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2017/2/12 2:53

プロロード選手協会が公式にディスクブレーキ反対を表明へ

プロロード選手協会が公式にディスクブレーキ反対を表明へ:テスト期間再開へUCIと話し合った際の条件を業界が満たさず正式に反対表明へ、「性能の問題ではない、不必要なだけ」


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今シーズンボーネンとキッテルのクイックステップ・フロアーズの二人が使用して勝利を上げたことで俄然注目を浴びたロードディスクブレーキ、しかしここへ来てCPA(プロロードレース選手協会)が公式にUCIに対してディスクブレーキ反対を表明、それを公の場で宣言することとなった。

CPAでは所属プロ選手に聞き取り調査を行い、圧倒的大多数がディスクブレーキの使用に反対していることを確認、調査結果が昨年度と変わらなかったことを受けて正式にUCIへ「我々プロ選手はディスクブレーキのロードレースでの使用を望まない」と正式に反対表明をすることとなった。

今回その大きな理由の一つとなったのが、昨年度一度は禁止されたディスクブレーキの試験的解禁が再び2017年度から再開されるための条件を、UCIと業界団体が守らなかったことだ。CPAが再開の条件としていた3つの条件の内、今年の開幕までに守られた条件はたったひとつ(ローターのエッジを丸みを帯びた形状にすること)のみであり、残りの2つは守られることはなかった。まずCPA側が創傷と火傷防止対策として要望していたディスクブレーキローターカバーは一向に開発が進まなかったどころか、積極的な開発の声は殆ど聞こえてこなかった。

業界にとってはこのローターは実は大きな問題となっていた。一体これをフレームメーカーが開発するのか、それともパーツメーカーが開発するのかがはっきりしなかった上に、フレームメーカーとしてはせっかく空力を考えても、それを妨げるディスクローターカバーの存在は避けたいものなのだ。

『先行き不透明なロードディスク ©CTJP 』
そうしたこともあり全く進展しなかったディスクローターカバーに加え、CPAが条件としていた選手達が懸念しているディスクブレーキとキャリパーブレーキのブレーキング性能の差に関する議論は、一切行われなかった。ディスクブレーキは間違いなく制動力がある、その分ギリギリまでブレーキングをこらえることが出来るために、キャリパーとブレーキングポイントが変わってしまうのだ。それにより集団内でディスクブレーキとキャリパーブレーキが混在することは危険だと選手達は訴えてきた。安全性のためには0か100かで、全員が使うべきか、または全員が使わないべきかというのがベストだと言うことに対しての議論などがUCI主導のもとでは一切行われなかったのだ。

CPAの要望を無視して開始されたディスク試験期間再開、UCIが確約していた、CPA、AIGCP(プロチーム協会)そしてUCIの三者による 毎月の定例協議は1月末に行われた。しかしその会議の場で、CPAは選手達の声は相変わらず反映されておらず「解禁ありき」で議論が進められていることに対し明確に不快感を示した。その為CPAは公式にUCIに対して「ディスクブレーキ使用反対」を明確に意思表示、公の場で宣言することを決定するに至った。

ボーネンやキッテルの勝利でディスク解禁に追い風となるかに思われたが、結局はいつまでたっても選手側の声を聞かないUCIと業界に対し、選手側が明確に「NO!」を突きつける形になってしまったようだ。「ディスクブレーキの性能が悪いとか何だの問題ではないんだよ。ただ僕らプロ選手協会は総意としてディスクブレーキはプロロードレースでは必要ないと結論づけたんだ。」関係者はそう口にした。

今回のディスクブレーキ問題では、プロ選手が反対していることに対して一般が「プロ選手なんだから使うべき」などという声が多く聞かれるが、これを聞いた時に思い出したのは、日本プロ野球界で問題となった「飛ぶボール問題」だ。この時も選手側は反対したが、一般が「野球が面白くなるんだから使え」と言う言葉を多く投げかけたのだ。エンターテインメントである以上面白さを求める声が上がるのは当然なのだが、スポーツで優先されるべきは現場の声であるという大原則を忘れてはならない。

H.Moulinette
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