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2013/9/30 15:04

世界選手権2013 エリートロード

雨中のサバイバルレース、悪天候の世界選手権を制したのは今シーズン絶好調のルイ・コスタ!マッチスプリントで負けたホアキンは表彰台で悔し涙、ニーバリは落車もあり母国で4位に沈む!


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女心と秋の空、今年のイタリア世界選手権の勝利の女神は多くの男達を翻弄し続けた。今シーズン選手たちは何度となく泣かされてきた雨、悪夢とトラウマが多くの選手の心に巣食う中、雨上がりに空を彩る虹、アルカンシエルを目指して各国から集まった猛者たちの頂点に立ったのは、ポルトガルのルイ・アルベルト・ファリア・ダ・コスタだった。今シーズンのツール・ド・フランスの山岳で2度のステージ優勝を果たし一皮むけた男は、好調さをこの世界選手権でも維持し続け、ポルトガルに初にビッグタイトルをもたらした。


『ガチンコ勝負! ©Tim D.Waele』

『決着! ©Tim D.Waele』

『咆哮! ©Tim D.Waele』
周回コース最終ラップに入ると一気に人数が減ったこのレース、たったの4人となった中から残り5kmでまずはホアキン・ロドリゲス(スペイン)がアタック、優勝候補筆頭のヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)が懸命に追走をしかける中、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)はホアキンのために重しのようにニーバリの背後にピッタリとつける。そしてスペインデュオとニーバリの背後では、ルイ・コスタも虎視眈々と狙っていた。

そして残り1.5kmほど、Uターンコーナーで一気に加速したルイ・コスタはあっという間にニーバリとバルベルデとの差を開くと、どんどんとホアキンとの差を詰めていく。残り1kmを切り、単独で逃げていたために加速が鈍いホアキンに対して、脚を温存できたルイ・コスタの優位は明らかだった。追い付いてきたライバルに声をかけるホアキン、そしてそれに頷くルイ・コスタ、一気に2人はガチンコマッチスプリント勝負と流れこんでいく。先に仕掛けたのはルイ・コスタ、そしてそれに反応しスリップストリームに入ったホアキン、最後は並んでスプリントでゴールラインへと突き進んでいった。手を上げたのはルイ・コスタ、虹を掴んだ瞬間だった。


『思わぬ男がセンターに ©Tim D.Waele』
「このジャージを着るのは選手人生の目標だったんだよ。未だに僕がそれを手にしたというこの現実が信じられないよ。世界選手権は宝くじのようなもので、当たりハズレがあり、運も左右するんだよ。前半3時間のあの雨で戦況は大きく変わったし、常にアップダウンが続ききつかったよ。僕自身前半は本当に調子が悪かったんだ、でも雨も上がり、最終周回では一気に調子が良くなったんだよ。そこからはゴールまでの状況が手に取るようにわかったんだよ。どこでアタックをしてホアキンへの追走を仕掛けるか、そしてどこで賭けに出て彼との勝負をするかもね。まあイタリアとスペインの一騎打ちになるだろうこともわかっていたから、最後はまさに自分が思い描いていた通りの展開だったよ。でもまさか勝てるとまでは思っていなかったよ。これからゆっくりと余韻に浸って、このアルカンシエルの重みを味わうよ。」そう語るルイ・コスタ、全ての運は彼の周りを回っていたようだ。


『泣くなホアキン! ©Tim D.Waele』
「何万回と同じシナリオをやっても、勝たなければ意味が無いんだよ。勝利が全てなんだよ。そして僕は勝てなかった。バルベルデも僕も十分すぎるくらいの立派な勝利を積み重ねてきたけど、でも唯一欠けているのがこの世界チャンピオンの称号だったんだよ。喉から手が出るほど欲しかった、でも届かなかった。最後の”運”を僕は持ち合わせていなかったんだろうね。」

「リスクを犯さなければ勝てないことくらいはわかっていたよ。ニーバリは母国だし下りも得意、でも彼には前半の落車の影響があったんだろうね。後半の下りでは精彩を欠いていたよ。レース展開と路面状況のお陰で上手く後続との差は広げられたけど、ルイ・コスタが一気に追い付いてきたから、彼と心理戦をしようと思ったんだけどね。彼は自信に満ち溢れていて一切揺るがなかったよ。お互いの手の内もわかっていたし、完全に彼にしてやられたよ。」悔し涙を流したホアキンはそうレースを振り返った。


『美しき雨のイタリア、しかしサバイバル決戦となった ©Tim D.Waele』

『バルベルデは3位を獲得 ©Tim D.Waele』
バルベルデはニーバリとのレースを制して3位表彰台を獲得した。先行したホアキンのために動いたバルベルデだったが、自身もかなり一杯一杯で、ルイ・コスタが仕掛けた時には動くことができなかったと明かした。「モビスターのチームメイトだからルイ・コスタが危険なのはわかっていたよ。」そう語ったバルベルデだが、これで所属チームのモビスター(スペイン)はなんとルイ・コスタとベルベルでワン・スリー、スペインとしてはホアキンとバルベルデでツー・スリーとスペインにとっては最高の世界選手権となった。


『痛恨の落車、これが明暗を分けた ©Tim D.Waele』
「落車をして無駄な労力を使ってしまったよ。調子が良かっただけにあれだけが悔やまれるね。スペイン勢には散々振り回されたけど、結局彼らは勝利できなかったからね。あれは作戦ミスだね。」ニーバリは自らの不運を残念がるとともに、スペイン勢に恨み節も口にした。

雨の中始まったレース、前半で逃げを決めたのは好調ポーランド勢の一角バルトス・フザルスキーを中心とした5名、中には聞いたことのないアフリカのチュニジアの選手も混じっている。このような選手たちの活躍が見れるのも世界選手権の魅力であり、多くの選手にとっては自分を売り込む大チャンスだけに眼の色が違う。


『どしゃぶりの雨の中で ©Tim D.Waele』

『この後ウランは宙を舞った ©Tim D.Waele』
レースが市街地周回コースに入ると集団では大きな落車が発生、雨の路面の餌食になる選手たちが続出し、優勝候補の一角だったダニエル・マーティン(アイルランド)、ブエルタを制したクリス・ホナー(アメリカ)などもその犠牲となった。

母国開催の意地を見せたいイタリアは、ニーバリを勝たせるためにレースをコントロールし、かなり早い展開でレースは進んでいく。このペースに絶えられずに優勝候補の王者アルベルト・コンタドール(スペイン)、今年のツール覇者クリス・フルーム(イギリス)が脱落し、レースは一気にサバイバルの要素が強くなっていく。


『ホアキン懇親のアタック!あと一歩だったが・・・ ©Tim D.Waele』

『痛手を負ったニーバリ奮闘 ©Tim D.Waele』
先頭ではフザルスキーが好調に逃げ続けるところにジョバンニ・ヴィスコンティ(イタリア)が合流するが、集団では残り2周でなんとニーバリが落車、道路脇で座り込むその姿に彼のレースは終わったかに思えた。しかし沿道の声援にもう一度バイクにまたがると、集団を猛追する。ここで余計な体力を使ってしまったことが最後に響いたが、しかしながらプロとしての意地と根性を感じさせてくれた。そしてそのニーバリは集団に復帰をすると、最終ラップではさらに自らを追い詰めるかのようにアタックを仕掛ける。まずそれに追走をしかけたのがホアキン、そしてそれに続きバルベルデ、ルイ・コスタに続いてリゴベルト・ウラン(コロンビア)も合流するかに見えたが、なんとここでコーナーでオーバーランをしたウランが宙に舞ってしまう。


『新会長クックソン初仕事 ©Tim D.Waele』
僅か4人、これがこのレースの表彰台を狙う事を許された猛者たちだった。2枚の選手を残したスペイン有利かと思われたが、その2枚をも利用したルイ・コスタのクレバーな走りが、彼の頭上にワールドチャンピオンという称号をもたらした。

途中バイク交換をしたピーター・サガン(スロバキア)は6位、連覇を目論んだフィリップ・ジルベール(ベルギー)は9位、優勝を狙っていると公言し注目されたファビアン・カンチェラーラ(スイス)は10位に沈んだ。

それぞれの今年の集大成を発表しようとした面々だったが、それぞれの明暗がくっきりと別れた世界選手権、ロード秋の陣となった。

世界選手権2013 エリート・ロード
金メダル ルイ・アルベルト・ファリア・ダ・コスタ(ポルトガル)   7h25’44”
銀メダル ホアキン・ロドリゲス(スペイン)
銅メダル アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)   +17”
4位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア) 
5位 アンドレイ・グリヴコ(ウクライナ)   +31”
6位 ピーター・サガン(スロバキア)   +34”
7位 サイモン・クラーク(オーストラリア)
8位 マクシム・イグリンスキー(カザフスタン)
9位 フィリップ・ジルベール(ベルギー)
10位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス)

H.Morine
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