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2017/3/14 5:53

ティレーノ・ドリアティコ第5ステージ

ティレーノ・ドリアティコ第5ステージ:世界チャンピオンが総合系に混じって激坂を生き延び、上りゴールでスプリント勝利!アダム・イェーツがまさかのリタイアでキンターナ圧倒的優位に


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世界チャンピオンの懐というのはどこまで深いのだろう。ティレーノ・アドリアティコ第5ステージ、激坂が選手達を散り散りに蹴散らしたステージで、世界チャンピオンは淡々と激坂をこなし続けると総合系選手とゴールスプリントを披露、圧倒的な爆発力で上りスプリントを制してみせた。これが世代最強の男の実力、進化を続ける男はまだまだ想像以上の成長を遂げていきそうだ。


『激坂も生き残った ©Tim D Waele 』

『圧倒的な爆発力 ©Tim D Waele 』
ゴールへの石畳は細くきつい勾配の路地、総合系が驚きの表情を見せる中、サガンはスイスイと順位を上げると、あっという間に先頭に躍り出るとそのままさらに加速、クライマーの選手達をあっという間に置き去りにするような別格のスピードでゴールラインを駆け抜けた。


『世界チャンピオンの貫禄と凄みが増していく ©Tim D Waele 』
「今日は調子は良くなかったんだよ。そう言う意味ではこの勝利は嬉しいね。今日はあれだけアタックの応酬で疲弊したから、それこそ明日はまともにレースできないかもね。このコース設定をちゃんとみんな見ていたのか?って思うくらいやりあっていたからね。」サガンは疲弊した中でも驚くべきパフォーマンスを見せた。

ステージ2位にはティボー・ピノー(FDJ)が入り、キンターナに次ぐ総合2位へとジャンプアップを果たした。しかしこれはナイロ・キンターナ(モビスター)にタイム差をつけたわけではなく、総合2位につけていたアダム・イェーツ(オリカ・スコット)がリタイアしたことによるものだ。また成長著しいプリモズ・ログリッチ(ロットNLジャンボ)ステージ3位が総合4位へと順位を上げた。総合系としての適正を見せるこの男の成長が楽しみだ。


『キンターナは相変わらずの安定感 ©Tim D Waele 』
210劼離好董璽検多くの選手には昨日のクイーンステージの疲れの影響が見て取れた。でもそれこそが多くの選手にとってはチャンスでもあり、この日は積極的な仕掛けが相次いだ。そして厳しいコースでヴィンチェンツォ・ニーバリ(バーレン・メリダ)なども脱落するサバイバルとなる。しかし最後は総合系ですら脱落したにも関わらずパンチャー兼スプリンターのサガンが制すという予想を上回る展開となった。

ティレーノ・アドリアティコ第5ステージ
1位 ピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)   5h00’05”
2位 ティボー・ピノー(FDJ)   
3位 プリモズ・ログリッチ(ロットNLジャンボ)   
4位 ゲラント・トーマス(チームスカイ)
5位 バウク・モレンマ(トレック・セガフレド)  
6位 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック)   
7位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)
8位 ナイロ・キンターナ(モビスター)
9位 ローハン・デニス(BMC)  
10位 サイモン・スピラック(カチューシャ・アルペシン)   +06”

ティレーノ・アドリアティコ総合順位
1位 ナイロ・キンターナ(モビスター)   21h034’51”
2位 ティボー・ピノー(FDJ)  +50” 
3位 ローハン・デニス(BMC)   +1’06”
4位 プリモズ・ログリッチ(ロットNLジャンボ)   +1’15”
5位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)   +1’19”
6位 ゲラント・トーマス(チームスカイ)   +1’23”
7位 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック)   +1’30”  
8位 ヨナタン・カストロビエホ(モビスター)   +1’32”
9位 バウク・モレンマ(トレック・セガフレド)   +1’37”
10位 サイモン・スピラック(カチューシャ・アルペシン)   +1’59”

H.Moulinette
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