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2017/5/19 14:08

ジロ・デ・イタリア第12ステージ

ジロ・デ・イタリア第12ステージ:止まらぬコロンビアンスプリンター、クイックステップ・フロアーズ万全のチームワークでガヴィリアが今大会3勝目!第5ステージとまったく同じトップ3フィニッシュ


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『第12ステージ高低表 ©RCS 』
レースには面白いことがある。あれだけ多くの選手が競い合うスプリントステージ、強豪が多くいる中で、この第12ステージのステージトップ3がなんと第5ステージのトップ3と全く同じという結末となった。ステージを制したのはコロンビアンスプリンターのフェルナンド・ガヴィリア(クイックステップ・フロアーズ)、ムラのない走りできっちりと勝利を勝ち取り、今大会3勝目を挙げた。


『勝負勘が抜群だった。 ©Tim D Waele 』
最後まで逃げ続けたミルコ・マエストリ(バルディアーニCSF)が最後の最後まで踏ん張るが、残り7kmで吸収、するとレースはスプリントバトルへと向かっていった。ロット・ソウダル、オリカ・スコット、ボーラ・ハンスグロエが力強いトレインを見せる。何度となくステージ優勝を狙っているサム・ベネット(ボーラ・ハンスグロエ)を何とか勝利に導こうと懸命な走りを見せるが、虎視眈々とクイックステップ・フロアーズ勢がその背後で狙っている。しかしクイックステップ・フロアーズはリードアウトのマキシミリアーノ・リケーゼが残り15kmでパンクし、隊列が組めない状態が続く。


『リケーゼも背後でガッツポーズ ©Tim D Waele 』

『ガヴィリア快勝 ©Tim D Waele 』
しかしここからがスプリントチームの底力だった。リケーゼはなんとギリギリで合流、なんと最後の最後でガヴィリアのアシストに復帰を果たす。そしてスプリントが始まるとがヴィリアを導き最高の位置で発射、文句なしのスプリント勝利を演出してみせた。

「正直リケーゼのパンクを知ったときは焦ったよ。どうなるか最後までわからなかったからね、でも彼は来てくれたんだよ!僕が最強スプリンターかはわからないよ。でも最高のスプリンターといえばグライペルでしょ。彼のほうが多くの勝利を挙げているし、もちろんジロでも僕よりたくさんのステージ勝利を獲得しているからね。僕のほうがチャンスが多く巡ってきているだけのことだよ。」ガヴィリアは謙虚だった。

ステージ2位にはヤコブ・マレチェッコ(ウィリエール・トリエスティーナ)が入り、3位にはサム・ベネット(ボーラ・ハンスグロエ)が入った。まさに第5ステージの再現、この3人が調子がいいことは明確になった。またしても勝利を逃したベネットは「正直クイックステップ・フロアーズが背後まで来ていることに気づかなかった」と敗因を語った。


『トーマスは未だに痛みに苦しんでいる ©Tim D Waele 』
総合勢は大きな動きを見せることなく安泰、ただ不用意なタイムロスがないように選手たちは神経をとがらせていた。しかしゲラント・トーマス(チームスカイ)が昨日同様に痛みからこの日もゴールスプリントでの加速についていけずにタイムを失う結果となっている。


『この日の逃げは地元選手が牽引した ©Tim D Waele 』
この日の逃げは3人、総合に危険のないメンバーな上、人数が少数ということもあり、集団はこれを容認する。最大でその差は7分にまで広がるが、そこから徐々に縮まっていく。大きな動きもなく進み、残り40kmで3分差にまで縮まる。集団はクイックステップ・フロアーズ、ボーラ・ハンスグロエ、ロット・ソウダルらスプリント勝負をしたいチームが牽引する。

さらにタイム差が縮まる中、故郷の街へと突入した先頭のマエストリはアタックをし、独走態勢へと移っていく。最後の最後まで諦めることなく踏み続け、その勇姿を故郷の観客に披露、結果こそ残せなかったが強く印象に残る走りを見せた。

そしてスプリント勝負へと向かい、残り400mでベネットが動くが、その背後に控えていたクイックステップ・フロアーズの二人のチームワークはそれを上回っていた。


『レースを迎える街 ©Tim D Waele 』
ジロ・デ・イタリア第12ステージ
1位 フェルナンド・ガヴィリア(クイックステップ・フロアーズ)   5h18’55”
2位 ヤコブ・マレチェッコ(ウィリエール・トリエスティーナ)
3位 サム・ベネット(ボーラ・ハンスグロエ)
4位 フィル・バウハウス(チームサンウェブ)
5位 マキシミリアーノ・リケーゼ(クイックステップ・フロアーズ)
6位 ライアン・ギボンス(ディメンション・データ)
7位 サッシャ・モドロ(UAEチームエミレーツ)
8位 アンドレ・グライペル(ロット・ソウダル)
9位 ジャスパー・ストゥーヴェン(トレック・セガフレド)
10位 ロベルト・フェラーリ(UAEチームエミレーツ)

ジロ・デ・イタリア総合順位
1位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)   47h22’07”
2位 ナイロ・キンターナ(モビスター)   +2’23”
3位 バウク・モレンマ(トレック・セガフレド)   +2’38”
4位 ティボー・ピノー(FDJ)   +2’40”
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(バーレーン・メリダ)   +2’47”
6位 アンドレイ・アマドール(モビスター)   +3’05”
7位 ボブ・ユンゲルス(クイックステップ・フロアーズ)   +3’56”
8位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(AG2R)   +3’’59”
9位 タネル・カンゲルト(アスタナ)
10位 イルヌール・ザッカリン(カチューシャ・アルペシン)   +4’17”

H.Moulinette
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