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2017/6/9 17:41

クリテリウム・ド・ドーフィネ第5ステージ

クリテリウム・ド・ドーフィネ第5ステージ:数少ないスプリントステージを制したのはバウハウス!デマールはステージ2勝目ならず、カチューシャトレイン不発でクリストフはステージ後リタイア


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今大会数少ないスプリントステージ、スプリンター擁するチームにとっては数少ない輝ける場となるはずだった。しかし最高のトレインを見せたカチューシャ・アルペシンはまたしても空回り、ただ辛いだけのステージとなってしまった。そんなステージを制したのは早めに飛び出したフィル・バウハウス(チームサンウェブ)、誰にもマークされなかった男が先制攻撃からライバル達を寄せ付けることなく勝利、見事ワールドツアー初勝利を大舞台であげた。


『ノーマークから決めた勝利 ©Tim D.Waele』
誰も予想していない走りだった。スプリントが開始されると、進行方向左側後方から一気にスプリントを開始するバウハウス、しかしライバル達のマークは全てがアルのー・デマール(FDJ)に注がれていた。そのデマールはバウハウスの動きに気づいたが、バウハウスがライン取りを左から右へとクロスさせたことで、完全に一歩立ち遅れる。これが全てだった。でマールの反応が送れたことで、その他全てのスプリンターが完全に立ち遅れ、バウハウスの背中を皆で眺めるだけになってしまった。ジロをトム・デュムランが制して以降間違いなくチームサンウェブの士気が高まっている。ハンマーシリーズでの活躍に続きここでも若手が躍動、勢いに乗るチームはこれからも怖い存在となりそうだ。


『ガッツポーズも初々しい ©Tim D.Waele』
「希望は最高!数週間前から調子がいいのは感じていたんだよね。それがこのような形で結果に繋がったのは嬉しいよ!ましてやそれが僕のワールドツアー初勝利だしね!第2ステージで、自分が結構スプリントできていることは確信していたんだ。そして今日も同じような完食をスタート直後から感じていたから、今日は勝負さえできれば勝てるという確信はあったんだよ。この勝利は間違いなくチームのおかげだよ。」今シーズンからチームサンウェブに加入した22歳はチームにきっちりと溶け込んでいるようだ。

そんなバウハウスに先を行かれたデマールは2位、今シーズン終了後に移籍が噂されるブライアン・コカード(ダイレクト・エナジー)はまたしても勝利が遠く3位、チームメイト達のサポートがあまりえられない逆境に立たされている感がある。

総合上位勢は安泰、翌日からの山岳バトルを前に小休止のステージとなった。


『のどかな風景の中を ©Tim D.Waele』

『ボウマンが山岳賞を奪い取った ©Tim D.Waele』
この日逃げを見せたのはコーエン・ボウマン(ロットNLジャンボ)、第3ステージで勝利したボウマンは、デ・ヘントが総合ジャージを守ることに専念していることで、山岳賞ジャージを奪い取る大チャンスとばかりにこの日も積極的に動いた。繰り下げの山岳賞ジャージを着用するボウマンは順調に山岳賞ポイントをかき集め続け、この日で山岳賞ジャージを自らのものとした。


『クリストフが不調 ©Tim D.Waele』
しかしこの日の似げは容認はされない。ここまでのステージで逃げ切りが多く容認されたことでスプリンターの出番が激減、スプリンターチームは常に逃げを射程圏内に捉え続け、残り7kmで最後の1人を捉えた。そこからはFDJとカチューシャ・アルペシンが主導権を握りつつレースは展開、今大会完璧なお膳立てから失速したアレクサンダー・クリストフ(カチューシャ・アルペシン)は何とか結果を残したかったがこの日も伸びずにステージ6位、山岳ステージを前にこのステージ限りでリタイアを決めた。

クリテリウム・ド・ドーフィネ第5ステージ
1位 フィル・バウハウス(チームサンウェブ)   4h04’32”
2位 アルノー・デマール(FDJ)
3位 ブライアン・コカード(ダイレクト・エナジー)
4位 エイドリアン・ペティ(ダイレクト・エナジー)
5位 ナセル・ブアニ(コフィディス・ソルーションクレジッツ)
6位 アレクサンダー・クリストフ(カチューシャ・アルペシン)
7位 パスカル・アッカーマン(ボーラ・ハンスグロエ)
8位 エドヴァルド・ボアッソン・ハーゲン(ディメンション・データ)
9位 エンリコ・バッタリン(ロットNLジャンボ)
10位 オリビエ・ナエセンAG2R)

クリテリウム・ド・ドーフィネ総合順位
1位 トーマス・デ・ヘント(ロット・ソウダル)   17h10’25”
2位 リッチー・ポート(BMC)   +27”
3位 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)   +51”
4位 ステフ・クレメント(ロットNLジャンボ)   +55”
5位 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレド)   +1’02”
6位 クリス・フルーム(チームスカイ)   +1’04”
7位 ブレント・ブックウォルター(BMC)   +1’12”
8位 ヘスス・エラダ(モビスター)   +1’15”
9位 サム・オーメン(チームサンウェブ)   +1’17”   
10位 ディエゴ・ウリッシ(UAEチームエミレーツ)   +1’22”

H.Moulinette
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