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2017/5/20 4:24

ツアー・オブ・カリフォルニア第4ステージ

ツアー・オブ・カリフォルニア第4ステージ:下克上達成!コンチネンタルチームのラリーレーシングがワールドツアーチーム相手に逃げ切りからのスプリントでワン・ツーフィニッシュの快挙!


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アメリカは夢を叶える国、アメリカンドリームとはよく言ったものだ。ワールドツアーチームにまじり参加しているコンチネンタルチーム、ラリーレーシングがとてつもない下克上をやってのけた。ワールドツアーレースでステージを勝利しただけではなく見事ワン・ツーフィニッシュ、エヴァン・ハフマンとロブ・ブリットンのコンビが大大大金星を挙げた。


『ゴール前でも怯むことなく勝利 ©Tim D Waele 』
昨年度もこのカリフォルニアで勝利まであと一歩と迫ったハフマンは、今年は文句なしの勝利、相手がどんなに強大であろうとハングリーさ剥き出しで挑んだラリーレーシングの姿勢は賞賛に値する。

「信じられないよ!まさか本当に勝てるとは思わなかったよ。走っていあいだは去年のステージのことを思い出していたよ。どれほど勝利が困難なものか、それをただただ思い返していたよ。最後の100mではとにかく全力を絞り出したよ。」


『あまりにも鮮やかな勝利だった ©Tim D Waele 』

『快挙を成し遂げた2人 ©Tim D Waele 』
この日のステージではまず7人の逃げが発生、しかしそれはすぐに5人に絞られる。ハフマンとブリットンを含む5人は快調に飛ばし、最大で9分差にまで後続との差を広げていく。流石に集団もこれには危機感を感じ、ペースアップをすると、その差は見る見る間に縮んでいく。総合に影響はない逃げのメンバーだったこともあり、スプリンターチームが追走の主導権を握る。

そして終盤平坦セクションへと差し掛かると、クイックステップ・フロアーズとチームスカイが主導権を握り追走が始まる。しかしタイム差は大きく残り24kmで3分以上、10km1分の法則(10kmで1分のタイム差を縮めることが出来るという追走と集団の関係性)でも追いつけない計算だ。しかしここからは各チームが追走を渋る。ピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)に最後までアシストを残させまいと、追走の仕事をボーラ・ハンスグロエに委ねる。


『ラリーレーシング快走 ©Tim D Waele 』
残り13kmでもまだ2分弱のタイム差、そして向かい風という状況が逃げ切りという可能性を現実に近づける。それでも追走は手を緩めることなく諦めることなく追い続ける。しかしタイム差は一向に縮まらず、残り6kmでもまだ1分以上、先頭に逃げでは2人を送り込んだラリーレーシングが素晴らしい走りで追走の希望を打ち砕いた。

そしてゴール前、数的優位に立っているラリーレーシングは、どちらが仕掛けるのかはっきりさせないままに駆け引きから勝負へと向かう。それに惑わされた逃げの他3名をあざ笑うかのようにハフマンが一気に加速、そしてしれに続きブリットンも加速、そのまま見事にワン・ツーを達成した。

追走も、逃げの面々もコンチネンタルチームの2人の実力を甘く見ていたことが敗因、しかしそれと同時に勝利を狙う選手としての心構えがワールドツアーやプロコンチネンタルのそれを上回ったといえるだろう。

総合は動きなく安泰、次ステージで間違いなくその方向性は変わるだろう。


『アメリカンスケール ©Tim D Waele 』
ツアー・オブ・カリフォルニア第4ステージ
1位 エヴァン・ハフマン(ラリーレーシング)   3h41’52”
2位 ロブ・ブリットン(ラリーレーシング)
3位 レオナード・ホフステッド(チームサンウェブ)
4位 マティアス・レトゥルニエ(コフィディス・ソルーションクレジッツ)
5位 ガヴィン・マニオン(ユナイテッド・ヘルスケア)
6位 ピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)   +13”
7位 ジョン・デゲンコルブ(トレック・セガフレド)
8位 マルセル・キッテル(クイックステップ・フロアーズ)
9位 アレクサンダー・クリストフ(カチューシャ・アルペシン)
10位 シモーネ・コンソーニ(UAEチームエミレーツ)

ツアー・オブ・カリフォルニア総合順位
1位 ラファル・マイカ(ボーラ・ハンスグロエ)   16h04’48”
2位 ジョージ・ベネット(ロットNLジャンボ)   +02”
3位 イアン・ボズウェル(チームスカイ)   +14”
4位 ロクラン・モートン(ディメンション・データ)   +16”
5位 ロベルト・ヘーシンク(ロットNLジャンボ)   +45”
6位 ブレント・ブックウォルター(BMC)   +48”
7位 サム・オーメン(チームサンウェブ)タオ・ゲオゲガン・ハート(チームスカイ)
8位 アンドリュー・タランスキー(キャノンデール・ドラパック)
9位 ヴェガード・ラエンゲン(UAEチームエミレーツ)
10位 マクシミリアン・シャックマン(クイックステップ・フロアーズ)

H.Moulinette
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