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2014/4/7 6:52

ツール・デ・フランドル 2014

ツール・デ・フランドル2014:長距離逃げだけが勝利の方程式ではない!熟成した勝負勘、カンチェラーラが残り300mからの4人スプリントを制し大会連覇で見事3度めのロンド制覇!


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天候の女神は雨を序盤だけ降らせ、選手たちをさほど困惑させることはなかったが、それでも落車とパンクのオンパレードのサバイバルバトルとなった今年のロンド・ファン・フランデーレン、キング・オブ・クラシックを制したのは、他ならぬ大本命、ファビアン・カンチェラーラ(トレック・ファクトリーレーシング)だった。好調の時見せる長距離逃げのような独走力は影を潜め、ライバルたちとの駆け引きを最後の最後まで繰り返した男は、ベテランならではの卓越した駆け引き術、そして修羅場をくぐってきた勝負勘を発揮、トム・ボーネン(オメガファルマ・クイックステップ)に並ぶ、ロンド3度めの栄冠を手にするとともに難しいと言われる大会連覇を達成した。


『ゴールでは感情が爆発、今シーズンは苦労した ©Tim D.Waele』
3度めにして最後のオウド・クワレモント、ここでついにカンチェラーラが動いた。前に逃げるのはグレッグ・ヴァン・アーヴェルマート(BMC)とスティン・ファンデンブルグ(オメガファルマ・クイックステップ)、そして今大会のもう一人の本命セップ・ファンマルケ(ベルキン)とともにスイス超特急は一気に1分あった差を縮めて吸収、そしてカルテットの逃げはそのままゴールまで続いた。追走の集団に頭数を残していたオメガファルマ・クイックステップ、その為ファンデンブルグは積極的にはローテーションに参加することはなかった。それでもカンチェラーラが入ったことで逃げのカルテットの速度は上がり、追走から飛び出してきた好調なデュオ、アレクサンダー・クリストフ(カチューシャ)とニキ・テルプストラ(オメガファルマ・クイックステップ)に追いつかれることはなかった。


『ようやくの表彰台の中央は、昨年に続く連覇 ©Tim D.Waele』

『有言実行、奥様に花束を ©Tim D.Waele』
数年前の圧倒的な強さを見せて以降、誰もがカンチェラーラを重点的にマークするため、思ったように動けないカンチェラーラ、それに加えて最高潮だった頃のあの独走力は今はない。しかしこの男にはどんなにもマークされようとも、勝利してきた経験が生み出す勝負勘が備わっていた。巧みにライバルたちに脚を使わせ、そしてアタックにもぎりぎりの所で反応するなど極力無駄な動きをしないという徹底ぶりを見せた。そして展開はまさかの駆け引きのまま残り300m地点まで来てしまう。そして自らの進路を大きく開けたカンチェラーラは満を持して加速、この残り少ない距離では一瞬遅れて加速した3人に勝ち目はもはや残っていなかった。


『悔しさにじませるファンマルケとヴァン・アーヴェルマート ©Tim D.Waele』

『カンチェの仕掛けは遅かった ©Tim D.Waele』
渾身のガッツポーズで歓びを爆発させるカンチェラーラ、苦心の末ようやく掴んだ今シーズン初勝利は何とキング・オブ・クラシックと言う派手な演出となった。2位にはヴァン・アーヴェルマートが、そして3位にはファンマルケ、4位にファンデンブルグが入ったが、皆一様にしてやられた、千載一遇のチャンスを逃した、という悔しさにあふれていた。

「後続とのタイム差だけが気がかりだったんだよ。捕まれば僕の勝利は潰えると確信していたからね。それほどまでに手強いメンツが揃っていたんだよ。実は家内に花束を持って帰るって約束していたから、勝ててホッとしているよ。」


『スタートの時はまだ誰もが意気揚々としていたが・・・ ©Tim D.Waele』

『ちょっとずつ削られていく体力 ©Tim D.Waele』
「クワレモントでは、ライバルを減らすためにふるい落としにかけないといけないことはわかっていたよ。でも実はその後のパテルベルグでは、脚がいっぱいいっぱいでもうあれ以上仕掛けられなかったんだよ。だからファンマルケやファンデンベルグと残るという選択肢は僕にとっては大きなギャンブルだったんだよ。アタックを仕掛けられた時に何度もちぎられそうになったし、かなりきつかったのは事実だよ。本当は単独でゴールしたかったんだけど、あの状況下ではあれがベストな選択肢だったと思っているよ。本当はかっこよくバイクをゴールラインで頭上に掲げたかったんだけどね。正直最後のスプリント勝負には負ける気がしていなかったんだよ。でもそれでもどうやって勝ったのかは自分でも覚えていないよ。ただ体が自然にそう動いたんだよ。何よりも連覇できたことが嬉しいね!」カンチェラーラは饒舌に語り続けた。


『沿道は黒山の人だかり、細いコースではこれが災いすることも ©Tim D.Waele』

『なにもないところでも落車頻発 ©Tim D.Waele』
今大会期待されたオメガファルマ・クイックステップ勢はボーネン、テルプストラなど4人が上位争いに絡みながらもそれぞれスタミナ切れで撃沈、そして好調に思われた怪童ピーター・サガン(キャノンデール)も徐々に蓄積する石畳の披露に後半一気にペースダウン、カンチェラーラのアタックに反応すら出来なかった。


『サガンもクリストフも必死の表情、これがきつさを物語る ©Tim D.Waele』


101年目、第98回を迎えた今大会は逃げが決まるまでにかなりの時間を要した。そしてテイラー・フィニー(ガーミン・シャープ)を筆頭とする11人の逃げが決まると、レースはようやく動き始めた。しかし集団では次々と落車が発生、狭いコースと荒れた路面は、接近戦をしている選手たちをより神経質にさせた。ルーク・ダーブリッジ(オリカ・グリーンエッジ)、ヨハン・ファン・スーメレン(ガーミン・シャープ)といった有力選手たちが路面に叩きつけられ、ファン・スーメレンなどは、激突してしまった沿道の女性と共にそのまま病院送りとなってしまった。そして優勝候補にあげられていたファンマルケも落車、逃げの集団は労せずタイムを広げていった。


『ファンマルケとカンチェの仕掛け ©Tim D.Waele』
しかしこのレースがこんな逃げ切りを許すほど甘くはない。集団は徐々に冷静さを取り戻し、一度目のクワレモントを超えるとどんどんとその差は縮まっていった。しかしこの後も落車は連発、ユルゲン・ルーランツ、トニー・ギャロパン(ロット・べリソル)スティン・デヴォルデル、ヤロスラウ・ポポヴィッチ(トレック・ファクトリーレーシング)、ルーカ・パオリーニ(カチューシャ)などビッグネームが次々と路面に叩きつけられた。デヴォルデルにいたってはなんと2度の落車に巻きこまれ、顔を歪めながら悔しさを爆発させた。


『デヴェニエンスはなんと2度も落車、アシストの役割も果たせなかった ©Tim D.Waele』
逃げを吸収した集団だが、レース後半7人を残したオメガファルマ・クイックステップ優勢かと思われた。しかしそう甘くないのがキング・オブ・クラシック、繰り返す石畳区間が選手たちの体力を容赦なく奪っていく。石畳区間ごとに削られていく人数、そして協調性もなくバラバラで展開するレース、もはや他人のことなどかまっているよりは、まずは自分が生き残ることが先決という状況が続いた。アタックもかかるがそれらも不発に終わり、レースはいよいよ有力勢に絞られていった。


『ルークマンスも根性を見せた ©Tim D.Waele』
そんな中今大会のエースを任され誰よりもモチベーション高く挑んでいるヴァン・アーヴェルマートがアタック、それにファンデンベルグが対応する。ファン・アーヴェルマートがほとんどの時間先頭を引く事になるのだが、この引きが強烈で後続の集団は追走を仕掛けなければいけない状況に追い込まれる。しかし誰も先頭を引きたがらない状況となり後続は混沌としていく。そしてタイム差がおよそ1分まで広がり、レースは飛び出した2人優勢になるかに思えたが、ついに最後のオウデ・クワレモントでカンチェラーラが動きを見せた。これにより他の有力勢は粉砕され、レースは一気にカンチェラーラ主導となっていった。


『4人での勝負は勢いではなく勝負勘に軍配が上がった ©Tim D.Waele』

『テルプストラとクリストフも奮闘 ©Tim D.Waele』
しかし超人と呼ばれるカンチェラーラを持ってしても、他チーム全てからマークされ続け、余計に脚を使わされてきた影響が出始めていた。ファンデンベルグのアタックに置き去りにされそうになるが、黙々とペダルを踏み続けなんとか喰らいついていく。そして残り1kmを切っても誰も動きを見せず駆け引きだけが続いた。ここでカンチェラーラはライバルたちも脚がないことを確信、自分の加速力が最大限に活かせる間合いまで勝負を引っ張る博打にでたのだ。他の3人が明らかにカンチェラーラをマークしていることを逆手に取り、逆に仕掛けることを先延ばしにし続けた結果、カンチェラーラはまんまと残り300mで個人TTばりのロケット加速で大会連覇を成し遂げてみせた。

とにかく今年のレースは落車が繰り返し発生、そして多くの沿道の観衆がそれに関与する形となってしまったのは残念だった。身を乗り出して選手たちを見たい気持ちはわかるが、自動車と同じ速度で走ってくる選手はあっという間に近づいてくる。気がついた時には接触、選手たちのみならず、時には観衆も巻き込まれたケースまであった。沿道の観衆もコースの一部とは言うが、やはりここ数年沿道の観衆との接触が増えている。双方にとって危険が及ぶこともあるだけに、見る側のマナーというのを今一度考えさせられる大会ともなった。

ロンド・ファン・フランデーレン2014
優勝 ファビアン・カンチェラーラ(トレック・ファクトリーレーシング)   6h15’18”
2位 グレッグ・ファン・アーヴェルマート(BMC)
3位 セップ・ファンマルケ(ベルキン)
4位 スティン・ファンデンベルグ(オメガファルマ・クイックステップ)
5位 アレクサンダー・クリストフ(カチューシャ)   +08”
6位 ニキ・テルプストラ(オメガファルマ・クイックステップ)   +18”
7位 トム・ボーネン(オメガファルマ・クイックステップ)   +35”
8位 ゲラント・トーマス(チームスカイ)   +37”
9位 ビヨン・ルークマンス(ワンティ・グルーブゴベール)   +41”
10位 セバスチャン・ラングフェルド(ガーミン・シャープ)   +43”

H.Moulinette
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