新規登録する

Welcome To Wherever You Are ! ID Pass ID・Passを記憶 (忘れた)

CYCLINGTIME.com

News
cyclingtimeをフォローしましょう

NEWS RANKING

UCIシクロクロス第4戦 ボヘンセ:強すぎるファン・デル・ポエル、UCIシリーズは全戦全勝の4連勝!世界チャンピオンのファン・アートは上り調子も全く歯が立たず コラム:シマノという巨人、ツールで機材バトルで圧勝、ツール全ステージDi2が勝利で見えてきたライバルコンポーネントメーカーとの力の差、スラムは北米と女子プロレースを中心に転換 シマノがロードレースでのディスクブレーキ普及への足固めか、RCSとニュートラルサポート契約で懸念払拭を狙う アルベルト・コンタドール:王者であり続けたロードレース界のアイコン、パンターニに憧れた少年がパンターニ超えを目指し駆け抜けた現役生活 コラム:アジアバイクショーから思うこと、日本と同じ道を途中まで辿ってきた中国が向かう独自の歩み、OEM卒業ではなく続けながらの歩みを選択の理由とは コンタドールがコンチネンタルチームを始動!バッソとともにトレック・セガフレドの育成チームとなるポーラーテック・コメタが動き出す! バレットから冬の定番パッカブルの新デザインが登場、普段使いからサイクリング、ゴルフ等様々なシーンを選ばず使える万能ウェアで冬の寒さの中でも楽しもう! ブラックフライデーセールがさらに加速!海外通販の激安月間、CRCの第2週のセール品をチェック!来シーズンへ向けて買い揃えるなら今がチャンス
2017/5/23 18:29

SCIENCE:DHではどの姿勢が一番速いのか

SCIENCE:DHではどの姿勢が一番速いのか、フルーム、サガン、ニーバリ、パンターニらの特徴的なDHフォームを科学的に検証


0 このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
昨今レースシーンでは上りではなく下り、ダウンヒルでのアタックが勝敗を分けることが増えてきている。上りではクライミング能力と体力が試されるが、下りでは度胸とリスクを背負う覚悟が求められる。昨年度のジロ・デ・イタリアではマリア・ローザを着用していたスティーブン・クライズワイク(ロットNLジャンボ)と総合上位につけていたイルヌール・ザッカリン(カチューシャ・アルペシン)が下りでライバル達のアタックに無理をしてついていこうとして落車、それぞれ肉体的、精神的のみならず、結果でも痛い目を見た。

それほどまでに下りの技術は選手によってばらつきがあり、現役ではヴィンチェンツォ・ニーバリ(バーレーン・メリダ)などが下りのスペシャリストとと言えるほど、圧倒的な速度とテクニックをレースで披露しており、それが勝利に直結するシーンを多く見てきている。


『それぞれのライドポジション ©B.Blocken 』
そんな下りのテクニックを見ていると、選手たちはそれぞれ個性的なフォームで下りをこなしている。そこでオランダのアイントホーフェン工科大学のバート・ブロッケン教授を中心とした研究者たちが、一体どのフォームが一番効率がいいのかを検証した。今回は模型を使った風洞実験、そしてコンピュータ上での数値流体力学(CFD)の2つの方法で算出し、それらを比較検証した上で結論を導き出している。

比較対象となったのは、通常の状態を少し起こした形のカンチェラーラポジション、一般的なダウンヒルポジション、クリス・フルーム(チームスカイ)のダウンヒルポジション、ニーバリのダウンヒルポジション、ピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)のダウンヒルポジション、そして伝説のクライマー、マルコ・パンターニのダウンヒルポジションだ。

まず見た目でわかるのは、パンターニだけが体を後ろに引いた独特の形であり、これは昔はよく見られたが最近ではまったく見かけなくなったスタイルであるということだ。最近では前乗りが主流であり、その中でもフルームのポジションなどは極端で体でハンドルを押さえ込むような形だ。


『風洞実験で各モデルを比較 ©B.Blocken』

『この計算式で弾き出す ©B.Blocken』
まずは模型を使った風洞実験でその空力性能を測った見たところ、なんと一番エアロダイナミック数値が良かったのはパンターニポジョンであり、それに次いでニーバリポジションとなった。フルームポジションの極端な前乗りは空力的には劣り、背中が地面と並行となる一般的常ダウンヒルポジションと大差がないという結果がでた。これだけとってみれば、フルームはあまりメリットのない極めてハンドルさばきが難しいポジションを取っていることとなる。

この風洞実験の結果、カンチェラーラポジションを基準とした時、最も効率が良かったのはサガンポジションで17%速く走れることがわかった。それに次いでパンターニポジションの14%、ニーバリポジションの12%、そしてフルームポジションは9%、一般ダウンヒルポジションは8%という結果がでた。


『風洞とCFDで同じ結果に ©B.Blocken』
そしてもう一つの実験は数値流体力学(CFD)を用いた実験だ。これは説明すると難しくはなるが、これはコンピューター計算で導かれる”空気がいかに滑らかに流れていくか”という数値だ。そして想定通り、この実験で得られた結果は風洞実験のそれと同じだった。

結論から言えば、フルームのあのポジションはリスクが高い割には空力抵抗が良くはなく、その上あのポジションでペダルを漕げば、さらに空力が乱されるのでマイナスになるという結果がでた。

エアロポジションは、各選手が1秒でも削るために本能的に試行錯誤をするものだが、研究者たちは「あの格好であの速度で実験(試行錯誤)をするのはリスキーすぎる、ぜひとも我々に連絡を貰えれば、様々な実験でより安全に良い結果を求めることが出来るだろう。」と語っている。


『それぞれのポジションの比較結果 ©B.Blocken』
”レースは研究室でやっているんじゃない、現場でやっているんだ!”という人もいるだろうが、機材に最新技術を求めるのであれば、そのポジション出しにも最先端技術を求めてもいいのではないだろうか。

Contents and graphic based on:Which cyclist hill descent position is really superior? Froome, Pantani, Nibali or Sagan? The scientific answer. Part 2.
https://www.linkedin.com/pulse/which-cyclist-hill-descent-position-really-superior-froome-blocken

H.Moulinette
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
AD:RockBikes_310x174_20141009(lower)
AD:valette_310x174_20150130(lower)
AD:CyclingExpress (inside_pages)
ショップ&マップ
Follow Twitter
follow us in feedly
RSS で購読

NEWS RANKING

1. UCIシクロクロス第4戦 ボヘンセ:強すぎるファン・デル・ポエル、UCIシリーズは全戦全勝の4連勝!世界チャンピオンのファン・アートは上り調子も全く歯が立たず 2. コラム:シマノという巨人、ツールで機材バトルで圧勝、ツール全ステージDi2が勝利で見えてきたライバルコンポーネントメーカーとの力の差、スラムは北米と女子プロレースを中心に転換 3. シマノがロードレースでのディスクブレーキ普及への足固めか、RCSとニュートラルサポート契約で懸念払拭を狙う 4. アルベルト・コンタドール:王者であり続けたロードレース界のアイコン、パンターニに憧れた少年がパンターニ超えを目指し駆け抜けた現役生活 5. コラム:アジアバイクショーから思うこと、日本と同じ道を途中まで辿ってきた中国が向かう独自の歩み、OEM卒業ではなく続けながらの歩みを選択の理由とは 6. コンタドールがコンチネンタルチームを始動!バッソとともにトレック・セガフレドの育成チームとなるポーラーテック・コメタが動き出す! 7. バレットから冬の定番パッカブルの新デザインが登場、普段使いからサイクリング、ゴルフ等様々なシーンを選ばず使える万能ウェアで冬の寒さの中でも楽しもう! 8. ブラックフライデーセールがさらに加速!海外通販の激安月間、CRCの第2週のセール品をチェック!来シーズンへ向けて買い揃えるなら今がチャンス 9. フルームを倒すための包囲網作戦?モビスターが来年のツール・ド・フランスではトリプルエースという対フルーム対策の可能性、フルームという時代の絶対王者の存在 10. 東京五輪の自転車ロードレースのコース案が判明、調布スタートから、富士山麓、山中湖、そして富士スピードウェイでゴールの270km!女子はその一部を利用した140kmに

ジロ・デ・イタリア2014

ツアー・オブ・北京2013

ブエルタ・ア・エスパーニャ2013

ツール・ド・フランス2013