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2017/4/17 12:01

アムステルゴールドレース2017

アムステルゴールドレース2017:復活の大ベテランジルベール強し!レース巧者ぶり発揮でクウィアトコウスキーとのスプリント制し4度めのアムステル王者!アルバジーニが3位表彰台


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あまりにも鮮やかだった。今シーズン完全復活を遂げ、ツアー・オブ・フランダースを制してクラシックハンターの本領を発揮したフィリップ・ジルベール(クイックステップ・フロアーズ)の勢いが止まらない。パリ〜ルーベはボーネンの引退レースだからとあえてスキップ、そしてアルデンヌクラシックへと照準を絞った男が、狙い通りのゴール勝負へと持ち込むと、最後はマッチレースとなったミカル・クウィアトコウスキー(チームスカイ)をスプリントで制し、通算4度目のアムステルゴールドレース王者に輝いた。


『快心のガッツポーズ、狙っての勝利 ©Tim D.Waele』

『クイックステップ・フロアーズがさらに勝利を積み重ねる ©Tim D.Waele』
「今日はレース中盤の落車で終わったかと思ったよ。でもまあそこからこれ以上無いくらい盛り返せたね。正直言ってクウィアトコウスキーのスプリントには驚いたね。でも向かい風だったから、パニックはしなかったよ。冷静に追い詰めて、最後はちょうど仕留められたよ。」

「僕の目標はずっと変わらないんだよ。毎年クラシックを勝つことなんだ。今年はこれで2勝、ここ何年も勝ててなかった分の埋め合わせだね。」ジルベールの勝利への嗅覚、そして勝利への執念は完全によみがえったようだ。


『前半中盤と動きが少なかった ©Tim D.Waele』
今シーズンのアルデンヌクラシック初戦、名物カウベルグが3回登場する261劼離譟璽垢僚盤から中盤、後半にかけて、あまりにも展開に乏しいレースとなった。12名の逃げが決まり、それが延々とレースを牽引する形となった。それがジルベールにとっては不幸中の幸いとなった。中盤で激しく落車、バイク交換を余儀なくされ、ジルベールの頭のなかには「レース終了」の文字が浮かんだが、あまりにも展開なき展開はジルベールの劇的な勝利への序章となった。


『あっさりと終盤にこの逃げ集団が形成されることに ©Tim D.Waele』
そしてレースが動いたのは残り40辧逃げの最後の一人が捕まったのを合図に劇的に動き出す。クルイスベルグでティス・べノート(ロット・ソウダル)がアタック、それにセルジオ・エナオ・モントーヤ(チームスカイ)が反応、さらにジルベール、ミカエル・アルバジーニ(オリカ・スコット)、ネイサン・ハース(ディメンション・データ)、バート・ヤン・リンデマン(ロットNLジャンボ)が飛び出していく。さらにそこにヨン・イザギーレ(バーレーン・メリダ)とホセ・ホアキン・ロハス(モビスター)が加わり逃げの体制が整った。


『クウィアトコウスキーも調子を取り戻している ©Tim D.Waele』
その背後ではパリ〜ルーベを制し勢いづくグレッグ・ヴァン・アーヴェルマート(BMC)が追走を仕掛けるが、これが伸びてこない。するとそこから残り29劼妊ウィアトコウスキーが飛び出し、一気に先頭集団までジャンプアップを果たす。先頭集団からはべノートと ヤン・リンデマンが脱落、レースは逃げ集団に追走集団が追いつけるのかがポイントとなる。

しかしヴァン・アーヴェルマートをマークするのはアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)、ロハスを先頭集団に送り込んでおり、追走の協調体制が取れない。他のライバル達もヴァン・アーヴェルマートを警戒、追走のペースが一向に上がらない。


『あっという間に抜け出した2人 ©Tim D.Waele』
先頭集団7名、そしてヴァン・アーヴェルマートを含めた7名の同数対決となるが、積極的に動くジルベールとクウィアトコウスキーを含む集団の優位は誰の目にも明らかだった。

そして残り5.7辧▲ウィアトコウスキーの動きに乗じてジルベールが動く。これであっという間に残りの逃げメンバーを置き去りにし2人旅となる。一気に絞られた勝負、しかしジルベールは常に冷静だった。先頭交代を繰り返し、後続とのタイム差を広げながらも、クウィアトコウスキーの動きを常に確認していた。


『勝負どころでの勘が完璧に全盛期に戻った ©Tim D.Waele』

『ジルベールが4勝目のアピール ©Tim D.Waele』
そして残り1劼鮴擇蝓▲献襯戞璽襪魯ウィアトコウスキーと更にその後ろに迫る追走との距離を何度も確認しながら展開を待つ。しびれをきらせたクウィアトコウスキーが先に仕掛けると、ジルベールがこれに反応、一気にスプリントバトルが始まった。クウィアトコウスキーの加速に一旦は遅れたジルベールだったが、一切焦りはなかった。冷静にそれを追走、ゴール手前でクウィアトコウスキーを追い抜くと、最後はガッツポーズで勝利を決めた。


『アルバジーニが表彰台確保 ©Tim D.Waele』

『期待されたヴァン・アーヴェルマートは大きく沈んだ ©Tim D.Waele』
2人において行かれた5人のメンバーでは、表彰台最後の一角を周るバトルが勃発、最後に笑ったのはアルバジーニだった。ヴァン・アーヴェルマートはレースをさせてもらえず12位に沈んだ。

アムステル・ゴールドレース2017
優勝 フィリップ・ジルベール(クイックステップ・フロアーズ)   6h31’40”
2位 ミカル・クウィアトコウスキー(チームスカイ)
3位 ミカエル・アルバジーニ(オリカ・スコット)   +10”
4位 ネイサン・ハース(ディメンション・データ)
5位 ジョセ・ホアキン・ロハス(モビスター)
6位 セルジオ・エナオ・モントーヤ(チームスカイ)
7位 ヨン・イザギーレ(バーレーン・メリダ)   +14”
8位 ミカエル・ゴグル(トレック・セガフレド)   +1’10”
9位 ソ二ー・コルブレッリ(バーレーン・メリダ)   +1’11”
10位 マイケル・マシューズ(チームサンウェブ)

H.Moulinette
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