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2016/7/15 13:53

ツール・ド・フランス第12ステージ

ツール・ド・フランス第12ステージ:沿道の観衆がレースの妨げに!フルームがフレーム破損でゴール目指しバイク無しで走る珍事!審議で救済措置、ステージを制したのは逃げ男デ・ヘント


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ステージ優勝を遂げたトーマス・デ・ヘント(ロット・ソウダル)が山岳賞と敢闘賞も獲得して喜ぶその後方で行われた総合争いは、思わぬ形で水をさされる形となった。モトバイクが沿道の観衆が進路を塞いだだ為に急停車、そこへ逃げていたリッチー・ポート(BMC)、バウク・モレンマ(トレック・セガフレド)、そしてマイヨ・ジョーヌのクリス・フルーム(チームスカイ)が突っ込む形となり落車、ポートとフルームはバイクを破損、特にフルームは後続のモトバイクに突っ込まれたことでフレームが折れたことで走行不能となってしまった。思わず本能でバイクを捨てランニングでコースを駆け上がっていくフルーム、なんとかマビックのニュートラルサポートからスペアバイクを貰うがサイズが合わないとのペダルが合わず全く走れず断念、ようやく上がってきたチームカーよりバイクを受け取りゴールを果たしたが、一旦は置き去りにした総合上位勢に抜かれ、逆に大きくタイムを失ってのゴールとなった。


『フルーム、ポート、モレンマがまとめて落車 ©Tim D.Waele』

『フレームがポッキリ ©Tim D.Waele』
ゴール後長く審議が行われ、遅れを取ったポートとフルームら2人は、マシンが損傷せずゴールしたモレンマと同タイム扱いの救済措置が取られる形となり、最終的なタイムロスはない形でマイヨ・ジョーヌキープとなった。


『思わず壊れたフレームを持って走るがその後捨て手ぶらでラン ©Tim D.Waele』

『バルデらにパスされるフルーム ©Tim D.Waele』
このステージでは昨日の段階で強風によるモン・ヴァントゥーの短縮が発表され、またコースに予想を上回る観衆が集まっていることで警告を出していた。沿道の観衆に対しても選手たちの妨げにならないようにとのアナウンスが行われたが結局効果なし、沿道の観衆の一部は選手たちの応援よりもテレビカメラに向けて興奮をする状態もあり、結局この日前代未聞のマイヨ・ジョーヌがランニングでゴールを目指すという”事故”を引き起こしてしまった。


『まさかのランニングマン、フルーム ©Tim D.Waele』

『ニュートラルバイクが合わず ©Tim D.Waele』

『なんとかゴールを目指すフルームと、フルーの状況がわからなかったライバル ©Tim D.Waele』
「残り1kmを切って、モトバイクがいきなり急ブレーキをかけたんだよ。ポートとモレンマと僕3人共そこへ突っ込んでしまったんだ。自分のバイクが壊れてるのを見て”僕はバイクがない!”と思ったんだよ。無線でチームカーが5分ほど後方にいることが分かったから、そうなればもう走るしかなかったんだよ。」フルームはバイクがなくとも”走る”という選択肢が必然だった事を明かした。


『フルームは首を振りながらゴール ©Tim D.Waele』
「主催者判断は歓迎するよ。これが正当な判断だと思うし感謝しているよ。」フルームはそう語った。また最終判断がまたれる間、暫定的に総合リーダーとなっていたアダム・イェーツ(オリカ・バイクエクスチェンジ)が「こんな形で総合リーダーになったとしても嬉しくない。打倒な判断だと思うし、そうなってよかった。」と安堵の表情を見せた。


『三つ巴の勝負となった ©Tim D.Waele』

『鮮やかにライバル2人を置き去り勝利 ©Tim D.Waele』
ステージ優勝争いは激しい展開となった。2012年のジロ・デ・イタリア、ステルヴィオ峠で逃げ切り優勝を果たし総合3位を獲得した”逃げ男” デ・ヘントがセルジュ・パウエルス(ディメンションデータ)、そしてダニエル・ナヴァーロ(コフィディス・ソルーションクレジッツ)との3つ巴のバトルを展開、お互い仕掛けあい、抜きつ抜かれつ、順位がめまぐるしく入れ替わる展開となる。しかしやはり逃げに関してはデ・ヘントに一日の長があった。ペース配分と相手の体力を削る走りでまず追いついてきたナヴァーロを再び振り切り、そして最後はゴール前でパウエルスを突き放してステージ優勝を達成した。これにより一気に山岳賞ジャージも獲得、そして敢闘賞も奪い、まさにデ・ヘントのためのステージとなった。


『デ・ヘントが山岳賞を獲得 ©Tim D.Waele』
「今日は逃げに乗らないといけないと感じたんだよ。少数逃げで吸収されるか、大人数で逃げきれるか、という感じだったんだけど、直感が”行け!”って言っていたんだよね。今日の勝利は今まだ戦っているブロエックス(春先のレース中の事故で意識不明)に捧げるよ。彼は戦い続けてるし、一日も早く良くなってほしいね。」デ・ヘントは直感的な動きでグランツール2勝目を獲得、そしてチームメイトへの思いを語った。

178kmと短くなったステージは予想通り横風に苦しめられるステージとなった。まずはスタートと同時にデ・ヘントらを含む14人がアタック、そのままこの日の逃げとなる。この日の逃げは最大で18分差を超えるタイム差を稼ぎだし、逃げ切りがちらつき始める。


『飛び出した逃げの面々 ©Tim D.Waele』
横風でメイン集団は分断され、ワーレン・バーギル(ジャイアント・アルペシン)など数人が遅れを取る。そしてアルーはメカトラでバイク交換を余儀なくされ、何度となく先頭集団への復帰に脚を使わされる。人数を減らしながらも追走集団は逃げ集団に迫ってくるが、タイム差は8分とまだまだ縮まらない。逃げ切りが容認され、ペースが落ちたところでバーギルらが再び合流を果たし、主要な総合系メンバーは総合バトルへと突入する。

先頭はデ・ヘント、パウエルス、ナヴァーロの3人に絞られる中、追走の集団ではアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)がアタック、レースを撹乱する。そして今度はナイロ・キンターナ(モビスター)がアタック、しかしチームスカイのアシストがそれをきっちりと潰していく。ダニエル・マーティン(エティックス・クイックステップ)、ロマン・クロイツィゲル(ティンコフ)が遅れをとる中、遂にフルームがアタック、最初はポートとキンターナがついていくが、キンターナがまさかの脱落、代わりにモレンマが合流を果たす。


『フルームが救済措置で総合をキープ ©Tim D.Waele』
デ・ヘントがステージ勝利を果たす中、その背後ではフルームがポートらとともに落車に巻き込まれ、気がつけばフルームが手ぶらでランニングをする異様な光景が飛び込んできた。あまりの展開にデ・ヘントの勝利が霞んでしまったが、2012年に引き続き、デ・ヘントが難関山岳ステージでの逃げ切り、価値ある勝利を手にした。フルームら救済で、結果的には総合でタイム差が広がる結果となったが、事情が事情だけに流石に今回は誰も文句は言わないだろう。
ツール・ド・フランス第12ステージ
1位 トーマス・デ・ヘント(ロット・ソウダル)     4h31’51”
2位 セルジュ・パウエルス(ディメンションデータ)   +02”
3位 ダニエル・ナヴァーロ(コフィディス・ソルーションクレジッツ)   +14” 
4位 ステフ・クレメント(IAMサイクリング)   +40”  
5位 シルヴァン・シャバネル(ダイレクトエナジー)    
6位 バーテヤン・リンデマン(ロットNLジャンボ)   +2’52”
7位 ダニエル・テクレハイマノ(ディメンションデータ)    +3’13”
8位 セップ・ファンマルケ(ロットNLジャンボ)    +3’26”
9位 クリス・アンケル・ソレンソン(フォーチュネオ・ヴァイタルコンセプト)    +4’23”
10位 バウク・モレンマ(トレックセガフレド)    +5’05”

ツール・ド・フランス総合順位
1位 クリス・フルーム(チームスカイ)   57h11’33”
2位 アダム・イェーツ(オリカ・バイクエクスチェンジ)   +47”
3位 バウク・モレンマ(トレック・セガフレド)   +56”  
4位 ナイロ・キンターナ(モビスター)   +1’01”
5位 ロメイン・バルデ(Ag2R)  +1’15”
6位 アレハンドロ・バルベルデ(モビスター)   +1’39”
7位 ティージェイ・ヴァン・ガーデレン(BMC)   +1’44”
8位 ファビオ・アルー(アスタナ)   +1’54”
9位 ダニエル・マーティン(エティックス・クイックステップ)    +1’56”
10位 ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)   +2’11”

H.Moulinette
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