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2017/3/13 1:00

ティレーノ・アドリティコ第4ステージ

ティレーノ・アドリティコ第4ステージ:今年もその強さは健在!キンターナが山頂独走勝利で一気に総合リーダーに!コロンビアパワーに死角なし!


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頂上ゴール決戦となったティレーノ・アドリアティコ第4ステージ、最後に輝いたのは一大勢力としてすっかり定着したコロンビアンを代表する男、ナイロ・キンターナ(モビスター)だった。今シーズンもグランツール制覇を狙う男は、山岳での圧倒的な存在感を見せステージ優勝、そのまま総合リーダーの座も奪い取った。


『スピラックを捉えてアタック ©Tim D Waele 』
ゴールまで残り2.2km、先行するサイモン・スピラック(カチューシャ・アルペシン)を捉えたキンターナに食らいついているのはゲラント・トーマス(チームスカイ)、リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック)、そしてティージェイ・ヴァン・ガーデレン(BMC)のみになっていた。ここからキンターナは手を緩めることなくさらにアタック、ライバル達にその格の違いを見せつけにかかる。Gトーマスはそれに反応するが、キンターナに追いつくことはできなかった。そのままキンターナは独走で余裕のガッツポーズを決めた。


『キンターナの見事な勝利 ©Tim D Waele 』
Gトーマスはそれに続いて単独2位でゴール、チームTTでのタイムロスが悔やまれるほどにコンディションの良さを見せつけている。ステージ3位には後半粘りの走りで順位を上げてきたアダム・イェーツ(オリカ・スコット)が入り総合でも2位へとジャンプアップを果たした。


『コロンビア国旗が揺れた ©Tim D Waele 』
「正直今日は自分でも確信はなかったんだよ。ちょっと数日前は体調不良だったからね。今日の予定ではチームメイトがまずアタックを仕掛けて人数を減らし、それで僕がアタックを掛けるという算段だったんだよ。カストロビエホがその役割を果たしてくれて、きっちりとそれが遂行できたね。総合でのアドバンテージは大きいね。これは僕にとって大きなチャンスであるし、ゆとりを持って後半戦を迎えられるよ。」キンターナは非常に冷静だった。

大会中盤でのクイーンステージ、未だ雪が残る山岳が選手達を待ち受けた。この日はまず6人の逃げが発生、タイム差は最大で11分にまで広がる。レース中盤まで逃げは放任され続けたが、中盤を過ぎそのタイム差はどんどんと縮まっていく。BMC、そしてチームサンウェブが献身的な追走をするとその差はぐんぐん縮まり、また逃げ集団もバラけていく。


『チームカーの対応もレースの影響を及ぼす ©Tim D Waele 』
そして残り13km、ついに総合とステージ優勝を目指すバトルが始まる。ミカル・クウィアトコウスキー(チームスカイ)、スピラック、ロマン・クロイツィゲル(オリカ・スコット)に加えヨナタン・カストロビエホ(モビスター)らがまず動きを見せた。しかしこのカストロビエホの動きこそが、モビスターが思い描いていた作戦、見事に予定通り作戦を成功させたチームは、後はエース、キンターナの動きを待つだけだった。そして期待に沿うようにキンターナが素晴らしい走りでそれに答えてみせた。


『Gトーマスは何とかタイムを挽回しているが・・・ ©Tim D Waele 』
ティレーノ・アドリアティコ第4ステージ
1位 ナイロ・キンターナ(モビスター)   5h27’22”
2位 ゲラント・トーマス(チームスカイ)   +18”  
3位 アダム・イェーツ(オリカ・スコット)   +24”
4位 リゴベルト・ウラン(キャノンデール・ドラパック)
5位 サイモン・スピラック(カチューシャ・アルペシン)   +29”
6位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)   +41”
7位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(Ag2R)
8位 ミケル・ランダ(チームスカイ)
9位 ティボー・ピノー(FDJ)   +46”
10位 プリモズ・ログリッチ(ロットNLジャンボ)   +51”

ティレーノ・アドリアティコ総合順位
1位 ナイロ・キンターナ(モビスター)   11h07’13”
2位 アダム・イェーツ(オリカ・スコット)  +33” 
3位 ティボー・ピノー(FDJ)   +56”
4位 ヨナタン・カストロビエホ(モビスター)   +1’01”
5位 ローハン・デニス(BMC)   +1’06”
6位 トム・デュムラン(チームサンウェブ)   +1’19”
7位 プリモズ・ログリッチ(ロットNLジャンボ)   
8位 ゲラント・トーマス(チームスカイ)   +1’23”
9位 ダニエル・モレーノ(モビスター)   +1’27”
10位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(Ag2R)   +1’29”

H.Moulinette
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