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2015/11/23 21:58

UCIシクロクロス第3戦コクサイデ

UCIシクロクロス第3戦コクサイデ:驚異の鉄人ネイスが完勝!新帝王ファン・アールトのやりたい放題はまだ許さん!若き世界王者ファン・デル・ポエルも怪我から復帰でいきなり表彰台を確保


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世代交代著しいシクロクロスのレースシーン、しかし長らくシクロクロス界に君臨し続けた鉄人スヴェイン・ネイス(クレランAAドリンク)は、39歳になった今もまだ衰えを見せない。復帰戦となった若き世界王者マシュー・ファン・デル・ポエル(BKCPコレンドン)、そして今や怖いものなしで勝利を量産する若き帝王ワウト・ファン・アールト(ヴァスゴエサービス・ゴールデンパレス)の最強2人を上回る走りをドロ地獄のコクサイデで披露、貫禄のガッツポーズを見せた。


『セクションをこなす技術に衰えなし (C)Tim D.Waele』
勝負は時の運というが、実力以外にも勝敗を分ける要因はたくさんある。しかしそれはあくまでも勝利へのスパイスであり、実質的な差ではない。だがいかにそういった自然状況を味方につけるかというのも強者の資質なのだ。コクサイデでは雨と寒さと風と泥、この4点セットを見事に我が物にしたネイスが、今シーズン初めてファン・アールトを直接対決で下してみせた。「まだ王座は譲らない、としながらも、今最強の男たちを倒せたのは気分爽快だね。」と語るネイスは、最終コーナーでファン・アールトに競り勝ち、親子ほどの歳の差対決を制した。


『ネイスが絶叫、鉄人が見せた勝利へのこだわり (C)Tim D.Waele』

『表彰台の中央に大ベテラン、両サイドに若き帝王と王者 (C)Tim D.Waele』
「今勝ちまくっている最強の男に勝てたのは爽快だね。彼は力もテクニックも全てを持ち合わせた素晴らしい選手だ。そんな彼に勝つには最後の200〜300mでの一発勝負、去年までなら考えもしなかった勝負方法だね。」進化する鉄人は、この勝利のために勝利の方程式をあえて変えたことを口にした。

そんなレースはいつもながらネイスがスタートから遅れる展開。スロースターターなネイスはエンジンい火が入るまでに若干の時間がかかることが多い。そんな中レースはこのレースが膝の怪我からの復帰戦となった世界チャンピオンの ファン・デル・ポエルとファン・アールトのデュオ、それに加えて数年前水性の如く現れてトップ選手の仲間入りを果たしたラース・ファン・デル・ハール(ジャイアント・アルペシン)の三つ巴の展開で進行していく。


『担ぎの技術も天下一品、それがネイスなのだ (C)Tim D.Waele』

『2人のバトルは最後まで続いた (C)Tim D.Waele』
しかしまだ本調子には程遠いファン・デル・ポエルと、好不調の波が大きい ファン・デル・ハールが徐々に脱落、3周目にはネイスが独走するファン・アールトに追いつく。完全に出遅れたもう人地のベテラン、ケヴィン・パウエルス(サンウェブ・ナポレオンゲームス)は追走グループを形成、諦めること無く前を追い続ける。4周目、5周目ではファン・アールトが揺さぶりを仕掛けるが、それに対しネイスは徹底して対応していく。しかし6周目でファン・アールトがパンクに見舞われると、展開は一変する。なんとか1周回を使いネイスに追いついたファン・アールトだが、そこにもうレースの主導権はなかった。


『ファン・アールトも今回ばかりはネイスに屈した(C)Tim D.Waele』

『フェンスも使ってクリアしていくのも技術 (C)Tim D.Waele』
最終周回に入りファン・アールとは再びアタックを敢行し、ネイスを振り落としにかかるがネイスは揺るがない。そして泥セクション手前のコーナーでネイスがインサイドを抑えて両者が並ぶと、そのまま横一列で泥の中に飛び込んでいった。誰もがファン・アールトの優位をうたがわなかったれーすだったが、最終コーナーを制したのはネイスだった。首をふるファン・アールト、今シーズン初めて力でねじ伏せられる形となった。ゴールで歓喜の絶叫をするネイスに対し、尊敬の念を込めて頭を下げる若き皇帝、まだまだシクロクロスはこれから面白くなっていくことを予感させた。


『泥だけではなく砂地も過酷 (C)Tim D.Waele』
レースは世界チャンピオンの証、ファン・デル・ポエルが結果的に表彰台を獲得、復帰戦にもかかわらず、その強さをきっちりと見せつけた。ファン・デル・ハールが4位、新たな才能、ローレンス・スウィーク(エラリアルエステート・ミュールプロテック)が5位に入った。双子のディーター、そして兄のヘンドリックと共に最強兄弟伝説を目指すローレンスの才能が今開花し始めている。

この結果でUCIシクロクロスの総合嵐も一気に僅差になってきた。ファン・アールトにネイスが肉薄、ファン・デル・ハールは少し離れ総合3位となっている。

UCIシクロクロス第3戦 コクサイデ
1位 スヴェン・ネイス(クレランAAドリンク)   1h02’39”
2位 ワウト・ファン・アールト(ヴァスゴエサービス・ゴールデンパレス)   +04”
3位 マシュー・ファン・デル・ポエル(BKCPコレンドン)   +1’06”
4位 ラース・ファン・デル・ポエル(ジャイアント・アルペシン)   +1’12”
5位 ローレンス・スウィーク(エラリアルエステート・ミュールプロテック)   +1’19”
6位 トム・ミーウセン(テレネット・フィデア)   +1’31”
7位 トゥーン・アールツ(テレネット・フィデア)   +1’34”
8位 ケヴィン・パウエルス(サンウェブ・ナポレオンゲームス)   +1’46”
9位 コーン・ファン・ケッセル(テレネット・フィデア)   +2’00”
10位 ジュリアン・タマルダスカス(エラリアルエステート・ミュールプロテック)   +2’06”

H.Moulinette
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