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2017/6/15 22:38

ツール・ド・スイス第3&4ステージ

ツール・ド・スイス第3&4ステージ:新天地移籍のマシューズがサガン撃破で第3ステージ制覇、格下げ移籍のウォーバスが第4ステージで驚きの逃げ切り勝利!カルーソが総合リーダーに


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本格的なバトルが繰り広げられているツール・ド・スイス、ドーフィネとは違いスプリンター達のチャンスが多い今年の大会は、第3ステージで見ごたえのあるスプリントバトルが行われた。世界チャンピオンの怪童、ピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)を撃破したのはこちらも新天地移籍のマイケル・マシューズ(チームサンウェブ)、ここのところ好調なチームの勢いそのままに、自らも勝利を収めた。そして第4ステージでは初めて総合系が主役となるステージ、しかしそのステージを制したのは昨年度のワールドツアーチームからプロコンチネンタルへの格下げ移籍となったラリー・ウォーバス(アクア・ブルー・スポーツ)だった。


『味方のアシストもお見事、アルントの走りが光った ©Tim D.Waele』
第3ステージは4人の逃げから始まった。最大で7分斎場にまで広がったが、この日の集団はスプリントへ向け追走の手を緩めない。そして最後の1人を残り13kmで捕まえると、レースは一気にスプリントへ向け進み出す。BMCとトレック・セガフレドが積極的に集団を牽引しレースが進むが、いざスプリントへ向かうと一気に状況は混沌とする。


『サガンを真っ向勝負で倒した ©Tim D.Waele』
しかしそこで突破口を見出したのはチームサンウェブだった。ニキアス・アルント(チームサンウェブ)がお手本のようなアシストでマシューズをリードアウト、そのままサガン、そしてサンウェブを去り、トレック・セガフレドのジャージで戦うジョン・デゲンコルブ(トレック・セガフレド)との直接対決となり、力勝負でマシューズがライバルを撃破した。


『マシューズが力勝負で勝利 ©Tim D.Waele』
「上りでは苦戦はしたよ。今日は上りがきつかったんだよ。でも結果として勝てたからオーライでしょ。アルントがいるのがわかったことで、”勝てる!”って思ったんだよ。なんといっても彼のアシストは天下一品だからね。最高のタイミングで発射できたからこそ勝利できたんだよ。やっぱ勝利は気持ちいいね。」マシューズはご機嫌だった。

ツール・ド・スイス第3ステージ
1位 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ)   3h48’49”
2位 ピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)
3位 ジョン・デゲンコルブ(トレック・セガフレド)
4位 ティム・ウェレンス(ロット・ソウダル)
5位 ミカエル・アルバジーニ(オリカ・スコット)

ツール・ド・スイス総合順位
1位 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ)   8h18’47”
2位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)   +10”
3位 ピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)   +11”
4位 ダミアーノ・カルーソ(BMC)   +19”
5位 ミカエル・アルバジーニ(オリカ・スコット)   +20”


『逃げの段階で勝利を確信していたようだ ©Tim D.Waele』
第4ステージは新チームのアクアブルースポーツにとっては記念すべき日となった。ウォーバスが逃げ続け、最後まで逃げ切りを達成、総合勢のバトルが予想された頂上ゴールで印象的なチーム初勝利となった。昨年度まではIAM サイクリングに所属しながらも結果が伴わず、チーム解散とともに格下げ移籍をした男が意地の走りでプロ初勝利をあげた。

第4ステージはスタートから15kmで逃げが発生。ウォーバスを含む4人が容認される。そしてその他医務さは最大で9分差以上にまで広がる。しかしここでチームサンウェブやAG2Rが危機感を持ち追走を開始、一つ山岳を越えるごとにその差は詰まっていく。この日はウォーバスが絶好調、マイペースできっちりとタイムを刻んでいく。そして最後の頂上ゴールへの上りに入ってもそのペースは衰えなかった。後方では総合優勝を狙うチームが駆け引きを始めバトルが勃発、今大会のエースを任されているダミアーノ・カルーソ(BMC)で勝利を狙うBMCがテンポをあげると、ジロ覇者で昨日までの総合2位トム・デュムラン(チームサンウェブ)も総合リーダーのマイケル・マシューズとともに遅れていく。


『ウォーバスが見事な逃げ切り勝利 ©Tim D.Waele』

『総合系は一気に絞られた争いに ©Tim D.Waele』
残り8km、ついに先頭ではウォーバスが一人旅となる。後続では残り6kmでカルーソが仕掛けるとそれに最後までついていくことができたのはサイモン・スピラック(カチューシャ・アルペシン)とスティーブン・クライズワイク(ロットNLジャンボ)だけだった。ウォーバスは独走ゴール、そしてカルーソが40秒遅れでゴール、そのまま総合リーダージャージを奪うことに成功した。

「これが僕のプロ初勝利だよ。ただただ驚きしかないね。スイス大好き!このレースも大好き!去年までIAMで走っていたからここは大好きな場所だよ。だから今日は僕にとってホームレースのようなものだったよ。沿道の人達が僕を応援してくれているのがわかって勇気百倍だったよ。本当に勝てて嬉しいよ。今日は勝算があって逃げに乗ったし、逃げに乗った時点で”イケる”って思ったんだよ。」ウォーバスは喜びを爆発させた。


『カルーソが総合リーダーに ©Tim D.Waele』
ツール・ド・スイス第4ステージ
1位 ラリー・ウォーバス(アクア・ブルースポーツ)   3h48’55”
2位 ダミアーノ・カルーソ(BMC)   +40”
3位 スティーブン・クライズワイク(ロットNLジャンボ)
4位 サイモン・スピラック(カチューシャ・アルペシン)
5位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(AG2R)   +44”

ツール・ド・スイス総合順位
1位 ダミアーノ・カルーソ(BMC)   12h08’35”
2位 スティーブン・クライズワイク(ロットNLジャンボ)   +15”
3位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(AG2R)   +24”
4位 サイモン・スピラック(カチューシャ・アルペシン)
5位 マルク・ソレル(モビスター)   +31”

H.Moulinette
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