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2013/9/18 4:20

Horner Legend

クリス・ホーナー伝説、ブエルタを制した男、かっこいい親父はやっぱり一味違う、怪我した選手と壊れた自転車を載せてのヒルクライムでの二人乗りゴール!


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”お父さんが現役で走っているって言えるのがカッコイイんだ”、その言葉を胸に現役を続け、そしてグランツール制覇という大仕事を成し遂げ、クリス・ホーナーは子どもたちの永遠のヒーローとなった。そんな鉄人親父は、子どもたちだけでなく、他の選手達や自転車ファンにとってもヒーローだった!


『ただいま選手をゴールまで搬送中〜 ©HS』
2008年、当時移籍1年目のアスタナで粗野ながら素朴でわかりやすい感情表現から、”スマイラー”と呼ばれ親しまれていたクリス・ホーナーは、チームが前年度のドーピング問題の不祥事のせいでツール・ド・フランスに招待されなかった為に、母国アメリカのローカル・ステージレース、カスケード・サイクリング・クラシックに出場していた。当時チームのエースだったリーヴァイ・ライプハイマーのアシストとして出場したこのレースの第5ステージで、沿道の観衆は今まで見たこともない光景を目の当たりにすることとなった。なんとゴールへと続く上りを、いつもの様に腰を上げて軽快にダンシングするホーナーの背後に、自転車を担いだ選手が乗っているのだ!

ゴールまで残り2kmの地点、ライプハイマーのアシスト終えたホーナーは、落車をし怪我を負いバイクを大破していたビル・ディーモンに、「ヘイ・ユー!乗っていけよ!」と言うと、彼をサドルに座らせてペダリングを始めた。当然ロードバイクは荷台などついているわけもない。そう、なんとホーナーは怪我をしていた選手を途中で拾い、二人乗りでヒルクライムでゴールを目指し始めたのだ。総合優勝争いはしていないとはいえ、一流プロ選手がレースシーンでとったこの行動は、プロとして以前に、選手も人間であるのだということを強く印象付けてくれた。

絶対的に強いという印象よりも、ツボにはまればバカみたいに調子がいい、そんな波のある選手ではあるが、普段のコメントも含めてレース内外では常にエンターテイナーである。全てがアメリカンジョークで出来ているような面白い男は、今回のブエルタでは、そんな個性的な選手生活の集大成を見せてくれた。記憶にだけではなく、きっちりと記録にも残る選手として超一流であることを証明した。

こんな珍プレイを、本能の赴くがままに行い、そして子供のヒーローであるために現役を続け、史上最高齡でのグランツール制覇、選手としても、父親としても、そして一人の人間としても、どこまでいってもやはりホーナーは伝説を作る男だ。

H.Morine
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