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2017/3/11 17:05

パリ〜ニース第6ステージ

パリ〜ニース第6ステージ:サイモン・イェーツが難コースで頂上決戦独走勝利!エナオ・モントーヤも攻めの走りで2位、アラフィリップは踏ん張りきり総合リーダージャージを死守!


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パリ〜ニース第6ステージ、総合を目指すバトルがいよいよ本格化した。そしてその第一ラウンドで躍動したのはサイモン・イェーツ(オリカ・スコット)だった。残り19kmから独走、見事にステージ優勝を達成した。総合争いは緊迫化、しかしこのステージではライバル達のアタックを持ちこたえたジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ)がステージ4位でなんとか死守、翌日のクイーンステージへ向けてこの日も冷静な走りに終始した。


『積極性が時に勝利を呼び込む ©Tim D Waele 』

『Sイェーツが見事にステージ優勝 ©Tim D Waele 』
グランツールでも総合を任されるSイェーツにとっては、またとないチャンス、パリ〜ニースでのステージ勝利という経歴が加われば、自らのエースとしての存在感にも箔がつくだけに明確な意思を持って飛び出した。逃げるSイェーツの後ろでは激しい総合争いが勃発する。総合リーダーのアラフィリップにとっては未だ安全とはいえないタイム差だけに必死の防御となる。セルジオ・エナオ・モントーヤ(チームスカイ)はそれを見越したかのように切れ味鋭いアタックを仕掛けると、アラフィリップはそれを追走するが、苦しい展開となる。エナオ・モントーヤはそのまま単独2位で最後まで逃げ切ることに成功、総合でも順位を上げ逆転できるポジションまで這い上がってきた。


『エナオ・モントーヤのし掛けは切れ味鋭かった ©Tim D Waele 』

『アラフィリップは踏ん張りきった ©Tim D Waele 』
ただアラフィリップには最強のアシストが残っていた。ダニエル・マーティン(クイックステップ・フロアーズ)が必死のサポートでタイムロスを最小に抑えることに成功しステージ4位、逆に総合2位だったトニー・ギャロパン(ロット・ソウダル)らを突き放すことに成功し、結果的オーライの形となった。


『次世代を担う選手達が活躍 ©Tim D Waele 』
「何か仕掛けたかったんだけど、気分次第だったんだよね。でもチャンスが有ったから”運試し”をしようと思ったんだよ。失うものは何もないからね。このレースは難関レースではあるけど、そこで結果を残せたのは大きいね。僕にとってもシーズン初勝利だしいい感じで一年戦えそうだね。」Sイェーツは勝利を喜んだ。これで自身総合でも8位までジャンプアップを果たした

山岳ステージが始まり、総合計選手にとっては息をつくことができないこのステージ、最初の山岳で逃げが発生するがそれは頂上を前にあっさりと吸収されてしまう。昨今多く見られるハイペースなレース展開はこの後も選手達を大いに苦しめることとなる。


『コンタドールも積極的に色々と試している ©Tim D Waele 』
そしてスタートから50km、ようやく逃げが決まる。山岳が得意なエデュアルド・セプルヴェダ(フォチュネオ・ヴァイタルコンセプト)などが加わり強力な逃げとなる。その背後では今大会存在感の薄いアルベルト・コンタドール(トレック・セガフレド)が動きを見せるもDマーティンとエナオ・モントーヤが素早く反応、これを許さない。アラフィリップにとっては運も味方する。エナオ・モントーヤでの逆転優勝を狙うチームスカイは、ライバルチームの攻撃に対して目を光らせクイックステップ・フロアーズはそのアシストを温存することになる。これが最後に大きな意味を持つこととなった。


『今大会ではもうあとはアシストするだけのキッテル ©Tim D Waele 』
残り21kmで逃げが捕まると、その直後の19kmでSイェーツがすぐさま動きを見せるなど、激しい展開はこのごゴールまで続いた。Sイェーツはそのまま最後まで独走し勝利、そしてその背後ではエナオ・モントーヤが攻めの姿勢でステージ2位もアラフィリップは最強のアシストのおかげでそのタイムロスを最小限に留めることに成功した。

パリ〜ニース第6ステージ
1位 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット)   4h37’51”
2位 セルジオ・エナオ・モントーヤ(チームスカイ)   +17”
3位 リッチー・ポート(BMC)   +26”
4位 ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップ・フロアーズ)   +29”
5位 ダニエル・マーティン(クイックステップ・フロアーズ)   
6位 ヨン・イザギーレ(バーレーン・メリダ)   +32”
7位 ヤコブ・フグルサングル(アスタナ)   
8位 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレド)   
9位 イルヌール・ザッカリン(カチューシャ・アルペシン)   
10位 トニー・ギャロパン(ロット・ソウダル)  

パリ〜ニース総合順位
1位 ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップ・フロアーズ)   21h58’22”
2位 トニー・ギャロパン(ロット・ソウダル)   +36”
3位 セルジオ・エナオ・モントーヤ(チームスカイ)   +46”
4位 ゴルカ・イザギーレ(モビスター)   +57”
5位 ダニエル・マーティン(クイックステップ・フロアーズ)    +1’20”
6位 イルヌール・ザッカリン(カチューシャ)   +1’31”
7位 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレド)   +1’34”
8位 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット)    +1’37”
9位 ヨン・イザギーレ(バーレーン・メリダ)  +2’04”
10位 ワーレン・バーギル(チームサンウェブ)  +3’08”

H.Moulinette
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