2001年のツールでもブラッドリー・マクギー(オーストラリア、フランセーズデジュー)とのマッチレースを制して勝利しており、この展開は得意とするところ。
ゴール前1kmでけん制が入るが、フォイクトがスピードを上げるとペレイロは追いすがるのが精一杯で、そのままフォイクトを先頭にしてゴール。フォイクトが5年ぶり2度目の勝利を上げた。
3位にはシャヴァネル、続いてクインツィアートが入った。遅れたグリブコは単独で5位ゴール。
先頭グループがゴールした後もメイン集団を引くフォナックはぺースを上げること無く、淡々とゴールを目指す。結局最後までスピードは上がらず、メイン集団は29分57秒遅れでゴール。
この結果、ペレイロがマイヨジョーヌを獲得に成功。めまぐるしくマイヨジョーヌの変わる今年のツール。本格的な山岳を前にしてのマイヨジョーヌ交代劇は今後の展開に影響を与えそうだ。
1位 イェンス・フォイクト(ドイツ、CSC) 5h24'36"2位 オスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ)
3位 シルヴァン・シャヴァネル(フランス、コフィディス) +00'40"
4位 マヌエル・クインツィアート(イタリア、リクイガス)
5位 アンドレー・グリブコ(ウクライナ、ミルラム) +06'24"
6位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、ダヴィタモンロット) +29'57"
7位 ベルナード・アイゼル(オーストリア、フランセーズデジュー)
8位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
9位 カルロス・ダクルズ(フランス、フランセーズデジュー)
10位 アルノー・コイヨ(フランス、コフィディス)
1位 オスカル・ペレイロ(スペイン、ケスデパーニュ) 59h50'34"2位 フロイド・ランディス(アメリカ、フォナック) +01'29"
3位 シリル・デッセル(フランス、アージェードゥーゼル) +01'37"
4位 デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) +02'30"
5位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、ダヴィタモン・ロット) +02'46"
6位 カルロス・サストレ(スペイン、CSC) +03'21"
7位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、Tモバイル) +03'58"
8位 マイケル・ロジャース(オーストラリア、Tモバイル) +04'51"
9位 ファンミゲール・メルカド(スペイン、アグリチュベル) +05'02"
10位 クリストフ・モロー(フランス、アージェードゥーゼル) +05'13"
1位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、ダヴィタモン・ロット)2522位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ) 222
3位 オスカル・フレイレ(スペイン、ラボバンク) 207
1位 ダビ・デラフエンテ(スペイン、サウニエルデュバル) 802位 シリル・デッセル(フランス、アージェードゥーゼル) 62
3位 ファビアン・ウェーグマン(ドイツ、ゲロルシュタイナー) 61
1位 マークス・フォーテン(ドイツ、ゲロルシュタイナー) 59h56'20"2位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ) +12'15"
3位 マチュー・スプリック(フランス、ブイグテレコム) +27'16"
1 CSC 179h23'50"2 ケスデパーニュ +15'53"
3 Tモバイル +22'05"
ツール・ド・フランス2006 第13ステージグラフィックス
text.Yuta.OMATA
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