新規登録する

Welcome To Wherever You Are ! ID Pass ID・Passを記憶 (忘れた)

CYCLINGTIME.com

News
cyclingtimeをフォローしましょう
2017/5/17 15:17

ジロ・デ・イタリア第10ステージ

ジロ・デ・イタリア第10ステージ:もうダークホースとは呼ばせない!個人TTでデュムランが圧倒的なタイムを叩き出しステージ優勝と総合リーダージャージを獲得!総合再び大シャッフル!


0 このエントリーをはてなブックマークに追加
Check

『第10ステージ高低表 ©Tim D Waele RCS』
一人だけあまりにも別世界の走りだった。今大会のために大幅に体重を落とし、覚悟を持って挑んできた男が、山岳の第9ステージで粘りの走りを披露、そして満を持して挑んだこのステージ、圧倒的な走りでステージ優勝を上げると同時に、総合リーダージャージの証、マリア・ローザも獲得した。


『独走力は圧倒的 ©Tim D Waele 』
この日の個人TTはまったくの平坦ではなく、若干のアップダウンがあり、そしてゴールは上りとなるコース設定、しかしそんなことはTTスペシャリストのトム・デュムラン(チームサンウェブ)にとっては全く関係なかった。スタートから何の躊躇もなく踏み込み、次々と中間計測でのトップタイムを更新していく。一切上体がぶれない安定したペダリングで踏み続けるその男の姿に、往年の名選手ミゲル・インデュラインが重なる。総合のライバル達が次々とゴールする中、そのタイムを大きく上回るタイムを叩き出したデュムランは余裕の表情でゴール、今大会の大本命に、新たにデュムランがその名を自らの力で刻んだ。様々なプレッシャーの中で、デュムランは39.8kmのコースを50’37”、時速47kmオーバーでかけ抜けた。


『自身に満ち溢れたその表情 ©Tim D Waele 』
「今日タイムを稼ぎ出せるとは思っていたけど、ここまでとはね。TTは結構その日の天候や条件に左右されるからね。それが今日はすべてが最高だったんだよ。途中正直どれだけタイムを稼ぎ出せているのかわからなかったんだけど、でもそれでも最後の最後まで踏み倒そうと思ったんだよ。今日はいつも以上に限界まで走り抜いたよ。それがちゃんと報われたね。」デュムランは笑顔で語った。


『昨日のタイムロスが悔やまれる ©Tim D Waele 』
ステージ第2位には49秒差でゲラント・トーマス(チームスカイ)が入った。先日のステージで、思わぬ落車に巻き込まれたせいで5分以上のタイムを失ったが、この日大きくタイムを奪い返し、一気に総合トップ10圏内まで手がとどくところまで盛り返してきた。惜しまれるのは第9ステージのタイムロス、しかしきっちりと諦めることなく結果を残して総合上位を狙う。


『ユンゲルスはきっちりと挽回 ©Tim D Waele 』
そしてステージ3位には昨日の山岳でマリア・ローザを失ったボブ・ユンゲルス(クイックステップ・フロアーズ)が入った。一度はトップ10圏外まで後退するも、このTTで再び総合6位まで順位を上げてきた。


『苦しんだキンターナ、貯金を吐き出した ©Tim D Waele 』

『弱点を露呈したピノー ©Tim D Waele 』
総合上位勢はこのTTで大いに苦しむこととなる。タイムは悪くないのだが、あまりにもデュムランが速すぎたために、皆大きくタイムを失う結果となった。総合5位のヴィンチェンツォ・ニーバリ(バーレーン・メリダ)こそステージ6位に入ったが、それでもデュムランンに対して2分以上のタイムを失った。昨日までのマリア・ローザ、ナイロ・キンターナ(モビスター)はステージ23位、デュムランに約3分のタイムを失う結果となった。総合2位のティボー・ピノー(FDJ)はステージ19位、総合4位のバウク・モレンマ(トレック・セガフレド)はステージ10位となった。他の総合税も軒並みタイムを失い、総合順位は僅か一日で再び大シャッフルとなった。


『ニーバリはただ微妙すぎるTT ©Tim D Waele 』
マリア・ローザはデュムラン、そして総合2位にはキンターナ、タイムは失ったものの結果的にモレンマは総合3位へとジャンプアップ、ピノーは4位へと順位を下げた。ニーバリは変わらず5位、だがタイム差は2分47秒様で広がった。

これで一気に総合争いはデュムラン主導となった。ダークホースが本当に真の優勝候補となったのかはこれからのステージで試されることになりそうだ。


『通りすがりのおっさん・・・ ©Tim D Waele 』
ジロ・デ・イタリア第10ステージ
1位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)   50’37”
2位 ゲラント・トーマス(チームスカイ)   +49”
3位 ボブ・ユンゲルス(クイックステップ・フロアーズ)   +56”
4位 ルイス・レオン・サンチェス(アスタナ)   +1’40”
5位 ヴァシル・キリエンカ(チームスカイ)   +2’00”
6位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(バーレーン・メリダ)   +2’07”
7位 マクシム・モンフォール(ロット・ソウダル)   +2’13”
8位 フォス・ファン・エムデン(ロットNLジャンボ)   +2’’15”
9位 アンドレイ・アマドール(モビスター)   +2’16”
10位 バウク・モレンマ(トレック・セガフレド)   +2’17”

ジロ・デ・イタリア総合順位
1位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)   42h57’16”
2位 ナイロ・キンターナ(モビスター)   +2’23”
3位 バウク・モレンマ(トレック・セガフレド)   +2’38”
4位 ティボー・ピノー(FDJ)   +2’40”
5位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(バーレーン・メリダ)   +2’47”
6位 ボブ・ユンゲルス(クイックステップ・フロアーズ)   +3’56”
7位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(AG2R)   +4’05”
8位 イルヌール・ザッカリン(カチューシャ・アルペシン)   +4’’17”
9位 アンドレイ・アマドール(モビスター)   +4’39”
10位 スティーブン・クライズワイク(ロットNLジャンボ)   +5’19”

H.Moulinette
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
AD:RockBikes_310x174_20141009(lower)
AD:SIXTH_310x174_20150826(lower)
AD:CyclingExpress (inside_pages)
ショップ&マップ
Follow Twitter
follow us in feedly
RSS で購読

NEWS RANKING

1. コラム:紳士協定はもう存在しないのか?変わりゆくレースシーン、よりシビアに勝負に徹する展開が増えることに自転車OBたちは懸念、現役は「真剣勝負の場に情けが必要なのか?」の声も 2. 来シーズンからワールドツアーレースでの選手数削減へ、グランツールでは1チーム9人から8人、クラシックでは8人から7人へそれぞれ1人減の削減案が承認へ 3. カラーコーディネートという遊びができるハンドルバーがシックススコンポーネントから登場!国内外のプロレースでも使用される最強ハンドルバーが9色展開に 4. ツール・ド・スイス第9ステージ:最終ステージのTTもデニスが勝利、総合優勝はスピラックが2度目の栄冠!グランツールには自分の意志で出場してこなかったと告白 5. サイクリングウェア ブランドナビ 6. 人が自転車で上れる限界の勾配とは?人は一体どこまで己の力のみで坂を登っていけるのだろう 7. J-Builders 日本が誇る職人達 : CYCLINGTIME.com 8. ツール・ド・スイス第7&8ステージ:第7ステージの頂上ゴールを独走で制したスピラックが一気に総合首位に!混沌とした第8ステージはサガンが見事今大会2勝目、またしても余裕の勝利 9. ツール・ド・フランス2013 10. アクセスランキング

ジロ・デ・イタリア2014

ツアー・オブ・北京2013

ブエルタ・ア・エスパーニャ2013

ツール・ド・フランス2013